3泊4日のクルーズが36,800円〜!海の上のイタリアを満喫。 気軽にクルーズ船の旅が楽しめる〈コスタネオロマンチカ〉乗船記。-前編- LEARN 2019.10.07

一度はしてみたい、クルーズ船の旅。そんな憧れの船旅も、実はお手頃価格で気軽に楽しめるのはご存知ですか?今回はイタリア客船〈コスタクルーズ〉の日本発着船〈コスタネオロマンチカ〉に金沢から乗船し、鳥取県の境港、韓国・釜山経由で福岡へ。気になるクルーズ船の全貌をご紹介します!後編の記事はこちらをご覧ください。

イタリア客船の日本発着船〈コスタネオロマンチカ〉とは?

コスタネオロマンチカ

1854年にイタリアで創業したヨーロッパ最大のクルーズ会社、〈コスタクルーズ〉。この〈コスタクルーズ〉が所有するワンランク上の客船「ネオコレクション」シリーズの一つが〈コスタネオロマンチカ〉です。

コスタネオロマンチカ

総トン数57,150トン、最大乗客定員数1,800人、全長220.6m、全幅30.8m、乗組員622人ととんでもない大きさのクルーズ船です。

6つのレストランと6つのバー&ラウンジ、スパやプール、カジノなども完備!

コスタネオロマンチカ

船内には、6つのレストランと6つのバー&ラウンジ、4,400 m2 という広大なスパエリア、プールやカジノなどを完備。まるでモダンなホテルに滞在しているかのような空間が船内に広がります。

コスタネオロマンチカ

〈コスタネオロマンチカ〉の魅力は何と言っても、お手頃価格で気軽にクルーズ船の旅が楽しめること。移動費や宿泊費、フルコースディナーなどの食事に日替わりのショーやパーティー、プールやジャグジーに、体験イベントやルームサービスの朝食など、全てクルーズ代金に含まれたオールインクルーシブスタイルです。

12月25日まではmy first costa割を実施しており、沖縄アイランドホッピングも楽しめる3泊4日のクルーズが36,800円〜などリーズナブル。また大人二人と同室の13歳未満の子ども2名までクルーズ代金無料、大人一人と13歳未満の子ども一人なら子ども料金は無料になるなど、家族旅行にも優しい価格設定なんです。

金沢港から出航し、境港へ。

コスタネオロマンチカ

今回私が乗船したのは石川県金沢発、鳥取県境港と韓国釜山に経由し、福岡に到着する3泊4日のクルーズ。

金沢港へは金沢駅から専用のシャトルバス(500円)に乗って、約15分ほどで到着します。

クルーズ船の最終乗船時間は夕方のため、それまで北陸の海鮮料理を満喫したり、金沢の観光地を巡ったりするのも良さそうです。

コスタネオロマンチカ

乗船する船内の内装に感動!「Italy at Sea」というコンセプトの通り、イタリアな雰囲気を感じられます。

窓の外は海!海側キャビンの客室に宿泊。

コスタネオロマンチカ

今回宿泊した客室は、海側キャビンクラシック。

ベッドサイドの丸い窓が可愛い!
ベッドサイドの丸い窓が可愛い!

シングルベッドが二つ設置されていて、ベッドサイドにはまあるい窓が。航海とともに移りゆく美しい海を客室にいながらにして眺めることができるなんて、とっても贅沢ですよね。

コスタネオロマンチカ

客室にはテーブルやテレビが設置されているほか、保安上必要な救命胴衣も格納。ドライヤーなタオルなど必要な備品はだいたい完備されている上、金庫や電気ケトルにティーバッグなどのミニバーが用意されているのも嬉しかったです。ちなみにコンセントは日本のものでも対応できる形ですので、スマートフォンの充電なども問題なく行えました。

コスタネオロマンチカ

シャワールームはこんな感じ。一部屋に一つずつ洗面台とトイレ、シャワーがあるのはありがたいですね。

コスタネオロマンチカ

ちなみに客室に最初に入室した際、ベッドの上に客室の鍵兼クルーズ中の精算用カード兼身分証明書として使える「コスタカード」や、寄港地でのツアー案内、来シーズンのクルーズ船案内、船内新聞の「Today」など必要書類が置いてありました。

毎晩客室に届けられる船内新聞「Today」には、安全情報からイベ
ントの予定、サービスの営業時間など、クルーズ中に必要なあらゆる情報が掲載。常にこちらで情報をチェックしながらクルーズを楽しむのがおすすめです。

ちなみに初日は保安上必要な防災訓練の参加が必須。こちらを受けてから船内を散策しましょう。

レストランが豊富!初日はフルコースディナーを堪能。

メインレストランの〈ボッティチェリレストラン〉。
メインレストランの〈ボッティチェリレストラン〉。

船内にはさまざまな料理が味わえる豊富なレストランが!初日の夜はゆったりと座ってフルコースディナーを楽しめるレストラン〈ボッティチェリレストラン〉に行ってみました。こちらはクルーズ代金込みの値段で利用できます。ちなみにディナーは二部制で、私は20:00〜の回でした。

コスタネオロマンチカ

メニューは毎日来ても飽きないよう、毎日変わります。店頭にメニューのサンプルが設置されているので、どれを食べるか選んでから入店するのもいいですね。

初日のディナーで登場した前菜。
初日のディナーで登場した前菜。

メニューは前菜だけでも2〜3種類あるなどラインナップの豊富さが魅力!前菜、スープ、肉料理・魚料理、パスタやごはんもの、チーズ、デザートなどお好きなものを好きなだけ注文することができるなんて、贅沢ですよね。しかも一人ずつ、できたての温かい状態で運んできてくれるんです。

コスタネオロマンチカ

ちなみにクラシックキャビン宿泊者は、ドリンク@ミールドリンクパッケージが付帯。食事の際に限られたレストラン・時間中
のみ、グラスで提供するソフトドリンク、ドラフトビール、イタリアンハウスワイン赤・白など特定のドリンクが飲み放題ということで、この日はまずスパークリングワインで乾杯してみました。

肉料理。
肉料理。

ウェイターなどのクルーは95%が外国人のため、やりとりには簡単な英語が必要なこともありますが、メニューなど全て日本語表記がしてあるため、注文も簡単。

この日はボロネーゼパスタをチョイス。
この日はボロネーゼパスタをチョイス。

イタリア船ということで、パスタメニューも豊富!スパゲッティだけでなくタリアテッレやリングイネなど、日替わりでさまざまなパスタメニューが揃っていました。

コスタネオロマンチカ

チーズには赤ワインを追加注文したり、美味しい料理があれば、同じものを再注文したり、好きなものを好きなだけ、テーブルサーブで楽しめるというのは本当にありがたかったです。

コスタネオロマンチカ

デザートも数種類用意されているので、ついつい目移りしてしまいました!

ちなみに船内には無料の〈ボッティチェリレストラン〉とブッフェレストラン〈ジャルディーノ〉のほか、午後の時間や深夜にサンドイッチやドーナツなど軽食を用意しているほか有料で〈一風堂〉のラーメンが食べられる〈グリルカプリ〉も。

また、ワンランク上の食事や特別な夜を過ごしたい日のために有料レストランも完備。ステーキハウスの〈ラ・フィオレンティーナ〉、ミシュラン三ツ星シェフ監修のイタリアンレストランの〈リストランテ カサノバ〉、ピッツァ職人が本格的な石釜でピッツァを焼きあげる〈ナポリピッツァ〉などがあるので、シーンに合わせて選んでみるのも良さそうです。

夜はショーやダンスパーティーなどエンタテイメントが目白押し!

専属ダンサーズと歌手によるショー。
専属ダンサーズと歌手によるショー。

料理もクルーズ船の醍醐味ですが、ショーやパーティーも見逃せません!

船内には〈Cabaret Viennna〉と〈Grand Bar Pizza Italia〉と二つのバーラウンジがあり、世界各国から集結したパフォーマーたちによるショーが毎晩さまざまなプログラムで開催されています。

アクロバティックなラテンダンスショー。
アクロバティックなラテンダンスショー。

専属ダンサーズと歌手によるショーや、イタリア人オペラ歌手が歌い上げるオペラの名場面やミュージカル、ラテンダンスショーなど、豊富なエンタテイメントショーが用意されています。

オプションでお酒を注文しソファで飲みながら、ゆったりと華やかな夜が過ごせました。

テーマナイト別のドレスコードで非日常感を満喫!

コスタネオロマンチカ

クルーズ中には船長主催のガラ・パーティなど、フォーマルなドレスコードで楽しむイベントも盛りだくさん!男性はスーツ、ジャケット+ネクタイ、ハイカラーシャツ、和服、女性はイブニングドレス、ワンピースやツーピース、和服などで着飾り、とっておきの夜を楽しめますので、ぜひフォーマルな服装も持参を。

初日のドレスコードは「仮面」。専属ダンサーズとゲストが一緒にダンスすることができるダンスパーティーでは、仮面を身につけドレスアップした方々が夜更けまで踊り明かしていました。

カジノスペースで大人の夜遊びを。

コスタネオロマンチカ

外国客船ということで、船内にはカジノスペースも完備。ルーレットやポーカー、スロットマシンまで豊富に揃うほか、夜中にはビンゴやパラダイスロトなども行われて、大いに盛り上がりを見せていました。

海外のカジノラウンジさながらのロケーションで、非日常な大人の夜を満喫するのも良さそうです。

初めてのクルーズ船の旅にテンションが上がりっぱなしの私。後編では寄港地や日中の船内での過ごし方などをご紹介していきます!後編の記事はこちらからどうぞ。

〈コスタネオロマンチカ〉
公式サイト

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