〈横浜DeNAベイスターズ〉選手など。 おすすめデートスポットも多数!ハマっ子7人に聞いた「横浜が私たちを惹きつける理由」。 LEARN 2019.04.14

吉祥寺・恵比寿を抑え、今年“住みたい街ランキング”トップに輝いた横浜。ただ便利なだけじゃない、ここにしかないロマンティックな魅力を、老舗パン屋の店主や地元球団選手、ミュージシャンまで、ハマっ子の7人に聞きます。

〈ホテルインターコンチネンタル 東京ベイ〉パティシエ・飯岡奈々さん「公園の緑と港の景色、海から吹く風に癒される。」

横浜 臨港パーク

横浜の海沿いには気持ちのいい公園がいくつもある。「中華街など観光地に近い山下公園が有名ですが、私たちハマっ子はみなとみらい駅近くの臨港パークによく行きます」とパティシエの飯岡奈々さん。大学まで横浜で過ごした飯岡さんには、高校生の時に臨港パークで合唱祭の練習をした大切な思い出も。「海のすぐ近くまで原っぱが広がっていて、海から吹く風と景色が相まって心地いい。観光客も少ない隠れたオススメスポットですね」

飯岡奈々/横浜市出身のパティシエ。横浜市立南高校の調理部でスイーツに目覚め、辻調フランス校への留学などを経て〈ホテルインターコンチネンタル 東京ベイ〉に勤務。

〈ウチキパン〉工場長・打木 豊さん「昼とは違う大人の楽しみ、野毛や本牧でお酒をたしなむ。」

横浜 都橋商店街

「横浜の夜はどうしても夜景のイメージが強いけど、野毛や本牧のはしご酒も楽しんでほしいです」とは、〈ウチキパン〉の打木豊さん。「大衆居酒屋の並ぶディープな都橋商店街は、歴史があってほかの街にはない雰囲気。横浜に遊びに来た人を連れて行くと、『こんな景色もあるのか!』と喜ばれます。野毛のあたりは新しいお店も増えてきて、この10年ほどで一気に女性も入りやすくなりましたよ。バーなら、元アメリカ軍居住地の本牧エリアがオススメです」

打木 豊/1888年に元町で創業した〈ウチキパン〉を営む打木家に生まれ、現在は工場長を務める。今や地元だけでなく全国にファンを持つ老舗ベーカリーの担い手だ。

〈横浜DeNAベイスターズ〉外野手・乙坂 智さん「野球部のみんなで集まった喫茶店が思い出の場所。」

横浜 喫茶店

横浜DeNAベイスターズで活躍する乙坂智選手は、横浜高校出身。野球のそばには、いつも横浜の景色がある。「高校時代には、みなとみらいに映画を観に行ったり食べ歩いたりしていました。今は、遠征帰りの運転中に高速道路から横浜の夜景が見えてくると『帰ってきたんだな』と実感します。横浜は僕にとって安心する場所でもあるけど、やっぱり綺麗でおしゃれ。野球部のみんなでよく集まった喫茶店も思い出深い場所です」

乙坂 智/横浜市出身。高校野球の名門、横浜高校で活躍した後、横浜DeNAベイスターズへ。入団8年目を迎えた現在は外野手としてチームを支えている。愛称はニコ。

〈STAR JEWELRY〉広報・梅次紫穂さん「港町・横浜の歴史が息づく建物や洋館がステキです。」

横浜 赤レンガ倉庫

「小さい頃から父と何度も横浜デートをしたことが、一番の思い出です」と話す〈STAR JEWELRY〉の梅次紫穂さん。元町で働く梅次さんは、レンガ造りの建物や洋館にロマンを感じるそう。「横浜の建物はこの街ならではの独特な『におい』を作っていると思います。ほかの街にはマネできないし、新しく作ることもできないものだから。それを大切に生かして街づくりしているところが好き。人や物が行き交った港の歴史が窺えて、感慨深いものがあります」

梅次紫穂/元町に本店を構える老舗ジュエリーブランド〈STAR JEWELRY〉広報。「大人になってから、野毛の良さが身に染みてくるばかり。野外で飲むのも楽しいです」

「クレイジーケンバンド」ボーカル・横山 剣さん「港の文化を持つ横浜の夜はどこか刹那的でロマンティック。」

横浜 夜景

自身が率いる「クレイジーケンバンド」の楽曲でも地元・横浜の景色を数多く歌うほど、横浜を愛してやまない横山剣さん。その魅力はどこに?「横浜は港町ということもあって、さまざまな人が流れ着く。その結果として時代時代で、街の表情が違いますよね。今は昔より治安も良く、デートにもってこい。特に大さん橋から見える夜景は外せないでしょう。赤レンガ倉庫や、ベイブリッジが見えたりして。夜の海風に吹かれながら見る景色は格別ですよ」

横山 剣/横浜市出身&在住の歌手、作曲家。ボーカルを務める「クレイジーケンバンド」のデビュー20周年を飾るアルバム『GOING TO A GO-GO』など。

〈モーション・ブルー・ヨコハマ〉アーティストアテンダント・阿部未来美さん「海上から眺める横浜の夜景。もっと輝いて見えるはず。」

横浜 夜景

赤レンガ倉庫にあるライブレストラン〈モーション・ブルー・ヨコハマ〉で働く阿部未来美さんにとって、横浜の海は日常の景色。「横浜の隣町・大和で育った私には海があると落ち着くし、港のあたりは空が開けていて心地いい。見慣れた海でも、船の上から眺めてみるとまた違った印象です。天気のいい日にクルーズするのがとても気持ちいいですよ。まだ経験はないけど、ディナークルーズは憧れ。ハマっ子自慢の夜景も、海から見てみたいですね」

阿部未来美/〈ブルーノート・ジャパン〉が手がけるライブレストラン〈モーション・ブルー・ヨコハマ〉のアーティストアテンダント。横浜の夜景が通勤経路。

モデル、タレント・ほのかさん「浜風に吹かれて観戦!球場までの散歩も素敵です。」

横浜スタジアム

ベイスターズファンのほのかさんは、野球観戦をしに横浜をよく訪れる。ドライブで夜景を眺めたり、アメリカ山公園の芝生でのんびりくつろいだりと、横浜スタジアム周辺の散歩もオススメだそう。「屋根のない横浜スタジアムは、浜風に吹かれるのが気持ちいい! 応援に汗を流した後は、〈洋風居酒屋 トントス〉へごはんを食べに。ベイスターズファンや地元のお客さんでにぎわっていて、横浜話で盛り上がります。アットホームな雰囲気で居心地がいいですよ」

ほのか/1996年生まれ。神奈川県出身のモデル、タレント。野球場でビールの売り子をしていた頃から人気を集め、「可愛すぎる売り子」として芸能界デビュー。FMヨコハマで番組を担当。

(Hanako1163号掲載/photo : Kenta Aminaka (Ken Yokoyama), Yuko Moriyama (Yutaka Uchiki) illustration : Maori Sakai text : Kahoko Nishimura)

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