憧れの老舗パールジュエリーブランド〈MIKIMOTO〉。定番&新作ピアスもチェック。
2019.10.11

シリーズ「大銀座老舗手帖」 憧れの老舗パールジュエリーブランド〈MIKIMOTO〉。定番&新作ピアスもチェック。

戦前より、東京随一の高級繁華街として国外でも名高い、大銀座エリア。近年は新しい商業施設が増え、街の景色や訪れる人にも変化がありますが、昔から愛され続けている老舗が、いまもなお、数多く軒を連ねています。今回は、100年以上続く老舗パールジュエリーブランド〈MIKIMOTO〉が守り続ける伝統と新しい挑戦を感じさせる魅力的な品をご紹介。

編集部 / Hanako編集部

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伝統を受け継ぎながら、時代の空気をもまとうパールジュエリー。

〈ミキモト〉が〈御木本真珠店〉として銀座に出店したのは1899年のこと。1893年に世界で初めて真珠養殖に成功した創業者の御木本幸吉が、日本初の真珠専門店は国内の西洋文化の中心地である銀座以外に考えられないと、今の4丁目の並木通りに店を構えた。その後晴海通りに移転、1906年に現在の本店の場所に。和風建築が並ぶ通りに立つ白い洋館の店舗はひと際目を引き、外国人やハイクラスの人々が足を運んだという。

その後すぐ社内に図案室を設けて、専属のジュエリーデザイナーを採用。デザイナーやクラフツマンをヨーロッパへ派遣し、西洋の宝飾品制作の研究を進めた。そこで得たものと日本の技術が融合し、まったく新しいジュエリーが誕生。これを端緒に、現在まで受け継がれている「ミキモトスタイル」が確立された。

〈ミキモト〉のジュエリーに欠かせないのが、一つとして同じもののないアコヤ真珠の個性を見極め、色や形、光沢ごとに選別する工程。全体が調和のとれた輝きになるよう真珠を入念に並べ直すマッチングや、ミル打ち(鏨たがねで地金の縁に連続した粒を彫刻する)、ケシ定め(極小の真珠を地金に隙間なくセット)という技術、面相筆(極細の毛筆)で描かれるデザインも不可欠だ。現在は、約20名のデザイナーが何枚ものラフを描き、採用されたものを面相筆で清書。そこで生まれたデザインは伝統を感じさせつつ現代の空気をまとうものに。スタンダードなものから新しい感覚のデザインまで、伝統と新技術の結びつきで制作し、世に送り出す。自然から生まれ育ったパールを最も美しく輝かせるジュエリーにして。

変わらないもの アコヤ真珠の一粒ピアス(右)

スタンダードな一粒タイプのピアス。ポストとキャッチだけのシンプルなデザインがパールの魅力を存分に引き出す。パールの大きさによって価格設定が変わり、写真は直径が約7.25㎜のタイプ。(アコヤ真珠・WGK18)60,000円

新しいもの アコヤ真珠×シルバーのピアス(左)

モダンなフォルムに浮遊するようにパールが一つ。数字のゼロをモチーフにしたフューチャリスティックな形は、無限や宇宙という概念を表す。パールの直径は約6.75㎜。(アコヤ真珠・シルバー)83,000円※11月8日発売予定

〈MIKIMOTO〉

1~3階はピアスやペンダント、4~6階はパールネックレス、ブライダルのフロア。7階はイベントスペース。

〈MIKIMOTO 銀座4丁目本店〉
■東京都中央区銀座4-5-5 
■03-3535-4611 
■11:00~19:00 無休

(Hanako1177号掲載/photo : Nao Shimizu text :Akane Watanuki edit : Seika Yajima)

【お知らせ】Hanako.tokyoでは基本的に本体価格を掲載しておりますが、2019年10月1日の消費税率改定以前に取材・掲載した記事にある(税込)表記の金額については、旧税率での掲載となっております。ご了承下さい。

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