ハズさないおいしさも人気の理由。 ゆったりランチタイムを満喫できる。【鎌倉】人気カジュアルイタリアン3軒 FOOD 2019.04.14

近年、観光やグルメだけでなく、そのゆるやかな空気感で人気の鎌倉。そんな鎌倉には、肩肘張らずに楽しめる名店がいっぱい!今回は、人気カジュアルイタリアン3軒をご紹介します。

1.〈Osteria Comacina〉テラスも快適な新店でも、質実剛健なイタリア料理は健在。/小町

晴れた日はテラス席も好評。
晴れた日はテラス席も好評。
木目が基調の店内。
木目が基調の店内。
カウンターも備えた店には1人客の常連も多数。「毎回必ず同じメニューを注文される方も多いから、どの料理もやめられなくて」と亀井シェフ。
カウンターも備えた店には1人客の常連も多数。「毎回必ず同じメニューを注文される方も多いから、どの料理もやめられなくて」と亀井シェフ。

「偶然いい物件に出会ってしまって……」と笑うのは亀井良真シェフ。厨房にはピザ窯も備え、メニューもさらに充実した。とはいえ「うちは食堂だから」と、開店当時から変わらない名物も健在。

レモンクリームのパスタ1,200円。シンプルなので、あえて噛み応えのある太麺を使用。
レモンクリームのパスタ1,200円。シンプルなので、あえて噛み応えのある太麺を使用。

「レモンパスタ」や「アオリイカのカルパッチョ」などの定番料理は「飾りの分の予算もメイン食材にかけた方が喜ばれるから」の心から生まれたもの。

アオリイカのカルパッチョ1,000円。鎌倉野菜などグリーンリーフを敷いた上にアオリイカを載せ、白バルサミコで仕上げ。
アオリイカのカルパッチョ1,000円。鎌倉野菜などグリーンリーフを敷いた上にアオリイカを載せ、白バルサミコで仕上げ。

茹でただけ、切っただけというシンプルな皿が、抜群のおいしさを醸し出す理由はここにある。

デザートの定番ババ500円。イタリアの高級ブランデーを惜しみなく使った大人の味。
デザートの定番ババ500円。イタリアの高級ブランデーを惜しみなく使った大人の味。

(Hanako特別編集『最新鎌倉 おいしいものと、花の寺めぐり。』掲載/photo:Shin-ichi Yokoyama text:Kimiko Yamada)

2.〈cucina italiana ACCI〉庭を愛でながら食事を楽しめるとっておきの隠れ家へ。/二階堂

鎌倉 cucina italiana ACCI

鎌倉宮と覚園寺を結ぶ道沿いの一軒家。切り盛りするのはトスカーナなどで7年修業した、経験豊富な梶川厚士シェフ。少々離れた場所にあるものの、リピーター客が後を絶たないのは、食材の滋味深さを生かした繊細な味付けがどれも絶妙だから。

ランチAコース1,800円。前菜盛り合わせ、パスタ、ドルチェにドリンクとパンも。
ランチAコース1,800円。前菜盛り合わせ、パスタ、ドルチェにドリンクとパンも。

〈cucina italiana ACCI〉
■神奈川県鎌倉市二階堂411-2
■0467-53-8184
■11:30~14:30(予約可)、18:00~21:00(完全予約制) 火、第2水休(不定休あり) 
■18席/禁煙

(Hanako特別編集『最新鎌倉 おいしいものと、花の寺めぐり。』掲載/photo:Kanako Nakamura, Shin-ichi Yokoyama, Yoko Tajiri, Yumi Saito, Michi Murakami, Misa Nakagaki, Yoichi Nagano, Kayoko Aoki, Kaoru Yamada, Mariko Tosa, Shinji Serizawa(ROOSTER), Yusei Fukuyama text:Mutsumi Hidaka, Riko Saito, Hiroko Yabuki, Mao Adama, Yumiko Ikeda, Yoko Fujimori, Emi Tomoi, Mick Nomura(photopic))

3.〈ピュ・フォルテ〉いろいろに使えるカジュアル・イタリアン。/雪ノ下

木の温もりが感じられる店内。
木の温もりが感じられる店内。

店主の霜下夫妻が切り盛りする店内は、いつも活気に満ちている。その力の源は素材への愛。「鎌倉の食材はモノがいいから味をどんどん引き出せる。楽しいです」と霜下さん。

八丈島のモッツァレラチーズとトマト1,500円(下)。奥はタヤリンのマッシュルームラグー1,000円。手打ちパスタとソースの相性は抜群。
八丈島のモッツァレラチーズとトマト1,500円(下)。奥はタヤリンのマッシュルームラグー1,000円。手打ちパスタとソースの相性は抜群。
仔羊の肉団子 トマト煮込み1,000円。ワインはイタリアの自然派中心でグラス750円~
仔羊の肉団子 トマト煮込み1,000円。ワインはイタリアの自然派中心でグラス750円~

メニューには、腰越の漁師から直接仕入れる鮮度のよい魚介や近隣農家の野菜のひと皿、塊肉のローストなども。どれをとってもプロの味わいながら、家庭料理のように毎日食べても飽きることがない。

フロントドアはガラスで開放感あり。
フロントドアはガラスで開放感あり。

〈ピュ・フォルテ〉
■神奈川県鎌倉市雪ノ下3-3-26
■0467-67-1735
■12:00〜14:00LO、17:30~22:00LO(日祝~21:00LO) 月休 
■18席/禁煙 

(Hanako特別編集『最新鎌倉 おいしいものと、花の寺めぐり。』掲載/photo:Kanako Nakamura, Shin-ichi Yokoyama, Yoko Tajiri, Yumi Saito, Michi Murakami, Misa Nakagaki, Yoichi Nagano, Kayoko Aoki, Kaoru Yamada, Mariko Tosa, Shinji Serizawa(ROOSTER), Yusei Fukuyama text:Mutsumi Hidaka, Riko Saito, Hiroko Yabuki, Mao Adama, Yumiko Ikeda, Yoko Fujimori, Emi Tomoi, Mick Nomura(photopic))

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