「幹事やります!」 忘年会・新年会にぴったり。年末年始イベントシーズンにおすすめの都内ビストロ3軒 FOOD 2018.12.08

今年も残りわずかとなり、会社の飲み会や友人たちと集まる機会も多くなるはず。今回は、イベントシーズンにぴったりのみんなで楽しめるお店をご紹介します。これで幹事を任されても、怖いものなし!

1.日本全国から選りすぐった旬の食材を。〈いぞら〉/銀座

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割烹のような白木の引き戸を開けて店内に入ると、そこには瓦張りの薪窯が。本格的なナポリピッツァの先駆けとして知られる〈イゾラ〉が手掛ける新店は、日本全国から選りすぐった旬の食材と出合うイタリアンがテーマ。

左上・「白神山地の天然キノコと天草大王地鶏の照り焼き風ピッツァ」3,000円。右上・「北海道産サンマと銀杏、能登魚醤いしるのスパゲティ」2,400円。右下・「落ち鮎と青じそのジェノヴェーゼ、紀州南高梅のピッツァ」2,400円。左下・「沖ノ島産鰹のカルパッチョ」1,800円
左上・「白神山地の天然キノコと天草大王地鶏の照り焼き風ピッツァ」3,000円。右上・「北海道産サンマと銀杏、能登魚醤いしるのスパゲティ」2,400円。右下・「落ち鮎と青じそのジェノヴェーゼ、紀州南高梅のピッツァ」2,400円。左下・「沖ノ島産鰹のカルパッチョ」1,800円

ピッツァ生地はナポリ式にイタリアの小麦と硬水で練るなど、土台になる部分はしっかりとイタリアンの基本に忠実ながら、それに組み合わせる食材はすべて和。ピッツァ以外のメニューも独創的で斬新な料理が並ぶ。自家製を中心にした調味料も和にこだわりながら、きちんとイタリアンに着地している新しい味の世界をぜひ。

(Hanako1165号掲載/photo:Satoshi Nagare text:Riko Saito)

2.吉祥寺に南仏の風を感じて。住宅街に佇む小さな名店。〈MENTON〉/吉祥寺

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「“インスタ映え”よりも、食べて本当においしいものを」。そんな心情を持つシェフの島田浩さんは、フランスの三ツ星レストランで修業した実力派。手間を惜しまず、ハムやベーコンなどもすべて自家製にこだわる。

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フロントスペースの奥には半個室もあり。

「ボンゴレ・ビアンコ」1,200円。トマトの味わいがやさしい「ニース風ハチノスの煮込み」800円。定番の「タップナード」。
「ボンゴレ・ビアンコ」1,200円。トマトの味わいがやさしい「ニース風ハチノスの煮込み」800円。定番の「タップナード」。

ワインはフランス産が中心。グラスワイン540円~。オリーブオイルやアンチョビで味付けした「タップナード」600円には、味の濃いイタリア産の黒オリーブを使用。バゲットと共に口に運べば、白ワインがよく進む!

(Hanako1151号掲載/photo : MEGUMI (DOUBLE ONE) text : Asami Seo)

3.豚肉の旨味を実感させる皿ぞろい。〈HyLife Pork TABLE〉/代官山

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日本人向けの輸出豚としてカナダで育成されたハイライフポーク。この味に惚れ込んだ代々木八幡のイタリアン〈LIFE〉のシェフ相場正一郎さんがプロデュースしたレストラン。

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軟らかく揚げたスペアリブや、時間をかけた自家燻製のローストポークなど、塊で豪快に仕上げたメニューは、豚肉の旨味を実感させる皿ぞろい。

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イチオシは、オリジナルスパイスでマリネしてグリルした厚切りステーキ。うまみとコクに優れ、さらりと軽やかな後味だ。

(Hanako1133号掲載/photo : Shin-ichi Yokoyama text : Yumiko Ikeda)

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