ハイカラ気分で、 昭和ロマンを追う。 横浜・野毛エリアでちょっとレトロなグルメ旅を。ランチから呑みまで1日楽しめるオススメ3軒とは? FOOD 2018.09.21

戦後、闇市や屋台が密集したエリア。現在は約500の飲食店が軒を連ね、横浜随一の飲み屋街としてにぎわう。親子三代続く焼鳥店や中華料理店など、昭和の雰囲気を飲んで食べて体感しよう!

1.ランチは、蔦がからまる木造建築が目印の定食店で。〈村田家〉

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フグ料理を出す料亭がルーツ。界隈でも数少ない木造建築の風情ある雰囲気に、心もほぐれる。居酒屋が立ち並ぶ中にあって、約30種の定食を用意している。

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まず定食を食べて、そのあとにお酒を飲んでゆっくり過ごす人が多いそう。おすすめは、鮮度抜群の鰯を使った「いわし刺身定食」900円(税込)

2.ジャズの聖地として知られる、名喫茶でブレイクタイムを。〈ジャズ喫茶ちぐさ〉

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2007年に74年の歴史に幕を下ろし、6年前に復活した、現存する最古のジャズ喫茶。特大スピーカーやテーブルは創業当時のままで、棚に3,000枚ものレコードが並ぶ

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月に数回、ライブを開催するほか、過去には「ジャズ女子」、「ジャズと小説」など、初心者向けの企画も。18時以降はバータイム。カクテル1杯700円(税込)

3.刺身と日本酒モードならココ!佐島産の魚は、焼きも煮付けも◎〈ウミネコ〉

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大半のお客がまず注文する「刺盛」1,200円は石鯛、地ダコなど、佐島港で水揚げされた旬の魚を中心に、9種類がひと皿に。刺身でイキのよさを味わい、焼き魚、煮付けへと食べ進めるのがおすすめ。

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夏酒に代わってそろそろ並ぶ、ひやおろしも酒好きの心をくすぐる。日本酒は「亀齢」1合680円(各税込)など。平日も予約を。

(Hanako1163号掲載:photo:Akiko Mizuno text:Yumiko Ikeda)

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