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夫と4人の子どもたちにたくさん祝ってもらった、母になって13回目のお誕生日|モデル asacoの4回目の育児 – fourth time around MAMA 2021.09.28

私が母になって迎える13回目の誕生日。

今年は朝目覚めると、子どもたちが次々に大人の寝室にやってきて「ママお誕生日おめでとう~!」とハグしに来てくれました。きっとみんなで、「朝イチでママのお祝いしよう」って示し合わせてくれたんだろうなぁって思うとうれしくて。

幸せなきもちでリビングに行くと、かぞくのお誕生日にいつも掛けている「HAPPY BIRTHDAY」のガーランドがすでに飾られているではありませんか。聞けば、昨夜おそくにこっそり長女のりねんが仕込んでくれたそうで、朝からさらにウルっとしてしまったのでした。

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と言うのも誕生日の前日、またしても夫婦ゲンカを勃発させてしまった私と政治くん。(また!? って声が聞こえてきそう)

もういい加減ケンカは減らしたいんですけど、ここ最近ではひさしぶりに大きめなヤツをやらかしてしまい……。
夫婦ふたりだったら険悪ムードを引きずったままだったかもしれない私のお誕生日、そんな雰囲気を感じ取って子どもたちはいつにも増して気を遣ってくれたのかもしれません。もう、夫婦円満はキミたちの存在があってこそ。いつもありがとう。

さて、そんな誕生日当日、わたしは日中予定が立て込んでいて、夕方帰宅すると玄関先ですでに夕飯のいい匂いが漂っていました。
政治くん、ケンカしたけどお料理がんばってくれてるんだ、とニヤリ(笑)。そしてふと、いつも脱ぎっぱなしの靴が散乱している玄関が妙にきれいに片付いていることに気づきました。
リビングに行くと「おかえり~」とえがおで迎えてくれたりねんが「ママ、お部屋キレイでしょ!? めっちゃ片付けたの」とひとこと。
見渡すとリビングもいつになく整っていて、目の前の娘が神さまに見えました。さすが、帰宅して部屋が散らかっていると、思わず大きなため息を漏らしてしまう母をよく見てる(笑)。
りねんはママをご機嫌にする天才だね〜。

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さて、キッチンでは政治くんが猛烈に料理をしてくれていました。そして、ボールの中に茹でた米粉の麺を見つけてまたニヤリ。
最近なかなか口にすることがなかった夫婦で大好きなタイ料理、中でも私の大好物のパッタイを作ろうとしてくれてるのが分かったからでした。

たくさんケンカはするけど、嫁想いの心やさしい夫です。それに、花瓶にはわたし好みの大きな花束が。
いつもよりちょっと高そうなワインに、政治くんが用意してくれたお料理をダイニングテーブルいっぱいに並べて、家族みんなで「おめでとう」の乾杯をしました。

普段なにかのお祝いのときはお友だちを招くことも多いわが家ですが、しっぽり家族で過ごすのもいいじゃない。「父ちゃんのお料理おいしいね〜」と、子どもたちも大層ご満悦でした。

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そうそう、宴もたけなわと思った矢先、夫と娘ふたりで共作したという手作りプリンが出てきたのにはビックリ!
しかも、そのためにプリン作りがプロ級にうまいお友だちにわざわざレシピを聞いたそうで(タイキくんありがとうね)、お友だちも巻き込んで作ったプリンは初挑戦とは思えない出来栄えで、作った本人たちでさえ感激するほどでした。

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その昔は夫婦ふたりでささやかにお祝いしていたのが、いつしか一人二人と家族が増えて、毎年にぎやかさを増す私のお誕生日。
みんなの「ママおめでとう〜」という言葉に、育児で右も左も分からず思い悩んでいたころの自分に、未来がとってもしあせなことを伝えてあげたいなぁって毎年思います。

ちなみに、私から夫へのサプライズも用意していて、ずっと愛用している江戸木箸の漆塗りバージョンを出先で見つけて、夫婦おそろいのお箸を買って帰ったのでした。

お誕生日という節目に、食べることが大好きなわたしたちの心機一転。そのお箸で最初に食べたのが、自分の誕生日のお祝いに政治くんが作ってくれたお料理だったこともしあわせでした。
きっと夫婦ゲンカは永遠になくならないけれど、子どもたちに支えてもらいながら43歳もあかるく駆け抜けたいと思います。

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