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時間を忘れそう! レトロモダンな京都で出会う、センスの光るうつわと雑貨
京都でしたいことの一つ、うつわや雑貨巡り。全国各地の工藝品に北欧ヴィンテージ、ミステリアスなアンティーク…今回ご紹介するのは、どこも個性豊かでセレクトの光る、マニアには堪らない3軒です。おしゃれなお土産選びにも♪
〈STOCK うつわ・工藝〉日々にそっと彩りを添える個性豊かな手仕事の品。
![_DSC8723 _DSC8723](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC8723.jpg)
東京から、ご主人が学生時代を過ごした京都へ移り住んだお二人。昨年7月に店を構えた。古い長屋の一角、土壁や坪庭の趣を生かした静謐な空間に並ぶのは、全国の窯元、作家を訪ねてセレクトしたうつわや道具。
「自分たちの暮らしに取り入れて分かった実感を込めて、魅力をお伝えしたい」とオーナーの佐藤史章さん、真由美さんご夫妻。
![_DSC8755 _DSC8755](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC8755.jpg)
沖縄のやちむんは〈なかどまり工房〉から。深いブルーや繊細な絵柄で、食卓をほどよく引き締めてくれる。
信楽・山田洋次のスリップウェアや高山・安土草多のガラス、小鹿田焼など、凛とした美しさと使い心地のよさを兼ね備えた品々は、日常にしっくりとなじみ、さらに輝きを増す。
![_DSC8759 _DSC8759](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC8759.jpg)
アンティークの家具使いや季節の花のさりげないあしらいなど、インテリアのヒントも随所に。
![DSC88161 DSC88161](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC88161.jpg)
〈STOCK うつわ・工藝〉
市内北西部、大将軍の静かな住宅街に立つ。近隣の人気店〈食堂souffle〉とコラボした食イベントをシーズンごとに開催。
■京都府京都市北区大将軍東鷹司町163
■075-406-0012
■13:00~19:00 火水休(不定休あり)
〈retro number Scandinavia Stock〉小さなビルの一室に北欧の美学がギュッと。
フィンランドを中心とした北欧ヴィンテージ食器をそろえる〈Scandinavia Stock〉、古道具などを扱う〈retro number〉。オンラインで人気を博していた2つのショップが、満を持して実店舗をオープン。
![DSC8533 DSC8533](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC8533.jpg)
機能美に富んだテーブルウェアのほか、〈マリメッコ〉のヴィンテージファブリックや、オーナーの廣瀬久美子さんがスタイリングと撮影を手がけたオリジナルカレンダーなど、様々なアプローチで北欧を紹介。
![DSC8566 DSC8566](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC8566.jpg)
〈アラビア〉のRuijaシリーズも充実。
プレートやボウルなど希少なオールドアラビアから、お土産的なハズし加減が楽しい現行品のマグやエコバッグまで、絶妙なセレクトに時間を忘れそう。年に2 ~ 3 回の現地買い付けのたびに変わる、テーブルのディスプレイも見どころ。
![DSC8618 DSC8618](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC8618.jpg)
〈retro number Scandinavia Stock(レトロナンバー スカンジナビアストック)〉
昨年7 月オープン。
■京都府京都市中京区占出山町299 ヒラタビル2F
■050-3636-162611:00~19:00 木金土のみ営業
http://www.retro-number.jp/ http://www.scandinavia-stock.jp/
〈itou〉骨董男子が手がけるミュージアムのような空間。
![DSC7551 DSC7551](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC7551.jpg)
下鴨のアパートの一室にあったアンティークショップが、一乗寺にお引っ越し。元理髪店だったレトロな店内に、愛らしさとミステリアスさを併せもつ品がディスプレイされている。
![DSC7599 DSC7599](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC7599.jpg)
壁や床のタイルが印象的なメインの部屋の奥には、がらりと趣の異なるもうひとつの部屋が。ちょっと妖しげなディスプレイはインスタレーションのようでいて、どの品も購入可能なのがうれしい。
偶然画鋲が中に埋まったロウの塊など、アート作品を思わせるアイテムも。「欠けていたり、剥がれていたり、どこか不完全だからこそ心を奪われます」と店主の伊藤槙吾さん。それぞれの品にまつわるストーリーを想像しながらの古道具トークを楽しみたい。
![DSC7617 DSC7617](https://img.hanako.tokyo/2017/04/DSC7617.jpg)
店先にも、フリーマーケットのように商品を並べることも。
〈itou(イトウ)〉
■京都府京都市左京区一乗寺出口町1
■080-5272-4866
■13:00~20:00 火木金休
http://itou-hurudougu.tumblr.com/
(Hanako1131号掲載/photo : Noriko Yoshimura text : Aya Honjo)