【土屋宅 AFTER】

ワンチェンジでセンスアップする魔法のキーアイテム。 お部屋がおしゃれなる『照明』の使い方。スタイリストのアドバイスで大変身! Learn 2022.06.25

たった1つのアイテムを家に迎えるだけで、インテリアの完成度が上がり、部屋がぐっと心地よくなる。そんなテクニックを、スタイリストの官野亜海さんが伝授。「圧迫感のない自然素材やガラスのキーアイテムを、用途に縛られずに取り入れるのがコツ」とのアドバイスを元にハナコラボ パートナーの自宅をブラッシュアップする。

お悩み部屋の住人はこの2人

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◆写真・動画クリエイター・永田尚子(ながた・なおこ)「育児中でも、イギリスアンティーク調を楽しみたい!」
4LDKの一軒家に越して4カ月。イギリスアンティーク調やカフェ風のインテリアが好き。7歳・5歳・0歳の息子の子育て中で、繊細なガラスやスタンド型の小物が置けないという制限がある。ごちゃつかず実用性も大事にしながら、好きなテイストに挑戦したい。

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◆ハナコラボプロデューサー・土屋志織(つちや・しおり)「今の持ち物を生かしながら、遊び心で彩る方法は?」
1LDKの賃貸マンションで一人暮らし。チェストやテーブルなどの家具を気に入ってはいるが、前の家からそのまま持ってきた印象を拭えないのが悩み。今ある赤い小物を生かしつつ、部屋をもっと飾りたい思いが。狭く感じさせずに彩る方法を知りたい。

今回のワンアイテム…「照明」

絶大な効果を持ち、一瞬でムードを変えられるのが“照明”。置き場所や光の向きを変えたり、シェードで変化をつけたりすることで、空間演出を楽しもう。

1.圧迫感を与えないガラスシェードがおすすめ。

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北欧の黄昏時の光を表現。ブロシ フロアランプ 187,000円(ヌーラ|アクタス 03-5269-3207)

大ぶりの植物のような存在感で、部屋の余白にメリハリを生みだすフロアライト。空間が洗練されるものの、背が高いゆえの注意点は、圧迫感のないアイテムを選ぶこと。クリアなガラスシェードなら視界を遮ることなく、一人暮らしの家にもフィットする。「来客時はソファ側に、と移動できるメリットも。一つの空間に複数の光源があると、光の表情に変化が生まれ、雰囲気が格段によくなります」

2.LEDのキャンドルライトで安全に配慮した癒し空間に。

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中がロウで、リアリティも。キャンドルライト 24,200円(レ・クリント|スキャンデックス 03-3543-3453)

玄関の靴箱の上にキャンドルライトを置くと、ホテルのウェルカムライトのような演出になる。LEDでキャンドルの炎を表現したライトは、充電式バッテリーのコードレスタイプ。持ち運べるので、玄関で鍵置き場を照らすだけでなく、夜に足元を明るくするランタンにもなる。「揺れる灯りの癒し効果と、LEDの安心感のいいとこ取りができます」

3.クリップライトをベッドサイドの灯りに。

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ホーローのシェードが優しい印象。ノームクリップ 39,600円(ニューライトポタリー|シボネ 03-6712-5301)

シーリングライトの白い光が寝室には明る過ぎる上に、スイッチがベッドから遠く、寝室にはミスマッチだったというBEFORE。クリップライトをベッドのヘッドボードに付ける方法なら、眠りへ導く光、ベッドの中からのスイッチオフ、そして省スペースの3つが叶う。「ライトの向きが変えられるので、間接照明に、手元に当てて読書灯に、と多様に活躍」

4.テキスタイルのシェードでクラシカルな印象へ導きます。

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【永田宅 BEFORE】
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ブルーグリーンの淡色使いも、軽やかに見せるコツ。ペンダントライト イチゴドロボウ40,480円※受注生産(ウィリアム・モリス|フィーク自由が丘 03-3718-4111)

シェードは空間の印象を左右するので、寄せたいテイストの象徴的なものを選ぶとよい。永田さん宅の場合は、現在のモダンな多角形の木製から、イギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスのテキスタイルアイテムに。「北欧テイストが好きなら北欧のテキスタイルなど、好きなテイストのものを取り入れて。低めに吊るすと、くつろぎ感が出ます」

左ページ下・プレート 2,310円(ピリヴィッツ)、ジャグ 7,480円(ベイリーズ)、スプーン、スパゲッティスプーン 各1,430円(共にメイソンキャッシュ)、リネン アリシャエプロン 6,160円(miiThaaii|全てザ テイストメイカーズ アンド コー 03-5466-6656)

Navigator…官野亜海(かんの・あみ)

大谷優依氏に師事し、2021年に独立。インテリアスタイリストとして、雑誌や広告で暮らしや食の空間演出を手掛ける。生活に即したリアルなスタイリングが得意。

(Hanako1209号掲載/photo : Aya Sunahara styling : Ami Kanno text : Kyoko Kashimura edit : Nao Yoshida)

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