黄金色に染まる関西随一の名所。
酒づくりの神様を祀り、酒造界隈でも一目置かれる松尾大社。平安風、鎌倉風など趣の違う3つの庭が集まる「松風苑」などのスポットには、楼門から本殿の間の境内を流れる一の井川沿いを中心に約3,000株の山吹があり、関西随一として名高い。
■京都府京都市西京区嵐山宮町3
■社務所9:00~16:00(日祝~16:30)拝観料500円
■075-871-5016 |嵐山
〈松尾大社〉(まつのおたいしゃ)
聖徳太子ゆかりの地で春牡丹を楽しむ。
飛鳥時代に、推古天皇の勅願で聖徳太子が開いたとされる乙訓地方最古の寺。天災での状況を見た鎌倉・長谷寺の住職から2株の牡丹を譲られたのを機に、いまでは約2, 000株が咲き誇る“牡丹寺”となった。毎年4月中旬から5月初旬には「乙訓寺・ぼたん祭り」も開催。
■京都府長岡京市今里3-14 -7
■拝観8:00~17:00 入山料500円
■075-951-5759 |今里
〈乙訓寺〉(おとくにでら)
“藤のカーテン”で平安京の栄華と趣を感じる。
藤原頼通によって極楽浄土を再現した国宝の寺院。語り継がれるその美しさは建物や仏像のみならず、鳳凰堂横にある藤棚も魅力。約20,000本の房を付ける藤の木は、樹齢約300年を超える。“藤のカーテン”で花越しに鳳凰堂が望めるのも風情あり。4月下旬から5月頃までが見頃。
■京都府宇治市宇治蓮華116
■拝観8:30~17:30
■0774-21-2861 |宇治
〈平等院〉(びょうどういん)
©平等院
雨の日でも美しい、京都を彩るあじさい苑。
大原の自然豊かな場所に佇む寺院では、美しい苔庭や重要文化財・往生極楽院とともに「あじさい苑」も初夏の風物詩。星のような形をした希少な七段花など、1,000株以上が梅雨の訪れで見頃に。
■京都府京都市左京区大原来迎院町540
■拝観9:00~17:00(11月は8:30~、12~2月は~16:30)拝観料700円
■075-744-2531|大原
〈三千院〉(さんぜんいん)