THE KYOTO OF FLOWERS 春の訪れとともに、季節の花を楽しむ|京の花暦 LEARN 2022.03.10PR

京都の町を鮮やかに彩る四季折々の花々。それは都の歴史とともに、先人たちが残してきた風物詩のひとつ。特に社寺は月ごとに、さまざまな花を楽しめる特別な所なのです。(PR/JR東海)

〝花の都〞と謳われる京都。長年にわたり築き上げた古くからの伝統や文化、歴史は後世に受け継がれ、今日までの都を作り上げてきた。特に国宝級の歴史的建造物も多く鎮座するなか、その風景を彩る京の花暦も、この町の変遷のなかで大切にされてきたもののひとつだろう。
『日本書紀』など歴史に名を残す書物や偉人の名歌にも詠まれ、現代の私たちには季節の訪れを感じる目印のひとつとなっている花暦。例えば梅の見頃を迎えた北野天満宮では、春を告げる「天神さんの梅開き」が行われ、いまでも梅の木を大切にする信仰が受け継がれている。これはかつて御祭神の菅原道真公が太宰府への左遷前、庭にある梅の木を愛おしく想い「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」と詠んだことから始まった。
 これからの季節に楽しめるのは、厳しい寒さを力強く乗り越え、春の訪れを告げる花たち。先人が残してきた風情とその背景を知ってから町を花散策するのも、〝京都らしさ〞を感じる方法かもしれない。

ほのかに香り桃色に染まる北野天満宮内。一般開放される梅苑の景色は忘れ難い。
ほのかに香り桃色に染まる北野天満宮内。一般開放される梅苑の景色は忘れ難い。

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