ズボラ女子でも簡単に作れるレシピが満載! ライスなしなら、大きなハンバーグで|~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~
ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第40回は、前回作ったマッシュポテトを活用したハンバーグを紹介します。
ハンバーグの焼き方はフライパンの側面使いにあり!
【4】ハンバーグの生地を手のひらにのせ、小判形になるよう平たく整えたら真ん中にくぼみを入れる。3で玉ねぎを炒めたフライパンはそのまま洗わず弱火にかけ、温まったらハンバーグを入れて。中火にしたら、ハンバーグの側面もしっかり焼くため手前に滑らせる。反対の側面はフライパンの奥側に滑らせて。両面に焼き色がついたら取り出す。
ハンバーグにもマッシュポテトにも合うソースを作る
【5】フライパンをきれいに洗ってよく拭いたら、薄力粉を入れて強火で炒る。色がつき始めたら弱火にし、再度よく炒めて。煙が出て、香ばしくなり始めたら火を切り、余熱でカレー粉の色になるまでまつ。火加減が重要なので、熱くなりすぎたら1度火を切りましょう!
炒った小麦粉がソースに!あとは蒸し焼きで
【6】5の薄力粉に、炒めておいた3の玉ねぎを合わせる。中火にして全体が粉をまとったら、水200mLを2回に分けて入れ、赤ワインを加えたら溶くように混ぜる。ハンバーグを入れ、フタをして弱火で6分ほど蒸し焼きに。6分たったら火を消し、フタを開けずに置いておく。
マッシュポテトをおいしく食べる付け合わせ!
【7】別のフライパンにオリーブオイルをひいて、小房に分けた(根本を少し落とし、くっついている部分を小さなかたまりに分けること)舞茸を焼く。焼き色がつき始めたら、ほうれん草を切らずに豪快に入れて焼き、塩・胡椒各少々で味整える。うつわにマッシュポテト(硬くなっていたらあたたかい牛乳で伸ばして)に、もたれかけるようにしてハンバーグをのせる。フライパンに残ったソースは、塩・胡椒各少々で味を整えてハンバーグとマッシュポテトの両方にかけ、付け合わせを添えたら完成。
今回はいつもより手が込んでいた風。「ハンバーグ」という響きがそうさせたのかもしれません。「食べておいしい!」だけではなく、「作ってておいしい!」を忘れないでいたい。いい意味で気分屋なB面女子は、その瞬間、瞬間を楽しむのが取り柄。“おいしい”と“楽しい”はいつだってとなり合わせ!自分の欲望を叶えるサイズが大きすぎたと感じても、その大きさのハンバーグを果敢に作る私たちは愛おしいのだ。
今回のB面撮影裏側日記
ハンバーグをひっくり返すときはいつだって気合が入る。いつもチェックしてくれている方はお気づきかもしれませんが、裏側日記によく出てくるひっくり返す工程。このとき私はいつもステージ上に立った盛り上げ隊長なんです。シャッターチャンスを逃さないで!
A面、B面女子とは…?
料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!