真珠についての知識も深めます ジュエリーブランド〈SEVEN THREE.〉プレゼンツ!“理由のある真珠”を使ったブレスレット作りをハナコラボが体験
ハナコラボ パートナーのためのイベント「ハナコラボミーティング」。今回は、三重県伊勢志摩産のあこや真珠のみを使用したジュエリーブランド〈SEVEN THREE.〉のディレクター・尾崎ななみさんを講師にお迎えし、真珠についての勉強と、ブレスレット作りの体験会を開催。意外と知らない、真珠ができるまでの話にハナコラボも興味津々!当日の模様をお届けします。
〈SEVEN THREE.〉とは?
真珠が身近に感じる環境で育った尾崎さんが、三重県伊勢志摩で真珠養殖をしている祖父とタッグを組み誕生したジュエリーブランド。真珠養殖発祥の地である技術と誇りを伝えるべく、使用する真珠は「伊勢志摩産あこや真珠のみ」「真珠の色は加工せず、自然のまま活かす」ことにこだわっています。
今回、講師を務めるのは…尾崎ななみさん。
〈SEVEN THREE.〉のディレクター・尾崎ななみさん。「私が大切にしていることは、生産者側から見える真珠の背景も伝えること。今回の会を通じて、真珠についてより深く知っていただければうれしいです」(尾崎さん)。
★Hanako.tokyoの連載『ハナコラボSDGsレポート』では、尾崎さんのインタビュー記事を公開中!記事はこちら。
まずは、真珠について学びます。
今回、ワークショップに参加したハナコラボ パートナーは8名。真珠のイメージは?と聞くと、一同「冠婚葬祭のようなフォーマルのイメージ」と回答。
まずは、尾崎さんが真珠について解説。「宝飾業界では、真珠を形や大きさ、クオリティなどで仕分けしたあと、産地を混ぜてジュエリーに仕上げるため、一粒ずつの産地までは分からないことが多いのです。〈SEVEN THREE.〉では、真珠養殖発祥の地である伊勢志摩を知ってもらうべく、伊勢志摩産あこや真珠のみを使用し、産地を明記しています」(尾崎さん)。3〜4年の歳月を経て、あこや貝1個から誕生する真珠はたった1粒!“白くて丸い”イメージがありますが、実は加工せずに白くて丸い姿で誕生するものはほんのわずかだそう。「グレー、ブルー、少し黄色みがかったもの、グラデーションなど、カラフルな天然のカラーも誕生します。色や形でランク分けをする基準はなく、あくまで好みで選んでいただくものなので、〈SEVEN THREE.〉では唯一無二の形や色をそのまま活かし販売しています」。
真珠の見極め方の一つとして、顔に近づけた際に表面にうつる、角度をかえると虹色のように何色にも光るものがおすすめ。早速、テーブルに並べられた真珠を手に取り試していました。
“理由のある真珠”を使ったブレスレット作りにトライ。
個性的な形の真珠を扱う〈SEVEN THREE.〉ですが、一部だけ輝きが弱かったり、天然の傷が大きいなどの理由で惜しくも商品化できなかったものが。そんな“理由のある真珠”を使ったブレスレット作りに挑戦!ネット通販で販売されているキットではあらかじめ真珠やヒモの色が決まっていますが、ワークショップの際は一からセレクトして作ります。
ヒモ2種類、真珠2粒を選ぶ作業からスタート。すぐに決まる人もいれば、手のひらに真珠をのせたり、ヒモを腕に当ててみたりして悩む人も。「真珠はたくさんあって迷うと思いますが、直感が◎」(尾崎さん)。選び終わった人から席につき、説明書を読みながら作業を進めます。10工程ほどで、おしゃれなブレスレットが完成。「自分で作ったものだと、いびつなのも個性だと思える(笑)」「1つ目は苦戦したけど、コツをつかめれば簡単!」と各々楽しんでいる様子でした。
付属の紙には今年中に叶えたいことを記して。ブレスレットを作る際の玉結びや止め結びといった“結び”にちなみ、お守り代わりで身につける人も多いとか。完成後は、みなさん早速腕につけて写真撮影する姿も。「お持ちの好きなヒモに変えたり、チェーンに通してネックレスにするなど、アレンジも可能です」(尾崎さん)。
最後に、参加者全員で記念撮影!
「真珠の存在は知っていましたが、職人さんの手で長期間かけて養殖されていることに驚きました」など、知らないことの連続で、真珠の印象ががらりと変わったというハナコラボ パートナーたち。「真珠について知った上で、今回のようなブレスレットが作れるなんて贅沢。ずっと大切にしていきたいです」と、大満足の様子でした。〈SEVEN THREE.〉では、日常使いで楽しめるジュエリーがラインナップ。一点もの真珠もたくさんあるので、自分だけの宝物を探してみては?