開運担当歴16年ライターHのご利益道しるべ 【出雲大社】人、仕事、あらゆる”縁”を結ぶ聖地。 | 運気が上がる、私の参拝ルート #1

FORTUNE 2024.04.25

「開運」は誰もがもつ願い。運気をあげて前向きに溌剌と生きていきたいなら、ざわざわと物見遊山のついでではなく、心を鎮めて真っさらな気持ちで神さまのもとを訪れたいもの。自然にそんな心持ちになれるおすすめのルートを、開運記事の担当歴16年のライターHがご紹介します。

出雲神社、私のまわり方

出雲大社

住所:島根県出雲市大社町杵築東195
TEL:0853-53-3100
参拝自由(社務所9:00~16:00)
HP:https://izumooyashiro.or.jp/

縁結びの聖地として広く名を知られる出雲大社。年に一度、旧暦の10月に全国から八百万の神々が出雲に寄り集い、幽世を治める大国主大神のもとで縁結びや収穫、酒造りについて神謀が行われるとされてきました。そのため、旧暦10月を全国的には神無月と呼びますが、ここ出雲地方だけでは神在月と呼びならわします。そんな出雲大社には男女の縁だけでなく、もっと広い人間関係や仕事との縁を願う人が、引きも切らず訪れます。

その一  正面の〈勢溜〉は王道的スタート地点

出雲大社 勢溜大鳥居

駐車場から拝殿までの近道もありますが、出雲まで遠路はるばる訪れるならば、せめて正面の勢溜大鳥居からスタートしたいもの。さらに完璧を求めるならば禊をとる意味合いで出雲大社から西に約1km地点の稲佐の浜からスタートしましょう。
この浜は神在月に神々が上陸する浜にして、地域に住む人々が禊のための「潮汲み」を行なう浄めの浜。ここで、浜の砂を少しばかり出雲大社境内の素鵞社に納めるためにいただきます。

その二  通なら、まずは〈稲佐の浜〉での禊から行く手も

出雲大社 稲佐の浜

稲佐の浜で砂をいただいたら、「神迎の道」をのんびり歩いて出雲大社の正面、勢溜の鳥居へ向かいます。道すがら、家々の軒先に下げられているのは、「潮汲み」に使う竹の筒。季節の山野草が活けてあり、歩く人の目を楽しませます。

その三  八百万の神も辿る〈神迎の道〉

出雲大社 神迎の道

勢溜の鳥居から拝殿、社殿へ向かう参道は、全国でも珍しい下り参道。かつての砂丘の頂点で、振り向けば一の鳥居の向こうに中国山地の山々が広がります。

その四  全国でも珍しい〈下り参道〉

photo_島根県観光協会
photo_島根県観光協会

参道の途中で忘れてならないのが、祓社です。こぢんまりとして、うっかりすると見逃しそうなほどですが、ここは穢れを祓う大切なお社。大祓詞に登場し祓を司る四神に二礼四拍手一礼を。

その五 参道途中の〈祓社〉で穢れを祓う

出雲大社 祓社

この後、松の参道銅鳥居を経て拝殿で二礼四拍手一礼。さらにその奥に位置する御本殿八足門で二礼四拍手一礼。ここで多くの参拝客は御守りなどを受けるため御守所へ移動しますが、ここで引き返すのはもったいない!八足門から続く瑞垣沿いを反時計回りにぐるりと一周しましょう。

その六 〈御本殿八足門〉から堂々たる千木鰹木を仰ぎ見る

出雲大社 拝殿

八百万の神々が滞在する十九社など、瑞垣の周囲に位置する摂社を拝礼します。特に御本殿裏手、禁足域である八雲山の磐座直下の素鵞社はマストです。
素鵞社の軒下にある砂は祓え浄めの護り。稲佐の浜でいただいた砂を納め、代わりに軒下の砂をいただいて持ち帰るのが作法だとか。

その七 素戔嗚尊を祭る素鵞社への参拝は必須!

出雲大社 摂社

そして、出雲大社をよく知る人が行うのが御本殿西に設けられた遥拝所からの拝礼です。一般的に神座は正面を向いているものですが、なぜか出雲大社に限っては神座が西側を向いています。神々が寄り来る海を向いているなど諸説ありますが、いずれにしろ西側面から拝礼することで、はじめて神様と向き合えるわけです。

その八 瑞垣越しに西側から〈御本殿〉を拝する

出雲大社 遥拝場

そして最後に詣でたいのが境外摂社の命主社です。磐座に接する古代祭祀の場に鎮座。大社周辺随一のパワスポという人も少なくありません。出雲大社の御祭神・大国主大神が若き日、兄神たちに陥れられ一度は命を落としたところを救ったという神が祭られています。社殿の横に聳える推定樹齢1000年のムクノキにも、圧倒的なパワーを感じます。ここは文字通り知る人ぞ知る聖地。静かな気持ちで自分自身や人智を超えた力の存在と向き合えます。

その九  古代祭祀の場に鎮座する〈命主社〉へ

photo_Mutsumi Hidaka
photo_Mutsumi Hidaka

余力があれば、出雲大社古伝新嘗祭に使われる御神水・真名井の清水へ。浄めに始まり浄めに終わるルートで、真っさらな自分に戻って新たな運を開けるはずです。

edit_Mutsumi Hidaka photo_Michi Murakami

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