日本初の駅弁!レトロパッケージのサンドイッチなど。 鎌倉土産は情報通なローカルに聞くべし!鎌倉のグルメ・スイーツ・雑貨6選 FOOD 2019.05.25

もっともっと知られざる鎌倉周辺エリアの情報を知りたい!街をこよなく愛する情報通なローカルたちに、おすすめの鎌倉みやげを聞きました。

1.〈大船軒〉の「サンドウィッチ」。「懐かしく素朴な味わい。いつもの移動も旅行気分!」(関さん)/鎌倉駅ほか

「サンドウィッチ」530円
「サンドウィッチ」530円

鎌倉駅などの売店で買える、レトロなパッケージに入った細切りの「サンドウィッチ」。鎌倉ハムを使ったボンレスハムサンド4個、チーズサンド2個入りで、2種類の味が楽しめる。「発売は明治32(1899)年。日本初の駅弁だそう。これをパクつきながら横須賀線に乗ると、旅行気分が盛り上がります」(関さん)

2.〈日影茶屋〉の「れんこん餅」。「季節の訪れを告げる春夏限定の上品な味わい」(鈴木さん)/小町

「れんこん餅」3本600円
「れんこん餅」3本600円

小町通りに店舗を構えるお菓子屋さんで、4月~8月限定で販売する「れんこん餅」。れんこんのでんぷんを和三盆糖と黒糖で練り合わせて笹の葉で包んだ。つるんと滑らかな食感と優しい甘さでやみつきに。涼しげな見た目もおみやげにぴったり。「毎年これを食べると“夏が来たな”と感じます」(鈴木さん)

3.〈味噌屋 鎌倉 INOUE〉のディップ。「味噌と黒ごまのコクが互いを引き立てる旨み」(鈴木さん)/佐助

「黒ごまにんにく味噌ディップ」540円
「黒ごまにんにく味噌ディップ」540円

昔ながらの手仕事で作られる味噌を各地からセレクト。ランチやディナーもいただけるレストランを併設する店内では、多種多様な味噌や、さまざまなフレーバーのディップも販売。「オリジナルの黒ごまにんにく味噌ディップは、野菜に付けると子供も喜びます」(鈴木さん)

4.〈パハロ〉のニットの帽子。「作家の黒田真琴さんの、手編み帽子が並ぶショップ」(北條さん)/扇ガ谷

21,000円
21,000円
17,000円(ブローチ別売り)
17,000円(ブローチ別売り)

鎌倉駅から徒歩7分。〈パハロ〉は、旅と写真と帽子をテーマにしたアトリエショップ。店内に並ぶ、作家の黒田真琴さんが一つ一つ手仕事で編み上げたニットの帽子は色とりどり。「帽子はもちろん、ハットピンやネックレスも素敵です」(北條さん)。

5.〈葉っぱ小屋〉の金子典生グッズ。「金子典生さんが描く、イラスト入りグッズが◎」(北條さん)/御成

トートバッグ2,400円
トートバッグ2,400円

自らも作家のオーナーが、ワークショップやイベントなども開催するアトリエ兼雑貨店。店内では、イラストレーターの金子典生さんのイラストが入ったトートバッグ2,400円やマグカップ1,700円、ポストカード150円といった作家ものを扱う。「いつ行っても、かわいいものが置いてあります」(北條さん)

6.〈文具と雑貨の店 コトリ〉の「工房アルプ」の人形。「工房アルプの人形がめちゃかわいい」(北條さん)/大町

2,800~3,800円
2,800~3,800円

小さな店内に広がる文具や雑貨の数々。オリジナルのカードや交換日記といった紙ものも充実。木の自然の色味を生かして作った、木の人「木人(こびと)」や「木鳥」といった木工雑貨が人気の、「工房アルプ」のアイテムも常時扱う。「とにかくかわいい文具ショップ」(北條さん)。

今回教えてくれたのは…

関めぐみ/フォトグラファー。広告や雑誌などで活躍。葉山在住で、過去には葉山の一色海岸への来訪客を撮影するイベント「8月の写真館」を開催。同タイトルで写真集も出版。

鈴木 元/日用品から家電まで幅広く手がけるプロダクトデザイナー。Good Design Award審査員。ロンドンやボストンでの海外生活を経て、現在は鎌倉在住。鎌倉に新居を建設中。

北條尚子/編集者。鎌倉など相模湾沿いの、海辺の暮らしを楽しむためのフリーマガジン『海の近く』を手がける。ほかにも、女性誌を中心にフリーランスとしても活動中。

(Hanako1172号掲載/photo : Natsu Tanimoto, Tomo Ishiwatari text : Yuka Ito, Kahoko Nishimura)

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