tIMG_9112

「自家焙煎」の日本茶も。 沖縄旅行サイト編集長が語る、カフェ事情。【沖縄・那覇】おすすめカフェ・珈琲店とは? Food 2018.12.26

2018年のグルメシーンを、食の業界で活躍する53人に振り返ってもらいました。その注目のステージは東京だけでなく、大阪、福岡、北海道まで広がります。今回は、沖縄CLIP編集長・セソコマサユキさんに沖縄のカフェ事情について語ってもらいました。

キーワードは「珈琲と日本茶」南の島の芳ばしい香り。

自家焙煎のおいしい珈琲店が増えているのは沖縄も同様。珈琲と自家焙煎について、今回はちょっと違った視点で2軒を紹介しよう。

1.路地裏に佇む小さな珈琲店。ひたすらに、一杯の抽出に心を込める。〈MAHOU COFFEE〉

IMG_88411

まずは珈琲。那覇市の〈MAHOU COFFEE〉は自家焙煎はせず「抽出」にこだわったお店。

ダイニングチェアは〈永田良介商店〉のラダー型で座り心地も良し。
ダイニングチェアは〈永田良介商店〉のラダー型で座り心地も良し。
抽出中の店主、山嵜さん。
抽出中の店主、山嵜さん。

店主の山嵜明央さんがドリップした一杯に、カップから店内の雰囲気まで、全てが集約されていく。古い喫茶店のような趣だけど、一杯に全てを注ぐそのスタイルは、逆に最先端のような気が、僕はしている。

個人的にオススメなのが、約6時間かけて抽出したダッチコーヒーで作るパンナコッタコーヒーゼリー430円。
個人的にオススメなのが、約6時間かけて抽出したダッチコーヒーで作るパンナコッタコーヒーゼリー430円。

〈MAHOU COFFEE〉
個性的な店が並ぶ浮島通りを一本それた路地裏の珈琲店。少し暗めの店内は古き良き喫茶店の佇まい。
■沖縄県那覇市壺屋1-6-5
■098-863-6866 
■10:00~17:00 日休 
■13席/禁煙

2.個性的なメニューでお茶に親しむ日本茶を自家焙煎するカフェ。〈ROASTED GREEN TEA APARTMENT〉

IMG_8996
ひっそりと佇むビルの3階にあり、広い窓からやわらかな日差しが入る。
ひっそりと佇むビルの3階にあり、広い窓からやわらかな日差しが入る。

「自家焙煎」では、先日オープンしたのが珈琲ではなく、日本茶の店。各地の良茶に出合うことができる。

スタッフの横山ミサさんと新垣リノさん。
スタッフの横山ミサさんと新垣リノさん。
朝にぴったりの餡バタートースト380円と温かい焙煎ほうじ茶430円。しみじみする。
朝にぴったりの餡バタートースト380円と温かい焙煎ほうじ茶430円。しみじみする。

ポットで楽しむだけじゃないお茶の世界を広げてくれるお店だ。

〈ROASTED GREEN TEA APARTMENT〉
沖縄そば〈EIBUN〉の2号店として8月オープン。自家焙煎ほうじ茶のソーダなど個性的なメニューが。
■沖縄県那覇市松尾2-6-12 3F
■098-988-9303 
■9:30~18:00 水休 
■22席/禁煙

小さくても、個性的で魅力ある店が次々と現れるのが沖縄。次はどんなお店がオープンするのか、楽しみだ。

今回教えてくれたのは…

unnamed4

編集者・セソコマサユキ
紙、WEB等の媒体を問わず、企画、編集、執筆、写真などを通して各地の魅力を独自の世界観で表現し、発信している。沖縄CLIP編集長。『石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内』など著書多数。

(Hanako1167号掲載/photo & text : Masayuki Sesoko edit : Ryutaro Koizumi)

Videos

Pick Up

SPpeachPeachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅。2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で豊かな森も美しい海も楽しめ、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高くなるのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です! 日本のLCCを代表するPeachなら、奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損!Travel 2023.02.28 PR
サントリーvol3SP文筆家・塩谷舞による「今日、サントリーホールで。」Vol.3「何か豊かなものに触れて気持ちを切り替えたい。美術館で何かいい展示してないかな、映画館は……」。そんな日常の選択肢に加えて欲しいのが「コンサートホール」。クラシックといって構える必要はありません。純粋に音を楽しむのはもちろん、目を閉じてゆっくりと息を吸いながら、最近の自分のことを振り返ったり、あるいは遠くの場所や知人のことを思い出したり。ホールを出るころには心と体がふわっと軽くなる。文筆家・塩谷舞がサントリーホールで体験して綴る、「コンサートホールのある日常」。Learn 2023.02.28 PR
サントリーホールのオルガンは、オーストリアのリーガー社謹製。職人たちが1年がかりで手作業で作ったパイプをはるばる船で運び、半年かけて設置したのだとか。文筆家・塩谷舞による「今日、サントリーホールで。」Vol.2「何か豊かなものに触れて気持ちを切り替えたい。美術館で何かいい展示してないかな、映画館は……」。そんな日常の選択肢に加えて欲しいのが「コンサートホール」。クラシックといって構える必要はありません。純粋に音を楽しむのはもちろん、目を閉じてゆっくりと息を吸いながら、最近の自分のことを振り返ったり、あるいは遠くの場所や知人のことを思い出したり。ホールを出るころには心と体がふわっと軽くなる。文筆家・塩谷舞がサントリーホールで体験して綴る、「コンサートホールのある日常」。Learn 2023.01.27 PR
記事3_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅③ | 絶景サンセットから、夜の森でアマミノクロウサギに遭遇!絶滅危惧種を含むユニークな動植物が数多く生息する鹿児島県の奄美大島。奄美群島のひとつである徳之島、沖縄島北部、西表島とともに2021年に世界自然遺産に登録され、海外からも熱い視線が集まっています。 サンゴを育む奄美ブルーの海と白砂がまぶしいビーチ、アマミノクロウサギをはじめとする天然記念物も暮らす亜熱帯の森やマングローブの原生林。地球の宝ともいえる、奄美ならではの美しい自然を味わってみませんか? 奄美大島は「アクセスが良くない」というイメージもありますが、LCCのPeachが運航する直行便なら、成田空港から約3時間、関西空港から約2時間。そして時期によっては片道4,990円からとリーズナブル! “遠い楽園”が身近になるPeachの直行便で奄美大島2泊3日の旅に出たのは、ハナコラボパートナーであるフォトグラファーのもろんのんさん。今回はサンセットの名所と森のナイトツアーを体験した絶景&アクティビティ編をお届けします。 公式サイトはこちらTravel 2023.03.14 PR
記事2_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅② | とれたての海鮮丼から、島唄居酒屋で歌って踊って!?2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で、豊かな森も美しい海も楽しめ、「沖縄より混雑していない」ことでも注目されて、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高いのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です!日本のLCCを代表するPeachなら奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4,990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損! そこで、ハナコラボ パートナーである藤井茉莉花さんが奄美大島2泊3日の旅へ。 奄美に魅せられて移住し、現在は多拠点でライターや通訳士として活動する藤原志帆さん(https://enjoy-amami.com/)に教わったおすすめスポットをまわります。 今回は海鮮丼、島唄割烹、お土産のセレクトショップなど、グルメ&お買い物編をお届けします。 公式サイトはこちらTravel 2023.03.07 PR
記事1_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅① | 島とうふにスパイスカレー、超地元スーパーでおかいもの。2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で、豊かな森も美しい海も楽しめ、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島(かけろまじま)や徳之島(とくのしま)、沖永良部島(おきのえらぶじま)など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高いのでは」と心配する声が聞こえてきますが…大丈夫です! 日本のLCCを代表するPeachなら、奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損! そこで、ハナコラボ パートナーでフォトグラファーでもあるもろんのんさんが奄美大島2泊3日の旅へ。 奄美に魅せられて移住し、現在は多拠点でライターや通訳士として活動する藤原志帆さん(https://enjoy-amami.com/)に教わったおすすめスポットをまわります。 まずは、島とうふの定食にスパイスカレー、超地元スーパーでショッピングなど、グルメ&お買い物編をお届けします。公式サイトはこちらTravel 2023.02.28 PR