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「#カフェ巡り」を付けたくなる。 空間から器までこだわりがいっぱい。【鎌倉】ゆったり過ごせる隠れ家カフェ3軒
鎌倉には心地よいカフェが数多くあるけれど、最近勢いを増しているのがスイーツのジャンル。コーヒーのほろ苦アクセントの効いたパフェや喫茶魂満点スイーツ…今回は空間から器までたくさんのこだわりの詰まったカフェを紹介します!
1.格別の空間で、手作りスイーツと澄んだコーヒーを心ゆくまで。〈vuori〉/長谷
![2階は雑貨を扱う〈くらしの道具店〉。 2階は雑貨を扱う〈くらしの道具店〉。](https://img.hanako.tokyo/2017/06/DMA-_MG_9070.jpg)
海産物問屋の倉庫を独自の美意識でみごとにリノベーションした空間に、古材の天板のテーブルやチャーチチェアが並ぶ。オーナーの岡田咲耶子さんと旦那様の2人で作り上げた、穏やかな空気が流れるカフェだ。
![クリームブリュレを凍らせたような一品、カタラーナ。コーヒーとセットで1,050円 クリームブリュレを凍らせたような一品、カタラーナ。コーヒーとセットで1,050円](https://img.hanako.tokyo/2017/06/DMA-IMG_18094.jpg)
店の顔となるのは、ガレットや焼き菓子などの手作りスイーツと、ネルドリップで丹念に淹れる雑味のないコーヒー。それらを店主が惚れ込んだ村木雄児さんの器が引き立てる。6月中旬からは大人気のかき氷も登場。ランチをやらず、純粋にデザートだけ出す店は、鎌倉でも実は希少。スイーツを頬張りながら、ゆったりと時を過ごせる贅沢な場所だ。
![そば粉のガレット700円 そば粉のガレット700円](https://img.hanako.tokyo/2017/06/DMA-IMG_18101.jpg)
(Hanako1135号掲載/photo: Kaoru Yamada text: Yoko Fujimori)
2.鎌倉の名物カフェ発、”喫茶魂”なパフェ。〈café vivement dimanche〉/鎌倉
![DMA-dimanche_005 DMA-dimanche_005](https://img.hanako.tokyo/2017/09/DMA-dimanche_005.jpg)
今年で23周年。店名を冠したパフェの深層に敷き詰めてあるのは、ハンドドリップしたアイスコーヒーを固めたビターなゼリー。表層部のコーヒーグラニテ(かき氷)と甘めのコーヒーアイス、さらには見えない部分に潜んでいるコーヒー味のスポンジが、存在感をアピールする。
![「パフェ ディモンシュ」610円(税込) 「パフェ ディモンシュ」610円(税込)](https://img.hanako.tokyo/2017/09/DMA-dimanche_024.jpg)
メニューの誕生は約15年前、菓子研究家のいがらしろみさんとの共作。当初はバニラアイスだったが、「どうせなら全部コーヒーに」と、今の形におさまったのだそう。見た目のキュートさも、さすが。
![DMA-dimanche_043 DMA-dimanche_043](https://img.hanako.tokyo/2017/09/DMA-dimanche_043.jpg)
コーヒー系のデザートは、エスプレッソを使った「ティラミス」670円も。オリジナル豆の自家焙煎コーヒーは1杯500円〜。(各税込)
(2017年9月1日ムックHanako sweets掲載/photo: Michi Murakami text: Hiroko Yabuki)
3.ほろ苦テイストがクセになるパフェ。〈OXYMORON onari〉/御成
![DMA-_MG_8393 DMA-_MG_8393](https://img.hanako.tokyo/2017/06/DMA-_MG_8393.jpg)
野菜たっぷりの彩り豊かなカレーが高い人気を誇る〈オクシモロン〉。小町の1号店に続き、店主の村上愛子さんが“もっと甘いものが楽しめるお店を”と2年前に開いたのがここ。
![DMA-IMG_17460 DMA-IMG_17460](https://img.hanako.tokyo/2017/06/DMA-IMG_17460.jpg)
定番6品と季節の新作が用意され、それらはチーズケーキやプリンなど、昔ながらの喫茶店にあるようなどこか懐かしい面々だ。
![「コーヒーづくしのパフェ」900円(税込) 「コーヒーづくしのパフェ」900円(税込)](https://img.hanako.tokyo/2017/06/DMA-IMG_17440.jpg)
ゼリーからダコワーズ、アイス、シリアルまでオリジナルブレンドのコーヒーを使って作る「コーヒーづくしのパフェ」のように、「yumiko iihoshi porcelain」の器に盛られた姿はどれも凛と美しい。シンプルで飾らず、カッコいい“甘いもの”は、カレーと同様ふいに食べたくなる魔力がある。
(Hanako1135号掲載/photo: Kaoru Yamada text: Yoko Fujimori)