【蔵前】23時まで営業! コーヒーもワインも楽しめるカフェ〈ARC〉

【蔵前】23時まで営業! コーヒーもワインも楽しめるカフェ〈ARC〉
【蔵前】23時まで営業! コーヒーもワインも楽しめるカフェ〈ARC〉
FOOD 2024.07.15
東京の下町・蔵前エリアは、静かで落ち着いた雰囲気のなかにおしゃれなギャラリーや雑貨店が点在し、街歩きが楽しいエリアです。そんな蔵前で押さえてきたいカフェ〈ARC〉を紹介します。
photo_Masanori Kaneshita text_Yumiko Ikeda

【蔵前】のカフェ〈ARC〉の魅力

蔵前のカフェARCのチーズタルト
チーズタルト660円。ザクッとしたタルト生地となめらかなクリームチーズが美味。

蔵前問屋街や「おかず横丁」など昔ながらの街並みが今も残る蔵前エリア。その一方、古い建物や倉庫をリノベーションしてアトリエや雑貨店などが誕生し、街に新風を吹き込んでいる。鳥越神社の向かいに2023年5月にオープンした〈ARC〉もその一軒。コーヒーを淹れながら見える神社の風景が、コーヒーマンの田中想真さんのお気に入りだそう。

「参拝をしたあとにウチに寄ってくれるお客さんも多いですよ。実は店名も鳥居にちなんでつけたんです」。アーチ状にデザインした壁、半円型のソファなど、内装にも曲線を取り入れ、やわらかな印象をもたらしている。明るさをおさえ、あたたかみのあるオレンジがかった色の照明にも心が落ち着く。この空間を作り上げたのは、オーナーでありクリエイティブディレクターの西岡春彦さん。パーツをひとつひとつ組み立てた自作のアンプも置かれている。

蔵前のカフェARCの内観
アーチ型の壁やカウンター、明るさをおさえた照明に気持ちがほぐされる。BGM に流れるジャズの音色がこの空間にぴったりはまる。

店内奥には、存在感がある大きなスピーカーが2台鎮座する。1950年代にアメリカの映画館で実際に使用されていたもので、流れるのはジャズ。日が暮れて街が静かになり始めると、レコードからの音色が店内を包み込むように響く。その時間を待ってコーヒーを飲みに訪れる常連客の姿も。
 
カフェの営業は夜11時まで。仕事帰りに立ち寄って気分をリセットしてから帰路につくにも、食後にまったり過ごすにもいいスペースだ。コーヒーにするか、ナチュラルワインにするかはお好みでどうぞ。

蔵前のカフェ〈ARC〉3つのこだわり

コーヒー×ジャズで極上のカフェ時間を提案するカフェ〈ARC〉。こだわりポイントを教えてもらいました。

1. コーヒー豆

蔵前のカフェARCのコーヒー豆

東京・八重洲〈トリバコーヒー〉のオリジナルブレンド。一般的にはアラビカ種が主流だが、ここでは程よい苦みのロブスタ種を使う。アイスコーヒーがおすすめ。

2. ロケーション

蔵前のカフェARCのの入り口

約1,370年の歴史がある鳥越神社の向かいに位置する。席によっては神社ビューのコーヒーブレイクも。下町らしさが残る商店街「おかず横丁」もすぐそば。

3. 音楽

蔵前のカフェARCのレコード

BGMはジャズ。巨大な木製スピーカーから響く、ダイナミックな音のファンも多い。夜になるとかかるレコードはオーナー私物。レコード鑑賞デビューにも最適。

ARC

住所:東京都台東区鳥越2-3-4 篠田梅村共同ビル1F
TEL:03-5829-4145
営業時間:10:00(土日8:30)~23:00
定休日:無休
席数:12席
アルコールもある。ナチュラルワインはグラス1,320円、オリジナルクラフトビール990円。

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