【大久保】何コレ!日本では珍しい絶品「台湾おにぎり」のお店 FOOD 2024.05.22

台湾の朝食として定番の飯糰という台湾おにぎりが味わえるお店が日本にオープン! 日本ではほとんど食べられるところがないという台湾グルメの店を紹介します。

餅米に個性豊かな具がぎっしり!

餅米からはみ出さんばかりの具は、肉鬆(肉でんぶ)、油條(揚げパン)、煮卵、干し大根、高菜……。モチモチ、カリカリ、シャキシャキと食感楽しく、ボリューミーだが夢中で食べ切ってしまう。五香粉の香りや甘じょっぱい味わいが、台湾の屋台を彷彿とさせる。おにぎりを求めて並ぶ人の中には台湾人や台湾旅行から帰ってきたばかりの人も。

台南の人気ブランド〈黒橋牌食品〉のソーセージ入り830円(標準サイズ)が一番人気。手作りのピーナツシェイク「米ミージャン漿」をお供に。
台南の人気ブランド〈黒橋牌食品〉のソーセージ入り830円(標準サイズ)が一番人気。手作りのピーナツシェイク「米ミージャン漿」をお供に。

「お客様から、日本のおにぎりを台湾風にアレンジしたんですか? と聞かれることもあるのですが、これは台湾の人にとっては思い出の味。現地では朝ごはんの定番ですが、日本で食べられるところは少ないですね」

と教えてくれたのは店主の吉田尚史さん。台湾人の両親のもとに生まれ、東京で育ったものの台南の文化にも慣れ親しんできた。イベント出演やポストカード作りなど、台湾の魅力発信をライフワークにするなか、2022年秋に日本初の台湾おにぎり専門店をオープン。
 
店はJR大久保駅すぐの路地裏にある。かつてここにも店を構えていた〈東京豆漿生活〉の田邊与志久さんにアドバイスをもらいながら、吉田さんはこの店を作った。「私が田邊さんのお店のファンだったのが始まり。肉鬆は田邊さんが作るものを使っています。こんなに上質なものはほかにありませんから」

東京巷口飯糰店

住所:東京都新宿区百人町1-23-11
TEL:なし
営業時間:11:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日:不定休

photo_MEGUMI text_Kahoko Nishimura

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