懐かしい味にホッとする! 食のプロが教えてくれた!古き良き洋食店がひしめく浅草で食べたい「おすすめの一皿」とは?
FOOD 2018.06.17
みんな大好きなナポリタンやカニクリームコロッケ。古き良き洋食店がひしめく浅草で食べたい、食のプロおすすめのとっておきの一皿をご紹介します。
1.偏愛系フードライター・小石原はるかさんリコメンド!〈グリル佐久良〉のカニクリームコロッケ
オープンは昭和42年。先代のお孫さんが2代目シェフとして腕を振るう。
「カニクリームコロッケ」1,800円(税込)は、粗めのパン粉をふわっと。低めの温度でじっくり揚げ、焼き色は付けすぎないのが佐久良流。
「クリーム感あふれる風味。ミルクをたっぷり使いました! というやさしい味わいの中に蟹の存在感もしっかり感じられるんです」(小石原さん)。
偏愛系フードライター・小石原はるか
人呼んで“偏愛系ライター”。さぬきうどん、料理人、発酵食品などハマったものは数知れず。
2.料理家・坂田阿希子さんリコメンド!〈ヨシカミ〉のナポリタン
昭和26年創業、ご存じ〈ヨシカミ〉の「スパゲティーナポリタン」1,150円(税込)は昔ながらの茹で置き麺スタイル。
玉ねぎやハムと一緒に炒め、白ワインに隠し味のステーキ醤油を。最後にケチャップをほんのり色づく程度に絡める。「NYに住む友人が日本に帰国した際、洋食食い倒れで行くお店。見事なフライパンさばきで、とにかく麺をあおってあおる!」(坂田さん)。
料理家・坂田阿希子
フランス料理店、菓子店などで修業。国内外を問わずおいしいものを探求中。
(Hanako1144号掲載/photo : Yoichiro Kikuchi Shoji text : Hiroko Yabuki)