中央線ののんびりエリア。 吉祥寺からも近いおしゃれスポット。【西荻窪】でゆったりできるカフェ&喫茶3選 FOOD 2018.05.17

中央線沿線、吉祥寺の隣駅に位置する「西荻窪」。住宅地の広がるここは、隠れたオシャレスポット。少し歩けば、隠れ家カフェや老舗の喫茶店などに出会えるんです。そんな西荻窪で、ゆったり時間を過ごせるオススメのカフェ&喫茶をご紹介します。

1.花に囲まれて楽しむコーヒータイム。〈西荻百貨店〉

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フラワーショップ〈icca〉、カフェ〈くろもじ珈琲〉、山野草とお庭の相談所〈草と花 一草(isso)〉、内装と家具〈カラクタ工房〉を営む 4 人によるシェアショップ。カラクタ工房がアパートの一室をリノベーションし、3店がひと続きに楽しめる空間。〈icca〉では月に 3 ~ 4 回「花あそび教室」を開催。店主・西野純子さんが選ぶ花で、リース作りなどのフラワーアレンジを学べる。

「 いちごとホワイトチョコレートのケーキ」320円、「くろもじブレンド」490円(各税込)
「 いちごとホワイトチョコレートのケーキ」320円、「くろもじブレンド」490円(各税込)

花を見ていると、隣の部屋から珈琲の香りが誘ってくる。

(Hanako1129号掲載/photo:Kenya Abe text:Kahoko Nishimura)

2.創業50年余。西荻の街から愛され続ける喫茶店〈COFFEE LODGE DANTE〉

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東京オリンピックの翌年、1965年に西荻窪で産声をあげた〈DANTE〉。父親の影響で子供の頃からコーヒーとクラシック音楽に慣れ親しんだ店主が、20代で一念発起して開いた。店名の由来は家に版画のレプリカが飾ってあったから。開店時には穴ぐらのように細長い建物をどう生かすか悩み、今はなき伝説の名曲喫茶、中野〈クラシック〉の美作七朗氏に相談。カウンター部分を掘り下げて高低差をつければ広く見える、と現在のスタイルに行きついた。

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コーヒーは「より香りが立つ」とサイフォン式「HARIO」のアルコールランプ式の抽出器で時間をかけて。苦みが少なくクセがない今の味に落ち着いたのは20年前のこと。「長くやっているといろんな経験をするし、順次忘れていくから(笑)。それもいいかなって」。古き良き中央線文化の名残りを探しに、ぜひ。

(Hanako1150号掲載/photo : Kenya Abe text : Hiroko Yabuki)

3.絶品オーガニックスパイスを使ったチャイが名物。〈N. HARVEST〉

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オーガニックスパイスと紅茶の販売店。月に5回ほど開かれるインド料理教室は大人気だ。その食後にいただけるチャイのファンも多い。

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ミルクではなく豆乳を使った優しい味のチャイは、カルダモン、ジンジャー、シナモン、ペッパーが入り、ラストにサフランを添えて。ドライフルーツとも相性抜群。お家で手軽にチャイが楽しめる「マサラチャイ」などの販売もある。紅茶の茶葉とスパイス4種が入って1,100円。レシピ付き。

(Hanako1145号掲載/photo : Mariko Tosa text : Miki Konno)

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