お散歩がてら“おいしい”を満喫!東京・町田のレトロなグルメスポット5選
いま最も注目を集めるスポット・町田。活気あふれる商店街を始め、地元の人に愛される洋食店、100年以上続く名店など、気になるお店が盛りだくさんなんです。そこで、今回は“レトロ”をキーワードに、いま行くべきグルメスポットを厳選。次の休日、きっと町田に行きたくなる!(PR/町田市)
まず、町田で外せない場所といえば…「仲見世商店街」
JR町田駅から徒歩3分ほど歩くと到着する仲見世商店街は、ターミナルロードと原町田中央通りをつなぐ約200mの横丁。関東大震災後にできた古物市が発祥で、1980年にJR町田駅が現在の場所に移転するまでは目の前に駅があり、「西のアメ横」と呼ばれていたそう。
到着するや否や、平日にも関わらず、多くの人で賑わっていて驚き!というのも、近年は飲食店が多く立ち並ぶグルメスポットとなっており、がっつりご飯メニューから食べ歩きスイーツまでジャンルも様々で、中には人気の有名店も。昭和風情残る雰囲気は、歩いているだけでタイムスリップしたような気分になります。
【レトログルメ1】行列必至の大判焼き!〈マルヤ製菓〉
仲見世商店街の入り口にある〈マルヤ製菓〉は、55年続く町田の名物大判焼き店。大判焼きだけでも40種類以上あり、その他にもたい焼きや角煮、おにぎりなどが安価で購入できます。
まずは、定番の「クリームチーズつぶあん」を注文。複数の具材をぎっしり詰めるのが店の特徴らしく、持ってみると想像以上のどっしり具合。もちもちの生地とクリームチーズ、つぶあんのバランスがばっちりで、あっという間にぺろり。次はおかず系のメニューで1番人気の「もち明太チーズ」。しょっぱい大判焼きはイメージなかったけど、食べてみると意外と合う!もちもちの食感で食べ応えもあり、小腹がすいたときのサク飯にも良さそうです。
現在は、2代目の鈴木志歩さんが、妹さんやパートさんと店を営んでいます。「元々は、父が始めた和菓子屋が前身。いまでも、お店で使うこし餡や白玉、抹茶クリームなどの材料は、和菓子屋で培った技術で作っているため、自家製が多いです。だからこそ、他では食べられない味を提供できるのかもしれません。また、メニューの種類が多いのは、お客さまやパートさんの要望にどんどん答えていったから(笑)。当初、おかず系の大判焼きに難色を示す方もいましたが、いまでは人気のメニューに。近所の方はもちろん、遠方から来てくださる方もいてうれしいです」。
〈マルヤ製菓〉
■東京都町田市原町田4-5-18
■042-722-1357
■10:00~19:00
■水休
【レトログルメ2】多くの美食家を唸らせた、〈リッチなカレーの店 アサノ〉
〈リッチなカレーの店 アサノ〉は、仲見世飲食街の小道を少し行った先にあるカツカレーの名店。テレビや雑誌など数々のメディアに取り上げられ、カウンターは常に満席の状態です。
1番人気は、やはり「リッチなカツカレー」。こだわりのルーは、玉ねぎを炒めながらベースのルーを作り、鶏ガラ、豚骨、野菜などでブイヨンを取る。さらに、煮込んで寝かしを繰り返し、完成までに約4日間かかるそう。また、豚カツは「味が良く、カレーとのバランスがばっちり」という理由で、神奈川県を代表するブランド豚「高座豚」を使用。カウンターにあるソースをかけ、添えてあるキャベツと一緒に豚カツのみで食べる人も多いとか。食べてみると、豚カツのサクサク感とした食感とさっぱりとした豚肉がクセになるおいしさ。ほどよい辛さ(中辛だそう)は豚カツと相性抜群で、まさに素材にこだわった“リッチなカレー”。セットで付いてくる漬物と、追加で注文した「自家製らっきょう」の酸っぱさが口の中をすっきりさせてくれます。
今年で創業してから36年になる〈リッチなカレーの店 アサノ〉。現在は先代の跡を継ぎ、2代目の浅野信三さんが営んでいる。「仕事の合間や帰りに一人で来る方もいれば、家族で来てくださる方など客層は様々。先代が研究を重ねて完成したカレーは、素材にこだわり、手間ひまかけて作っているので、他ではなかなか食べられない感動があると思います!」
〈リッチなカレーの店 アサノ〉
■東京都町田市原町田4-5-19
■042-729-7258
■11:30〜14:30(14:00LO)、17:00〜20:00LO
■6席