「中華そば」が名物の大衆食堂が、スイーツにこだわる理由とは!? 人気店の裏メニューを攻略して、【京都】グルメをツウに楽しもう! FOOD 2017.12.19

美食の都・京都にはおいしいお店がいっぱい。インドカレー店から老舗和菓子店まであの人気店の意外な裏メニュー、知ってましたか?京都グルメをツウに楽しむなら、定番以外のおすすめメニューにチャレンジ!

1.地元客に愛される大衆食堂〈京一〉がデザート充実なワケとは!?

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創業約70年、親子四代の客も多い食堂。名物の「中華そば」は甘みある滋味深いスープが特徴。ほかにも麺類や丼が充実し、料理と同じくらい甘味がそろうのが珍しい。

「ミックスパフェ」(650円)
「ミックスパフェ」(650円)

実はこちら、開業時はぜんざい屋だったのだそう。その名残で今も店で餡を炊き、なんとソフトクリームまで自家製。クラシカルなルックスの「ミックスパフェ」には〈京一〉ならではのおいしさが集結している。

2.緑鮮やかな自家製茶蕎麦は〈ひさご〉の見逃せない裏人気メニュー。

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甘辛く煮た鶏モモ肉を2個分の卵でとろっとろにとじる「親子丼」は、店の代名詞になるほど有名。一度は食べておきたいが、実は「せいろそば」も見逃すには惜しい一品。

「せいろそば」(790円)
「せいろそば」(790円)

宇治から仕入れる抹茶を練りこんだ自家製蕎麦はするりと喉を通る滑らかさで、お茶の香りがふわりと余韻に残る。9月20日頃からは、この麺と自家製のにしんを合わせた「にしんそば」も登場し常連客を喜ばせる。

3.スパイシーなカレーうどんは〈インディアン ダバ ヌーラーニ〉の〝和印〟折衷の新名物!

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京都で〈ヌーラーニ〉など4店舗を展開するインド人シェフのヌルールさんが今春開いたインド食堂。日替わりカリー2種など盛りだくさんの「Bターリー」をはじめ、カリー単品やインド風惣菜がそろう。中でも「ビーフカリーうどん」は、うどん好きなヌルールさん渾身の一杯。

「ビーフカリーうどん」(1,100円)
「ビーフカリーうどん」(1,100円)

特製スパイスを効かせたコク深いビーフカレーとコシのあるさぬきうどんが意外にもベストマッチ!

4.開業当初は洋食喫茶だった〈中華のサカイ 本店〉、唯一の名残を味わって。

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1939年に洋食喫茶として始まった店が戦後、中華料理店へと転身。その後誕生した「冷めん」は、むっちりと弾むような食感の太麺、自家製マヨ入りのやわらかな酸味のタレが多くのファンを惹きつけている。その一方で、「オムライス」だけが洋食メニューとして現存。

「オムライス」(730円)
「オムライス」(730円)

鶏肉と玉ネギ入りのチキンライスを薄焼き卵で包んだシンプルなレシピと優しい味わいは70年以上変わらない。

5.老舗和菓子店〈中村軒〉の茶店で味わう心づくしのお茶漬けに感嘆!

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銘菓「麦代餅」で知られる創業130年以上の老舗。茶店で供する極上の「かき氷」は、これを目当てに行列ができるほど大人気。実は、甘味のほか「うなぎ茶漬け」(通年)や「にゅうめん」(10月~)といった軽食もあることはあまり知られていない。

「うなぎ茶漬け」(1,400円)
「うなぎ茶漬け」(1,400円)

特製の鰻山椒煮や5種類の漬物を香り高いほうじ茶でさらりと味わうお茶漬けは、心豊かになる日常のご馳走。早めの昼食におすすめ。

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(Hanako1141号掲載/photo : Koichi Higashiya text : Awa☆Moriko)

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