誰かと、つながる。| 『夜明けのすべて』、ボランティア、フェミニズム
LEARN 2024.04.02
もっと誰かに甘えたり、迷惑をかけてもいい。実は、頼られた方も嬉しかったり、逆に新しい発見や成長があったりもする。ときには互いを止まり木にして支えあえばいい。誰かとつながることで、ふっと楽になったり、新しい世界が開けるのだと思う。
もっと誰かに甘えたり、迷惑をかけてもいい。実は、頼られた方も嬉しかったり、逆に新しい発見や成長があったりもする。ときには互いを止まり木にして支えあえばいい。誰かとつながることで、ふっと楽になったり、新しい世界が開けるのだと思う。
「ボランティア」。興味はあるけど、いざやるとなると、どう探せばいいのか、そもそも自分にできるものなのか、最近自分の生活で精一杯だしな…など、なかなか行動に移せない人もいるのではないでしょうか。Hanako編集部Sもそうだったのですが、数年前思い切って、軽度の知的障害の青少年たちとリクリエーションや学習体験をする、目黒区青少年プラザ「ステップアップ講座」に参加してみたのです。そうしたら、あら、これ、誰かのためじゃなく、むしろダメな自分のための学びであり愉しみの場なのではないか、ということに気づきまして。でも私だけではサンプル1つ。そこで同じ場で活動する3人の女性ボランティアの方々にどんなきっかけでこのボランティアを始め、どんなことを思っているのか聞いてみることにした次第。
海外のライブやフェスで取り入れられることが増えた手話通訳。聴覚障がいのあるろう者が、音楽を楽しむための素敵な手助けだ。まだまだ日本では珍しい手話通訳を、ソウルバンド〈思い出野郎Aチーム〉が取り入れている。ライブを観て驚いたのは、単純な文字情報を伝える手話ではなく、会場を包むグルーヴやエネルギーをも手話に翻訳し、“音楽体験”を共有しようという熱量の高さ。右も左も分からないなかでの挑戦、2年経ったいまだからこその葛藤ーー〈思い出野郎Aチーム〉高橋一さん、手話通訳士・ペン子さんに話を伺った。