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2021.02.27

第79回 前田有紀の『週末・気分転〈花〉』 春のお花「椿」を楽しむ。10年後の未来も守りたい、季節のお花についてのお話。

10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、春のお花「椿」についてのお話です。
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2月はまだまだ寒い日もある中で散歩していてもたくさんのお花に出会える季節。道端では、ふきのとうがひょっこりと顔を覗かせていました。

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そして、季節の花、今は椿がそこかしこで咲いているのが見られます。長谷寺、宝戒寺、英勝寺、瑞泉寺など、椿のスポットは多くありますが、我が家では、予定のない週末は大抵鎌倉の山を登っているのですが、家族でよく訪れる源氏山公園ではこの時期は寒さの中で寒椿がひっそりと咲き誇っています。

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冬のイメージの強い椿ですが、俳句などの季語では「春」を表す言葉として、親しまれています。赤、白、ピンク。様々な色があります。少し茂みを分け入った辺りでたまらなく綺麗な絞り模様の椿と目が合いました。

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息子は友達とお気に入りの切り株を見つけてると何時間でも遊んでいます。なんでもない切り株が、「基地」になり「お家」にもなり、ひたすら石や枝や葉っぱを集めて。遊びに夢中になっていると思ったら「はい、ママお土産。お花好きでしょう。」と椿の花びらを拾い集めてきてくれていました。

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私は街中で育って、子どもの頃遊んだ記憶は、土の上よりもコンクリートの上だったなぁと思い出すことが多いので、こうして、自然の中にいること、花に触れることが、ごく当たり前な息子達が羨ましくもあるのでした。一方で花の生産者さんとお話しすると(最近クラブハウスでお話し会をやっています)気候変動で年々気温が上がってきているのを肌で感じると皆さん口にされています。こんな風にふきのとうや椿、季節ごとのお花が順番に咲いていく自然を守っていかないと。10年後の子ども達にも見せてあげたいと、椿の花びらを握りしめて強く思うのでした。

前田 有紀
前田 有紀 / フラワーアーティスト

「10年間のアナウンサー生活のあとイギリス留学を経てフラワーアーティストとして独立。パーティーやウェディングなどの空間装飾のほか、移動花屋のオリジナルブランド〈gui〉」を立ち上げる。」

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