瀬戸内のおいしい空気と名建築と珈琲のアロマを、山口県の〈コーヒーボーイ〉で。
2017.12.13

第13回 心やすまるカフェ&喫茶店。「渋カフェ」その14 瀬戸内のおいしい空気と名建築と珈琲のアロマを、山口県の〈コーヒーボーイ〉で。

Hanakoスイーツ担当が、プライベートで訪れるカフェ&喫茶店をご紹介しています。レトロなテーブル、懐かしくてかわいいメニュー。不思議と落ち着く「渋カフェ」。ウッディな世界でのんびりしたひとときを。14回目は山口県周南市の、有形文化財の中にある珈琲店。
久冨 俊裕
久冨 俊裕 / Hanako編集部

「エディター。スイーツ担当。」

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コーヒーボーイ

今回の渋カフェは、山口県周南市にある〈コーヒーボーイ・ナギサ店〉。

コーヒーボーイ
コーヒーボーイ

このあたりは、自分が子供時代に住んでいたこともあり、よく懐かしくて訪れるのですが、駅に降りていつも思うのは、とにかく空気が澄んでいるということ。緑の匂いが町全体に立ち込め、海風や田畑から流れてくる藁を焼く煙など、いい香りがそこかしこにあふれています。珈琲のアロマもまた、昔の記憶を呼び起こすスイッチ。

そんな故郷の一角に、〈コーヒーボーイ・ナギサ店〉はあります。

海から山へと続く変哲のない道の脇にポツリと立つ建物は、かつて町の人たちに親しまれていた「日下病院」。今は改装され、カフェや雑貨店が中に。昭和3年に造られた建物は、国の有形文化財に登録され、当時の山口県の雰囲気をそのまま伝えてくれます。入って左が〈コーヒーボーイ〉。

コーヒーボーイ

シュワシュワとポットから湯気が立ちのぼるカウンター。ナギサという店名の由来は、〈コーヒーボーイ〉の前身となる店〈ナギサ珈琲店〉が、かつて海辺にあった店だからだそう。現在のマスターは2代目。県内には7軒の個性の違うお店が。

コーヒーボーイ
「ホットのソイラテ」(420円)
コーヒーボーイ

販売されている珈琲の番号は、100の位が豆の生産地、10の位がロースト方法、1の位が味わいを意味しています。なんだか暗号みたいですが、覚えて照らし合わせると楽しいし、珈琲好きには嬉しい表示です。詳しくはこちらに。

コーヒーボーイ

SNSを見て近隣の県から訪れる人も多く、珈琲ショップは単なる憩いの場ではなく、地元の人たちをつなぐ、大切なコミュニティになっています。

コーヒーボーイ
コーヒーボーイ

コースターには、珈琲発見の伝説の一つである、羊飼いの少年カルディが。赤い実を食べたら、元気100倍ときめきがあふれたという逸話から。アイスラテ420円。

コーヒーボーイ
コーヒーボーイ

定期的に発行されるカードの裏には、珈琲にまつわるエピソードが書かれています。カフェが発信するリトルプレスって素敵です。珈琲を飲む間の文庫本替わりに。ゆっくりと流れる時間は、至福の極み。

コーヒーボーイ
コーヒーボーイ

二つ隣の光市には虹ヶ浜海岸や室積海岸など瀬戸内屈指のビーチもあります。夕陽がとてもきれいなので、ドライブがてら訪れるのもオススメ。近くには〈コーヒーボーイ・光店〉も。単なる地元びいきかどうかは、ぜひその目でお確かめいただけたら。

コーヒーボーイ

〈コーヒーボーイ・ナギサ店〉
■山口県周南市土井2-4-9
■営業時間10:30~1800
■火水休
■20席
■禁煙
■珈琲は通販も。
https://www.coffeeboy.co.jp/

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