SNSで話題!お酒を飲まない世代にも人気の恵比寿〈JANAI COFFEE〉へ。〜児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」〜
2020.11.30

第22回 BARをもっと、カジュアルに。 SNSで話題!お酒を飲まない世代にも人気の恵比寿〈JANAI COFFEE〉へ。〜児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」〜

お酒業界での広報歴12年!児島麻理子が、実力派のバーテンダーをご紹介します。第22回目は番外編!SNSでも話題の恵比寿〈JANAI COFFEE〉のバープロデューサー、明円 卓さん、吉田 純貴さん、大槻 将之さんの登場です。お酒を飲まない世代にもバズりを起こした〈JANAI COFFEE〉の誕生の背景をお聞きします。
児島麻理子
児島麻理子 / ライター、PRコンサルタント

「東京在住。出版社を経て、2008年より洋酒メーカーで広報を担当。現在は独立し、飲食・ライフスタイルの分野でライター、PRコンサルタントとして活動。趣味はアートとバーを楽しむこと。これまでに世界7ヶ国以上の蒸留所やバーをめぐる。」

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本日のバープロデューサーは…明円 卓さん、吉田 純貴さん、大槻 将之さん(〈JANAI COFFEE〉共同代表)

恵比寿 JANAI COFFEE
左から明円さん、吉田さん、大槻さん。

■明円卓さん
1989年7月21日。蟹座。O型。〈kakeru.inc〉クリエイティブ ディレクター。趣味は建築巡り。お気に入りのお店は恵比寿の〈コンフィアンス〉。

■吉田純貴さん
1994年1月19日。山羊座。A型。〈CIAL inc.〉COO。〈猿田彦珈琲〉などでのバリスタ経験あり。趣味はバスケ、お気に入りのお店は池尻大橋の〈LOBBY〉。

■大槻将之さん
1990年1月15日生まれ。山羊座。B型。広告代理店勤務。趣味は家具巡り。お気に入りのお店は神泉の〈AURELIO〉。

恵比寿 JANAI COFFEE

とあるビルの地下にあるコーヒースタンドで、あることをすると奥につながるバーへの扉が開かれる…。そんな秘密のバーが今年の8月、恵比寿に登場しました。1ヶ月先まで予約待ちとなっている〈JANAI COFFEE〉をプロデュースしたのが、今回登場する3人です。
広告やデザインの仕事も持ちながら、JANAIでは明円さんがコンセプト作り、吉田さんがオペレーション、大槻さんはPRやファイナンスを主に担当。どこか部活のように楽しみながら、新しいバーの形を模索しています。

目指すのは映画のような体験。

恵比寿 JANAI COFFEE

児島「最近、20代くらいの若い世代とバーの話していると、必ず出てくるのが〈JANAI COFFEE〉さんなんです。これは行かなくてはと先日初めて伺ったら、バーに若い人があふれている光景に圧倒されました」。
明円さん「ありがとうございます。実は僕たちもHanakoさんのこの企画は憧れで!開業する前に、こういうことをやっている人がいるのか、相談したいよねと話をしていたんです」。
児島「自分から飛び込んで来ちゃいました(笑)。改めて、お店のコンセプトを教えてください」。
吉田さん「コンセプトは1920年頃にアメリカで流行していたスピークイージー(もぐり酒場)なんです。今年はちょうど100年。今の時代だからできることをやりたいと、スマホならではのギミックを使った令和版スピークイージーにしたんです。デジタル上の謎を解けた人だけがバーに入れる、ということを徹底してやっています」。
大槻さん「最初は本当に伝わるかな、コンセプトが複雑すぎるんじゃないかと心配していました。実際、はじめは1週間に数名ということも。自粛要請期間とも重なって、こんな時期に開業するもんじゃないと痛感しましたね(笑)」。
明円さん「ですが、逆張りの発想で行きました。人が集まれない時代だからリアルな場の価値が再定義されるんじゃないかと。ターゲットもあえてバーに行かない人たちにしたんです。お酒を飲みにくるというより、体験をしに来てもらうという作りにしました」。

JANAI流、バーのバズらせ方。

恵比寿 JANAI COFFEE

児島「初めての人が来やすくて、思わず人に話したくなるような仕掛けになっていますよね」。
大槻さん「火がついたきっかけは、偶然来た漫画家さんがSNSにこのバーでの体験を漫画にしてくれたことなんです。お客さんが来なくて、追加融資の契約書を書こうとしていた翌日に、その漫画がアップされて。1日で1,500人の予約が入ったんです」。
明円さん「SNSと相性が良かったということはあったと思います。そしてここはスピークイージーというフィルターを通して、同じ価値観の人が集まっているので、場がポジティブなんです。会員制のようにお金で縛るのではなく、この企画が好きという価値観で来てくれているので対等な関係になれるんですよね」。
吉田さん「僕はもともと飲食もやっていましたが、お店にいく理由って、そのお店に行きたいというより、そこにWi-Fiがあるから、駅から近いから、ということも多くて。そこでどんなにいいサービスをしても、その人にとってはあまり関心がないことだったりもするんですよね。ですが、このお店に限ってはそれがない。入り口の仕組みのおかげだと思います」。

広めたいのは、楽しいお酒!

恵比寿 JANAI COFFEE

児島「メニューを見たときに新鮮だったのは、”スタッフ全員がお酒に詳しいわけではありません!”と宣言してしまってるところ。バー初心者に対してすごくいい目線の下げ方ですよね」。
明円さん「世の中のバーの99%がお酒を突き詰めてやっているので、お酒のスペシャリストでないところを僕らがやっていくとどうだろう、という話を最初にしていました。自分は”ウイスキー何にしますか”と聞かれるのも嫌だったし、偶然文字が目に入って”山崎で”と言ったら、”何年にしますか”と続くみたいな(笑)」。
吉田さん「僕らがお勧めしているのは、何も考えなくていいカクテルコースです。甘いのが好きか、さっぱりが好きかで、あとは勝手に出てくる。クラフトビールやワインも産地とか銘柄じゃなくて、ラベルの可愛さで選んでもらうジャケ買いも薦めてます」。

未成年限定バーも!?

恵比寿 JANAI COFFEE

明円さん「実はこの前、期間限定で未成年限定の時間を作ったんです。普段は入店をお断りしていますが、未成年の方からの問合せも多くて。”5年後、〈JANAI COFFEE〉に行くまで頑張って生きる”って固定ツイートしてくれる人もいたくらい。そんな人たちに僕らも会ってみたかった。なんらかの形で体験してもらえたらいいなと、ノンアルバーを展開しました。大人になってお店で再会できるよう、20歳になったら使えるチケットもプレゼントしたんです」。
大槻さん「誰かの初めてのバーになったり、初めて父親とお酒を飲んだという体験をしてもらえたらいいなと話しています。若い人はずっと増え続けるので、その人たちがこれる場所になったらいいなと思っています」。

バーの常識や慣習を鮮やかにひっくり返している、”ジャナイ”の挑戦にこれからも注目です。

恵比寿 JANAI COFFEE
入り口はカフェのルールを守るため、帰りにデカフェのコーヒーかお茶が手渡される。
恵比寿 JANAI COFFEE
空間のコンセプトはホテルのラウンジ。星野源さんのミュージックビデオなどを手掛けたインテリアスタイリストの岡本真由美さんが内装を手がけている。
恵比寿 JANAI COFFEE
初心者にもフレンドリーなJANAIのカクテルメニュー。

ハナコラボからの質問
Q.「バーの魅力ってなんですか?」

A.「バーはその日くる人によっても雰囲気が変わりますし、カウンターとソファーでも雰囲気が違う。日々違うところが難しさでもあり、面白さでもあります。いらっしゃる方にもその瞬間の雰囲気を楽しんで欲しいです」(吉田)。

このお店のこの一杯「オトナコーヒーギュウニュウ」

恵比寿 JANAI COFFEE
「オトナコーヒーギュウニュウ」1,200円

JANAIオリジナルブレンドをベースにしたコーヒーカクテル。コーヒーカクテルはドリップコーヒーやエスプレッソをベースにしたもので、数種類そろう。

今回のお店はここ。

恵比寿 JANAI COFFEE

ホームページの謎を解くと、その扉が開く秘密のバー。表はコーヒースタンド。コーヒー系カクテルやジャケが可愛いクラフトジンなど、初心者にも優しいメニューがそろう。
■東京都渋谷区恵比寿南2-3-13 山燃ビルB1F
■03-6412-7037
■18:00〜24:00 年中無休
 ※状況に応じて営業時間が変更になります。

【本日の一言】
秘密の扉の奥に広がるバーで新しい体験を!

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