プチハレ!銀座、日本橋。プチハレ!銀座、日本橋。 Magazine No. 1130 2017年03月23日 発売号
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掲載店舗
- ラーメン 中華 飲茶・点心 四川担担麺1841ラー油のレベルで四川料理の味が決まるというほど、自家製ラー油にこだわりのある専門店。汁なしを選べば、スープで薄まらない分、タレの濃い味とラー油の旨みが口いっぱいに広がる…かと思いきや、後からしびれる辛さが舌と喉を直撃。このパンチの効いた味のレイヤーがやみつきに。
- カフェ 居酒屋 甘味処 茶CAFE 竹若築地の和食店〈竹若〉が展開する日本茶カフェ。日本の食材を通して日本文化を伝えたいと、ここでは品質、産地、合組方法にこだわった日本茶を厳選。メニューにはそのお茶をたっぷりと、おいしく楽しめる品を展開する。こちらの「鯛煎茶漬け」もそのひとつ。静岡県の堀川農園で作られた高級深蒸し茶「おおかめ」を主役に考えられた鯛茶漬けは、あられののったご飯と鯛の胡麻タレを日本茶がさっぱりとつなぐ軽快なおいしさ。日本茶が鯛の匂いを消し、あられの香ばしさを引き立たせた組み合わせが見事。おかわりする人も続出。 トロサーモンといくら丼の玄米茶漬けセット1,280円も人気。
- 料亭 銀座 すが家日本料理一筋20年。かつては金沢の名旅館〈加賀屋〉でも料理長を務めた店主の菅谷義則さんが、古巣でもある銀座で始めた店。全国のおいしい魚を熟知する彼はここで天然鯛のおいしさを前面に打ち出した鯛茶漬けを用意。こだわるのは生きたまま空輸される広島県産の天然鯛。まだピクピク動くほど新鮮な鯛のお刺身7〜8切れを、松の実や胡桃を加えた自家製胡麻ダレと煎茶と共に提供する。まずはお刺身で2、3切れ。その後八女茶を注いでいただく鯛茶漬けは懐石料理のように上品。小鉢や抹茶まですべてが行き届いている。 ミニ懐石6品3,800円、昼懐石8品5,500円は要予約。
- その他日本料理 天ぷら 日本橋 玉ゐ本店穴子料理専門店として11年前にオープン。看板メニューの天然ものの穴子を使った「箱めし」は、ふんわりとした穴子の食感を楽しめる「煮上げ」と、香ばしく焼き上げた「焼上げ」、どちらかを好みで選ぶことができる。まずはそのままシンプルに穴子だけで、次にねぎやゆずの皮などの5種類の薬味で、最後は穴子の骨でとったダシをかけてお茶漬けで食すのがおすすめ。行列必至の味わいだ。 コレド室町店、日本橋室町店も。
- 割烹 小料理屋 芝濱店名は魚河岸が主役の落語より。魚にこだわる板長のイチオシは鯛。仕入れは富山の漁師から直送される品と、毎日築地で探した天然モノとを併用。質と大きさに妥協せず探した鯛のおいしさを知ってもらいたいと始めたのが、昼の鯛尽くし膳だ。1匹を無駄なく使ったそのコースは、ダシと卵で作った茶碗蒸し、お造り、アラ汁、鯛の炭火焼、天ぷら茶漬けの全5品。中でも主役の鯛天茶は一晩寝かせ、味がまろやかになった鯛を炭で炙り、衣を付けて揚げたもの。香ばしく、余分な油が滲まない天ぷらには、自家製胡桃ダレと鯛ダシをたっぷりと注いで楽しむのが王道。同じ食材とは思えないほど変化に富んだ味わいを教えてくれるコースに、鯛の奥深さを再発見できるはず。 昼はほかに穴子おざぶ丼2,500円、昼懐石5,000円~もあり(前日までに要予約)。
- 寿司 鮨とかみ昼も夜もなかなか予約がとれない大人気店のこだわりはマグロ。寿司の主役はマグロと言い切る板長の小田将太さんは、築地で、その時一番状態のいい本マグロを仕入れて提供する。「マグロを堪能したいならここです。築地で一番勢いのあるマグロ問屋から仕入れているので、日本でも有数のおいしいマグロが食べられるんです。シャリもマグロに合わせていて、塩をたてた赤酢のシャリがトロの甘みを際立たせます。赤身のねっとりとした食感と凝縮された旨味もたまりません」。隠れた人気は、表面がカラメル状でまるでクレームブリュレのような食感の玉子焼き。これを目当ての女性客も多いのだそう。 要予約。
- カフェバー マンダリン オリエンタル 東京 オリエンタルラウンジ世界有数のトラベルガイドで五ツ星に輝いたホテルの最上階、38階に位置するレストランでは3つのタイプの朝食を用意。おすすめは好みの卵料理が選べる「ル アメリカン」だ。山梨県で採れたハーブ卵のエッグベネディクトは、濃厚かつクリーミーな味わいでオマールエビのビスクソースと相性抜群。天気がいい日には窓から富士山が眺められるという都心のパワースポットでゆっくりと。 「ル アメリカン」のほかには「パリジャン コンチネンタル」「和朝食」がある。
- カフェ 紅茶専門店 【閉店情報あり】ハロッズ ザ・プランテーション・ルームス 三越銀座店白を基調とした空間に緑が多くディスプレイされ、リラックス感のあるサロン。アフタヌーンティーのフードは、やわらかく香りがいいサルタナレーズンを使用し、英国と同じレシピで作られたスコーンや、ビクトリア女王が好んだといわれるシンプルなケーキ「ビクトリアスポンジ」など、本場の味わいが楽しめる。紅茶も、人気の「ハロッズブレンドNo.49」や「ジョージアンブレンドNo.18」など選び応えのあるラインナップなのがうれしい。「アフタヌーンティーセット」2,500円(オーダーは2名分から) アフタヌーンティーは14:00〜17:00限定、予約不可。
- ラーメン らーめん松富路地裏に佇むラーメン店の看板メニューは、銀座高級クラブのお姉さまもお忍びで食べにくる、優しい味わいの担担麺。胡麻の香り漂うピリ辛スープには酢を効かせ最初は酸っぱ辛く、スープが混ざるにつれてマイルドに変化。そのさりげない二段仕込みで、飽きることなくペロリと完食。
- バー Bar Vie Lembranca一見すると銀座らしいオーセンティックなバーである。しかし一度行けばわかるのは、それが銀座どころか世界中を探したってどこにもないバーだということ。マスターの秋谷修二さんはシェイカーを振るとき心から楽しそうに微笑んでいて、たいそう愛おしそうにカクテルをつくるのだが、何より特筆すべきはそのプレゼンテーション。一杯に添えられたマカロンも桜餅も、氏いわく「ペアリングではなくすべてカクテルの一部」なのだ。