
プチハレ!銀座、日本橋。プチハレ!銀座、日本橋。 Magazine No. 1130 2017年03月23日 発売号
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寿司 鮨ふじ田4歳から寿司職人を目指していたという藤田真一郎さん。もはや完璧に思える今の寿司にも満足せず、よりおいしい寿司を目指して常に研鑽を重ねている。「ネタに合わせて、赤酢のシャリと白酢のシャリを使い分けているんですが、味のマッチングをきちんと考えている。研究熱心で、新しい物をどんどん取り入れる姿勢も素晴らしいと思います。江戸前ではあまり使わなかった、たとえばコチとかホウボウといった魚を江戸前の技でおいしくしている。女性ファンが多いイケメンな親方でもあります」。口の中がずっと心地よい状態でいられるように、出す順番をすごく考えているという藤田さんのお寿司は必食!
喫茶店 洋食 café 紅鹿舎ランチセットのグラタンは昭和40年代から続くロングセラー。具材には水煮のあさりを使い、貝のダシでソースの旨みをグッと高めている。セットのスウィートパンはパン屋に特注する店のオリジナルで、やさしくほのかな甘さが特徴。サラダやゆで玉子も付いてボリュームも充実、大満足のおいしさに人気の理由がうかがえる。
ランチのドリンクはコーヒー、紅茶、豆乳カフェオーレなどから選択可能。
寿司 鮨 銀座おのでら女性ひとりでも気がねなく食事ができる雰囲気の店内。ランチでもお寿司を堪能した満足感が得られるのがうれしい。特徴は一粒一粒が際立つシャリ。「こまめに補充することで常に状態の良いシャリを提供しています。自然と噛み締めることでより味が深まるイメージです」と料理長の高橋哲久さん。3年熟成の赤酢で、シャリの甘みとネタの旨味が一体になるように仕上げる。「江戸前に加えて、ウニやボタン海老など北海道から直送されるネタの素晴らしさも見逃せません。銀座から世界に寿司を発信するという信条で、欧米や中国にも進出している勢いある店です」(早川さん)
洋食 銀之塔昭和30年の開店以来、メニューは「シチュー」と「グラタン」の2種類のみ。「グラタン」はマカロニを使わず、ご飯と一緒に食べるのが創業時から変わらぬ独自のスタイル。バターたっぷりのホワイトソースに、エビとしいたけをごろりと加えて和の風味をプラス。どこか懐かしい味わいに、やみつきになること間違いなし。
シチューとグラタンの「ミニセット」3,800円(税込)も。
ラーメン 中華 飲茶・点心 四川担担麺1841ラー油のレベルで四川料理の味が決まるというほど、自家製ラー油にこだわりのある専門店。汁なしを選べば、スープで薄まらない分、タレの濃い味とラー油の旨みが口いっぱいに広がる…かと思いきや、後からしびれる辛さが舌と喉を直撃。このパンチの効いた味のレイヤーがやみつきに。
コーヒー専門店 バー BAR アイラ島 銀座ウイスキーとコーヒー好きにはこちら。10:00〜18:00は〈舘田珈琲焙煎所〉として営業。バーではお酒とコーヒーのどちらも楽しめる。1.カウンターは10席。2.焙煎前の生豆。3.入り口には焙煎機も。4.アイラ島で買いつけた限定ラガヴーリンはブレンダーのサイン入り。5.使用するのは和吉グラス。
料亭 銀座 すが家日本料理一筋20年。かつては金沢の名旅館〈加賀屋〉でも料理長を務めた店主の菅谷義則さんが、古巣でもある銀座で始めた店。全国のおいしい魚を熟知する彼はここで天然鯛のおいしさを前面に打ち出した鯛茶漬けを用意。こだわるのは生きたまま空輸される広島県産の天然鯛。まだピクピク動くほど新鮮な鯛のお刺身7〜8切れを、松の実や胡桃を加えた自家製胡麻ダレと煎茶と共に提供する。まずはお刺身で2、3切れ。その後八女茶を注いでいただく鯛茶漬けは懐石料理のように上品。小鉢や抹茶まですべてが行き届いている。
ミニ懐石6品3,800円、昼懐石8品5,500円は要予約。
スペイン料理 ワインバル アロセリア ラ パンサ代官山で人気のアロセリアの姉妹店が銀座1丁目に登場。アロセリアとはスペイン語でお米料理の店という意味。パエリアはもちろん「カルデロ」や「アロス・メロッソ」など日本ではまだ珍しいお米料理が楽しめる。まずは、ウサギ肉を使ったバレンシア地方の代表的なパエリアでアロセリア体験を。
洋食 みかわや昭和23年創業の老舗高級洋食店。「芝海老のグラタン」は、50年以上続く定番メニュー。まだ洋食が日本に浸透していなかった創業当初、芝海老のグラタン」が新聞に掲載されたのを機に瞬く間に人気店の仲間入りを果たしたという逸話を持つ。レシピや素材は当時のままに、国産の芝海老を厳選して使用。鍋底にバターライスを薄く敷きつめ、濃厚なベシャメルソースとの絶妙な相性で堪能させる。
「芝海老のグラタン」はアラカルトで終日提供。
中華 香港1997 銀座店さまざまな調味料を駆使した奥行きのある味わいは、食通たちも唸るほどの絶品。海老の醤を加えたスープと上に散らした桜海老が、華やかかつスパイシーな要素を盛り立てる。ナッツの甘みに刺激的な辛さ、野菜のシャキシャキ感が一体となり、口の中で担々麺の常識を超越。行列覚悟でぜひ。













