おもしろ案内人たけちゃんと行く! ガイドブックに載ってない、超ディープな〈大阪三大パワースポット〉
ガイドブックにはないディープな大阪を体験したい!知る人ぞ知る大阪を満喫したい!そんなリクエストに応えてくれる観光案内人・たけちゃんが、渾身のパワースポットをご紹介。
街に溢れるパワーを浴びて、ディープ大阪を遊び倒す!
おもしろくて、おいしくて、奥が深〜い大阪の街は、訪れるだけで元気がもらえる、まるで街全体がパワースポット。そんな大阪を知り尽くす“おもしろ案内人”たけちゃんをご存じだろうか?「せっかく来てくれた人に、もっと“おもろい大阪”を知ってほしい!」と、早期退職して55歳から観光ガイドを始めた強者。今回はたけちゃんの案内で、極私的大阪三大パワースポットを巡る。
古きよき大阪のすべてが集結!街を歩けば元気満点〈新世界〉。
まず訪れたのは新世界。たけちゃん曰く、ここは「一番大阪らしい大阪!」。8個で450円の安くておいしいたこ焼き屋に50円のドリンク自動販売機。無料で何度でも引ける新世界稲荷神社の“常連みくじ”で今日の運勢を占ったら、大阪の定番ファッション・トラ柄Tシャツ(無料貸し出し可)に身を包み、人力車で昭和レトロな街並みを疾走。ちなみに気合十分のアニマルファッションが欲しい人は、ヒョウ柄発祥の地と名高い新世界市場の〈なにわ小町〉へ。パワー爆発の名物女主人・高橋真由美さんに会えたら超ラッキー!
大阪で一番乾杯が似合う場所で、食いだおれ必至〈新梅田食道街〉。
続いて行くのは〈新梅田食道街〉。元々は旧国鉄時代の施設関係の退職者に対する救済事業として1950年に開業した施設で、「いろんなものを食べさせ、飲ませる店が狭い通路に並んでいる。だから“道”なのだ」というのが「食道街」の由来。食いだおれの大阪ならではの味良し、雰囲気抜群の飲食店がひしめき合い、現在は約100店舗が営業。迷路のごとく張り巡らされたビルの通路は、何を食べようか?と歩くだけでもワクワクが止まらない。ランチのつもりで足を踏み入れたら最後、看板に誘われて2軒、3軒とハシゴするうちに宵の口にはベロベロ必至。
ディープでカオスな大阪の夜の最終地点〈味園ビル〉。
街にネオンが灯り始めたら、仕上げはディープな裏なんば随一のカオスかついんびな雰囲気に包まれた「味園ビル」へ。超個性的なバーや飲食店が軒を連ねる、昭和サブカルの殿堂としてマニアの間では知られたスポット。イケメンマスターがいる〈Bar High Jinks〉や、“オカルトと科学”がコンセプトの〈なんば白鯨〉、カウンターになぜかクイズの早押しボタンがあるバー〈群青海月〉などなど。どの店も人も外見は一見マニアックだけど、たけちゃんのアシストがあれば旅行者でもすんなり仲間入りできるほど気さくで穏やか。勇気を出して扉を開けば、めくるめく大阪の夜が待ち受けているはず!