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客室のヒントは「禅の思想」。 “京都らしさ”を体感できるホテル 〈THE THOUSAND KYOTO〉。ツウが今、こぞって食べに訪れている朝食も。
TRAVEL 2020.07.12
次々とホテルがオープンしている京都で最近増えているのは、アーティストがコンセプトやデザインを手がけるホテル。しつらえだけでなく、滞在方法までも工夫するなど、 新しさに敏感な京都だから実現した宿のカタチを見てみよう。今回は、〈THE THOUSAND KYOTO〉をご紹介します。
【LOBBY】シンボルは大階段。

「1,000年の都」というコンセプトが五感に訴えかけてくる圧巻の大空間。差し込む光が、多彩な表情を見せてくれる。夜になると、ぐっと落とされた照明の下、艶っぽい雰囲気に。
【GUEST ROOM】ヒントは禅の思想。
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余計なものを削ぎ落としたシンプルでミニマライズされたデザイン。窓の外に広がる緑やふんだんに差し込む光も心地よさに貢献。究極の眠りを追求したベッドマットは〈Serta〉。
【DASHI】朝一番の“迎えだし”。

京都ツウが今、こぞって朝食を食べに訪れているのがここの日本料理レストラン〈KIZAHASHI〉。お目当ての和朝食は、テーブルで炊き上げる1膳分のご飯に、だし巻き玉子や魚の炭火焼、自家製の漬物など、魅惑の小皿たちがずらりと並ぶ。予約不可だが、ビジターOK。ゆったりした空間で、とっておきの朝を迎えよう。

〈THE THOUSAND KYOTO〉
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■京都府京都市下京区東塩小路570
■075-354-1000
■ザ・サウザンドルーム1泊1室63,000円~(税サ別)
■全222室
〈KIZAHASHI〉
■朝食7:00 ~10:00LO
ランチ11:30~14:30LO
ディナー17:30~21:00LO
(Hanako特別編集『Hanako TRIP 今、泊まりたいのはライフスタイルホテル。』/photo:Noriko Yoshimura text:Yoshie Chokki)