

浅草 いづ美あさくさ いづみ
- 東京都台東区浅草1-8-6
- Phone: 03-5806-1620
- 18席禁煙
- 11:30~17:30LO
無休
No. 1144

浅草・谷根千
2017年10月19日 発売号
シャンデリアや鏡張りのインテリアが作り出す世界は、まるで異空間。このロイヤルな雰囲気とはギャップのある、地元のお客や観光客がひしめいている様子は浅草ならではの光景だろう。1962年の創業当時から使うロースターで自家焙煎した豆は、「珈琲ゼリー」630円にもアレンジ。
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カフェ コーヒー専門店 バー KAPPABASHI COFFEE & BAR〈合羽橋珈琲〉の名で約12年続いた店が、昨年10月にリニューアル。一枚板のカウンターなど、木のぬくもりに満ちた内装は継承されている。コーヒーフロート750円(税込)には、小石川のスペシャルティコーヒー専門店〈karta coffee〉のグアテマラなどを使用。バニラアイスに負けないコクの深さが魅力だ。
その他専門店 BOOK AND BED TOKYO ASAKUSA
うなぎ 鰻 駒形 前川 本店創業は文化・文政のころ。川魚問屋からスタートし、初代が鰻料理店に転じた。駒形橋の建設などで多少移動しているものの、場所はほぼ変わらず。味の要は、200年注ぎ足しているタレ。関東大震災の際は大八車にタレ壺を載せて逃げたというほど代々で守られてきた。素焼きした後に蒸し、タレをつけて焼く鰻は、肉厚で驚くほど繊細。ふわふわな身の旨味を主役に、ふんわりと甘いタレの風味が後を引く。 全て和室。部屋から隅田川と東京スカイツリーを一望。
喫茶店 【閉店情報有り】アンヂェラスブッシュ・ド・ノエルケーキ「アンヂェラス」はお土産に。店名は教会の鐘の音が由来。
寿司 弁天山美家古寿司「冷蔵庫のない時代は必ず寿司ダネに仕事を施していた」と5代目の内田さん。古典的な江戸前寿司を握る同店では、マグロの醤油漬けからヒラメの昆布締め、アナゴの爽煮と、ほとんどの寿司に下ごしらえをする。口に入れると、香りのいい山葵とダシを合わせた煮切り醤油のバランスがなんとも絶妙。一貫30gがベストと話すが、好みに合わせシャリは調整可。そんな大らかさが、長らく愛される理由かも。
カフェ 和食 Hacco’s Table
串カツ 串揚げ 立ち飲み 串あげ 光家生まれも育ちも浅草、元芸者の光也さんが営む立ち食い串揚げの店。「女性一人が気軽に入れる店をやりたかった」という言葉通り、常連は4歳から94歳まで(!)、女子率高し。きめ細かなパン粉でカラリと揚げる串揚げは軽やかかつ上品で、これまた女性好み。 朗らかなママに人生相談する女性客も多数。紅しょうが120円や豚バラしそ150円もぜひ。
カフェ サンドイッチ 喫茶店 ローヤル珈琲店 本店シャンデリアや鏡張りのインテリアが作り出す世界は、まるで異空間。このロイヤルな雰囲気とはギャップのある、地元のお客や観光客がひしめいている様子は浅草ならではの光景だろう。1962年の創業当時から使うロースターで自家焙煎した豆は、「珈琲ゼリー」630円にもアレンジ。
ショコラトリ― ショコラティエ川路ショコラティエの川路さとみさんは、海外修業に出たことで日本人であることを意識し、誇りをもった。お茶やゴマ、柚子や甘麹など、日本人だからこそ駆使できる和の食材を取り入れたチョコには、日本の伝統模様をあしらう。「相手を思いやる心を模様ひとつで表現するなんて、和の文化はすごいと思う」と川路さん。 新名物の登場と地元の人にも喜ばれている同店は、「味噌など試してみたい食材がたくさん」と、まだまだ進化の予感。チョコレート作りの教室も開催しており、既にショコラティエとなった生徒もいるそう。
とんかつ 洋食 ぱいち名物の「ビーフシチュー」2,200円(税込)を始めたのは昭和40年頃。トマトピューレにウスターソース、牛すじに野菜を加えたソースは約1週間火にかけ、牛バラを投入。人参やじゃがいもなどの具材は別茹でし、注文を受けてからソースとあわせる。