名建築で巡る京都6つのエリア。 美しい建築と町家をめぐる 伏見から宇治エリア。新たな文化が生まれる、京都西山から乙訓エリア。 TRAVEL 2022.08.26PR

京都は寺社などの世界遺産が多い場所。
そして有名建築家による建物を身近に感じる機会もある。
今度の京都は、名建築を巡りながら、街を満喫してはいかがでしょう。(PR/京都府)

京都西山〜乙訓(Kyotonishiyama - Otokuni)|エリア

嵐山から南西へ広がる京都西山〜乙訓は、歴史と自然とが交じり合って今へとつづく。平安京の前に都がおかれた長岡京、善峯寺(よしみねでら)や大原野神社などの寺社、豊臣秀吉と明智光秀が戦った天王山と、いにしえに思いを馳せるスポットは数えきれない。京都の伝統野菜のひとつで、春を告げるたけのこの産地としても有名だ。
その中で案内したいのは、大阪に隣り合う大山崎町。JRでも阪急電車でも京都の街中から電車で30分ほどという距離に、足を運びたい場所がコンパクトにまとまっているのも特色。
まずは改修を終えたばかりで9月17日から再開する〈アサヒビール大山崎山荘美術館〉。大正から昭和の実業家・加賀正太郎がみずから設計して建てた別荘を改修した本館、安藤忠雄設計による新館、そして約5500坪もの広大な庭園を持つ美術館は建築も大きな見どころ。加賀正太郎はイギリスに遊学した経歴を持ち、ウィンザー城から眺めたテムズ川に思いを馳せて、三つの川が流れるこの地に別荘を建てると決めたという。三角屋根が重なり合い、柱や梁を見せたハーフティンバー仕様の本館は存在感を放ちながらも、その佇まいが自然になじむ。展示室となった居間の、たけのこをモチーフにした装飾などからも、この地を愛した

〈アサヒビール 大山崎山荘美術館〉

建築について
本館は1912年から建設が始まり、1932年に完成したかつての別荘。贅を尽くした創建当時の姿に修復し、安藤忠雄による「地中の宝石箱」を加えて1996年に美術館として開館。2012年には新棟として山手館「夢の箱」が加えられている。

9月17日からは企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」を開催。
■京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
■075-957-3123(総合案内)
■10:00~17:00(最終入館16:30)
■月休(祝の場合は火休)、ほか展示替え期間、~9月16日休館
■900円

食にまつわるあれこれと、コーヒーと。大山崎を盛り上げる人たち。

〈Relish(レリッシュ)〉

日常づかいにぴったりの食まわりの道具と食材と。
旬の食卓レッスンなどの料理教室に併設されたショップ&ギャラリー。歩いて10分の距離にある〈レリッシュ食堂〉では、月替わりの季節のおべんとう(味噌汁付き)1,500円のテイクアウトも。

■京都府乙訓郡大山崎町大山崎竜光49
■075-953-1292
■10:30~17:00
■月休(祝・毎月10日は営業、翌日休)、ほか不定休あり

〈大山崎 COFFEE ROASTERS〉

焙煎して3日以内の豆だけを挽かずに豆のまま販売する。
焙煎所を営むのは中村まゆみさん・佳太さん夫妻。シングルオリジンを扱い、熱風式焙煎機で20分以上かけて焙煎することで「どんな淹れ方をしてもおいしいと思える、雑味のないコーヒーを」と焙煎担当の佳太さん。

■京都府乙訓郡大山崎町大山崎尻江56-1
■075-925-6856
■10:00~15:00
■日~水、金休ほか臨時休業あり

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