冬限定の看板メニュー、いちごワッフル(180元)と、ウィンナーコーヒー(130元)。
2022.02.11

おうちで旅行気分。 【台湾】いつか行きたい!おすすめの老舗名物喫茶店を巡る旅へ。

なかなか海外旅行ができない今だから、写真で思いを馳せてみませんか?今回は、台湾で地元の人に愛され続けるローカルな老舗喫茶店をご紹介します。

1.創業65年の老舗喫茶店〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉へ。お土産に香港式スイーツを。

店頭にPROBAT社の焙煎機が置かれ、コーヒーの香り
が店内を包み込む。オーナー自ら焙煎をする。
店頭にPROBAT社の焙煎機が置かれ、コーヒーの香り が店内を包み込む。オーナー自ら焙煎をする。
〈蜂大咖啡〉自慢の香港スイーツ。左から、ウォールナッツクッキー20元、ひよこケーキ15元、あわびケーキ20元。
〈蜂大咖啡〉自慢の香港スイーツ。左から、ウォールナッツクッキー20元、ひよこケーキ15元、あわびケーキ20元。
〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉
〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉
店頭にPROBAT社の焙煎機が置かれ、コーヒーの香り
が店内を包み込む。オーナー自ら焙煎をする。
〈蜂大咖啡〉自慢の香港スイーツ。左から、ウォールナッツクッキー20元、ひよこケーキ15元、あわびケーキ20元。
〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉
〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉

「台北でのんびり朝食を取りたいならここ」と毛さんとアーロンさんが案内してくれたのが西門の〈蜂大咖啡(フォンダコーヒー)〉。トーストなどの朝食セットと香り高いコーヒーで素敵な朝を迎えることができる。創業して65年の〈蜂大咖啡〉は台北のランドマーク的なお店となっている。初代は養蜂家で、その後、コーヒー店を営むことになった時に「蜂」の字をお店の名前につけた。

コーヒーは人気の阿里山など7種の豆をブレンドした自家焙煎。〈蜂大〉の豆を買いに来るファンも多いほどだ。毎朝、曹さんがコーヒーを焙煎する。オリジナルの焙煎以外にも、日本から持ってきた水出しコーヒーのマシンが置かれて、ポツポツと落とされたコーヒーを使ったアイスコーヒーもおすすめだ。〈蜂大〉のモーニングセットに加えて、香港式のクッキーもここの名物になっている。店頭でクッキーを買って、店内でコーヒーを飲むことをルーティンにする常連さんも多い。

(Hanako1197号掲載/photo : teikoukei text : phoebe wang coordination : Chen Tsuiwen produce : Hanako.taiwan)

2.地元の人々が集まる名物喫茶〈上上咖啡〉。受け継がれてきたおいしい料理とコーヒーを。

ボルシチセット260元はトースト、ガーリックトースト、ライスから選択可。食後にはコーヒーか紅茶もどうぞ。
ボルシチセット260元はトースト、ガーリックトースト、ライスから選択可。食後にはコーヒーか紅茶もどうぞ。
老舗喫茶店のサイフォン式コーヒーは試すべき。ブルーマウンテン150元が看板メニュー。
老舗喫茶店のサイフォン式コーヒーは試すべき。ブルーマウンテン150元が看板メニュー。
壁に飾られた絵、並べられている小物はオーナーが海外旅行中に集めた記念品。隅々にまで思い出がある。
壁に飾られた絵、並べられている小物はオーナーが海外旅行中に集めた記念品。隅々にまで思い出がある。
〈上上咖啡(シャーンシャーンカーフェイ)〉
ボルシチセット260元はトースト、ガーリックトースト、ライスから選択可。食後にはコーヒーか紅茶もどうぞ。
老舗喫茶店のサイフォン式コーヒーは試すべき。ブルーマウンテン150元が看板メニュー。
壁に飾られた絵、並べられている小物はオーナーが海外旅行中に集めた記念品。隅々にまで思い出がある。
〈上上咖啡(シャーンシャーンカーフェイ)〉

食事の時間になると、半数以上のテーブルには赤色のボルシチが置かれる。牛骨、牛ばら肉と野菜を4時間煮込んで出来た栄養満点の濃厚スープだ。ほかに薬膳ハトムギのスペアリブスープである台湾風の四神薏仁排骨湯(スー シェンイーレンパイグゥターン)や野菜かぼちゃスープも人気。軽く食べたいならサンドイッチと厚切りトーストもある。

サイフォンでいれたコーヒーは、深煎りコーヒーを愛するアーロンさんのおすすめだ。ちょっとレトロな雰囲気を楽しみたい時には、台湾では珍しいコーヒーフロートをどうぞ。凝縮された時間で生まれた老舗の思い、店の味を守りつつ、お客さんの心と胃袋を満たしている。

〈上上咖啡(シャーンシャーンカーフェイ)〉
数十年前から受け継がれてきたおいしい料理とコーヒーを提供する。
■台北市延平南路95號
■02-2314-0064
■10:30~21:00(土日9:00~19:00)無休
■50席/禁煙

(Hanako1193号掲載/photo : teikoukei text : phoebe wang coordination : Chen Tsuiwen translation : deby tsai produce : Hanako.taiwan)

3.台中のレトロ喫茶店を巡る。コーヒー豆の専門店が営む老舗喫茶〈中非咖啡〉へ

冬限定の看板メニュー、いちごワッフル(180元)と、ウィンナーコーヒー(130元)。
冬限定の看板メニュー、いちごワッフル(180元)と、ウィンナーコーヒー(130元)。
子供時代の思い出が詰まった、バナナスプリットをアレンジ。バナナや旬の果物も。170元。
子供時代の思い出が詰まった、バナナスプリットをアレンジ。バナナや旬の果物も。170元。
「アメリカンクラブハウスサンドはお昼にぴったり!」
「アメリカンクラブハウスサンドはお昼にぴったり!」
木製家具、レトロなレースカーテン、アンティーク調のテーブルライト、すべてが欧風でエレガント。
木製家具、レトロなレースカーテン、アンティーク調のテーブルライト、すべてが欧風でエレガント。
冬限定の看板メニュー、いちごワッフル(180元)と、ウィンナーコーヒー(130元)。
子供時代の思い出が詰まった、バナナスプリットをアレンジ。バナナや旬の果物も。170元。
「アメリカンクラブハウスサンドはお昼にぴったり!」
木製家具、レトロなレースカーテン、アンティーク調のテーブルライト、すべてが欧風でエレガント。

台中の旧市街を散策すると、日本統治時代に残されたバロック建築があふれて、建築散歩に最適。そしてその路地裏には、老舗の喫茶店もたくさん隠されている。台中を拠点に活動しているデザイナーのsybil-hoさんが、うれしそうに行きつけのお店リストをシェア。いつも気分によってお店を使い分ける。

おいしいコーヒーとともに、コーヒー豆を買いたいなら〈中非咖啡〉が一押し。1977年にコーヒー豆の卸売店として立ち上げ、1992年にはカフェスペースを設置。オーナーの廖仁村(リィアォレンツゥン)さんは毎朝お店で豆を焙煎しながら、常連さんたちと世間話をする。コーヒー豆は日本の喫茶店から影響を受けたという昔ながらの深煎りから、いま流行りの中・浅煎りまで種類豊富。コーヒーに専念するため、食事メニューはシンプルに。

〈中非咖啡(ジョーンフェイカーフェイ)〉
コーヒー豆と器具の専門店。優雅なカフェスペースに惹かれる女性の常連客も多い。
■台中市西區四維街46號
■8:00~22:00 無休
■54席/禁煙

4.台中に行くなら、レトロな街を歩こう。風情漂う喫茶店〈巧園咖啡〉

9つのおかずが盛り付けられた台湾式セット(120元)。お粥がおかわり自由なのもうれしい。
9つのおかずが盛り付けられた台湾式セット(120元)。お粥がおかわり自由なのもうれしい。
〈巧園咖啡(チャウエンカーフェイ)〉
洋式のモーニングセットには、オレンジジュースと厚切りトースト、そしてコーヒーがついて120元。
洋式のモーニングセットには、オレンジジュースと厚切りトースト、そしてコーヒーがついて120元。
レンガ色のバーカウンターに、背当てが革製の椅子がずらっと並ぶ。居心地は満点。
レンガ色のバーカウンターに、背当てが革製の椅子がずらっと並ぶ。居心地は満点。
〈巧園咖啡(チャウエンカーフェイ)〉
〈巧園〉の常連のおばあちゃんは90歳だ。一人でコーヒーを楽しむのが日課。
〈巧園〉の常連のおばあちゃんは90歳だ。一人でコーヒーを楽しむのが日課。
〈巧園咖啡(チャウエンカーフェイ)〉
9つのおかずが盛り付けられた台湾式セット(120元)。お粥がおかわり自由なのもうれしい。
〈巧園咖啡(チャウエンカーフェイ)〉
洋式のモーニングセットには、オレンジジュースと厚切りトースト、そしてコーヒーがついて120元。
レンガ色のバーカウンターに、背当てが革製の椅子がずらっと並ぶ。居心地は満点。
〈巧園咖啡(チャウエンカーフェイ)〉
〈巧園〉の常連のおばあちゃんは90歳だ。一人でコーヒーを楽しむのが日課。
〈巧園咖啡(チャウエンカーフェイ)〉

今日はシホウさんおすすめの、台中の旧市街地にある〈巧園珈琲〉の朝ごはんから始めよう。重厚な木枠のついたガラスのドアを開けると、目の前には時間が止まったような古い佇まいの喫茶店の風景が広がる。〈巧園〉は開業してもう40年にもなる、この町では古株的存在だ。

オーナーの楊澤祥(ヤン・ゾウヤン)さんは、20年前に先代オーナーからこの店を譲り受け、日替わりの朝食とランチ、ブレンドコーヒーを出すお店として営業を続けている。歌が好きなオーナーは、好きな日本の演歌をかけることがルーティン。いつもはサイフォンコーヒーを淹れながら、お客さんとおしゃべりに興じ、ランチタイムになると近くで働く人の昼食を手際よく作って、お客さんの波をさばく。〈巧園〉は“静かに月日を送れますように”を意味する言葉。町中の小さなコーヒー屋さんは、いつでも来る人をおいしい料理で楽しませてくれる、オアシス的存在なのだ。

〈巧園咖啡(チャウエンカーフェイ)〉
コーヒー豆と器具の専門店。優雅なカフェスペースに惹かれる女性の常連客も多い。
■台中市西區四維街46號
■8:00~22:00 無休
■54席/禁煙

(Hanako1196号掲載/photo : Jimmy Yang text : phoebe wang coordination : Chen Tsuiwen translation : deby tsai produce : Hanako.taiwan)

Navigators

◆毛家駿(マオ ジャジュン)/空間デザイナー兼カフェ〈時常在這裡(スーツァンザイザーリー)〉店主。台湾と日本を中心に実用的なものを探している。

◆アーロン/〈時常在這裡〉のシェフパティシエ。食材本来の味が楽しめるスイーツが好き。幸せな気分になれるスイーツを作りたい。

◆sybil-ho(シホウ ホ)/イラストなどを扱うデザイナー。紙とファブリック作品の制作も。旅行と日常生活の様子をSNSで発信。Instagram : @sybil_1990

台湾の日本好きに向けて発信するウェブメディア。
https://taiwan.hanako.tokyo/

編集部
編集部 / Hanako編集部

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