超初心者でもできる!「投資」レッスン 第4回目 口座開設で、今日から投資家の第一歩を踏み出そう LEARN 2022.03.23PR

2月13日(ニーサの日)に配信されたオンラインイベントで、投資に関するアンケートを実施したところ、多くの人から「投資の悩みや不安が解消された」、「正しい知識を身につけていれば投資は難しくないと思った」といった意見が寄せられました。さらに、投資に関心のあるハナコラボメンバーのうち、オンラインイベントに参加した約半数から「1ヶ月以内に投資を始めたい」という回答が。同時に「投資(つみたてNISAを含む)を始めるにあたっての口座開設の方法を詳しく知りたい」という意見も多くみられました。
そこで、ハナコラボのプロデューサー兼ディレクター土屋志織と一緒に口座開設に挑戦してみました。(PR/日本証券業協会)

証券会社や銀行の窓口に行けば、対面で疑問に答えてもらえる。ネット証券なら、いつでも自分のペースで口座開設ができる。「スマホで挑戦しようと思います」と土屋。
証券会社や銀行の窓口に行けば、対面で疑問に答えてもらえる。ネット証券なら、いつでも自分のペースで口座開設ができる。「スマホで挑戦しようと思います」と土屋。

 金融商品の取引(投資)を行う場合、証券会社や銀行などの金融機関に証券取引用の口座を開設することが必要です。金融機関とひとくちに言っても、銀行、証券会社、ネット証券など種類はさまざま。
そもそも「なぜ銀行には普通預金の口座があるのに、口座を新たに開設する必要があるの?」と思う人も多いでしょう。それは、投資で購入した金融商品を管理するために必要だから。
つみたてNISAをスタートする場合は、後述する証券取引用の口座(一般口座、特定口座)とは別に、つみたてNISA専用の口座も作ることが不可欠です。ここで重要なのは、つみたてNISA口座は一人1口座しか持つことができないため、取り扱い商品やサポート体制の充実度などをチェックしたうえで“どこに開設をするか”を考えること。
 「ここで作りたい、という証券会社がありましたので、オンラインで登録してみようと思います」と土屋。

まずは金融機関を選びましょう

対面型の証券会社、ネット証券、銀行など種類やその特徴はさまざまですが、口座の開設は誰でも無料で行うことができます。“どこで開設するか”の選び方の参考にしたいのが、金融機関の取り扱い商品を把握すること。証券会社は扱う金融商品の種類が豊富で国内株式や投資信託、国債など幅広い銘柄を扱っており、投資情報の提供サービスが充実しているのが特徴です。ネット証券は、24時間いつでも注文の受付をしているので日中は仕事や家事で時間が取れない人にも便利。銀行は身近な金融機関なので、窓口などで気軽に相談ができる安心感がありますが、株を取り扱っていないなど証券会社に比べて扱っている金融商品の種類が少ないことに注意が必要です。つまり、株や債券などいろいろな投資をしてみたいなら証券会社、ひとまず投資信託から始めてみるなら銀行、というのがひとつの選び方のポイントになります。
「銀行でも口座が作れると聞きました。私はつみたてNISAを始めたいと思っているので、投資信託の金融商品が多く揃っているかで金融機関を選びたいです」とあらかじめ予習をしている土屋。

NISA
ネットなら思い立った時にスマホで口座のチェックも。
ネットなら思い立った時にスマホで口座のチェックも。

スムーズな開設のため、あらかじめ書類を用意しよう

金融機関を決めたら、店舗やインターネット、電話で口座開設申込書を請求しましょう。申込書に必要事項を記入して、必要書類を添えて提出すれば取引口座をつくることができます。用意するものは、マイナンバー(個人番号)確認書類、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類、印鑑、振込先金融機関の口座番号がわかるもの。金融機関や税務署の審査を経て、口座開設という流れになります。

マイナンバー(個人番号)確認書類、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類、印鑑、振込先金融機関の口座番号がわかるものを用意しよう。
マイナンバー(個人番号)確認書類、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類、印鑑、振込先金融機関の口座番号がわかるものを用意しよう。

証券取引用の口座は「特定口座」か「一般口座」から選ぼう

 証券取引用の口座開設で多くの人が悩むのが「特定口座と一般口座のどちらを選ぶか」ということ。その違いは「投資で得た利益に対する税金の納め方」です。
本来、投資で得たお金には税金がかかり、投資家自身が確定申告を行なって納税するのが原則ですが、
以下の3つの税金の納め方があり、自分に合った方法を選ぶことができます。

①「一般口座」:損益計算や納税手続きをすべて自分で行わないといけません。
②「特定口座(源泉徴収あり)」:金融機関が投資家のかわりに1年間の取引をまとめた報告書を作り、納税手続きまで行ってくれます。
③「特定口座(源泉徴収なし)」:金融機関が投資家のかわりに1年間の取引をまとめた報告書を作ってくれますが、納税手続き(確定申告)は投資家が行う必要があります。

「つみたてNISAは税金がかからない制度なので、税金のことは関係ないと思っていましたが、証券取引用の口座開設には「特定口座と一般口座のどちらかを選ぶ」必要があるとは意外な盲点でした。いずれ課税口座での取引にも興味があるので、自分で確定申告をする際に一緒に申告するかちょっと悩んでしまいます。でも、納税方法によって口座に違いがあることが事前にわかって助かります」と、特定口座にするか一般口座にするか、土屋はちょっと考えたいようだ。

確定申告など煩雑な手続きが心配な人は「特定口座(源泉徴収あり)」へ。
確定申告など煩雑な手続きが心配な人は「特定口座(源泉徴収あり)」へ。

つみたてNISAの口座は?

証券取引用の口座選択が終わったら、いよいよ「つみたてNISA口座」の開設です。つみたてNISAは「投資で得た利益に対する税金がかからない制度なので、確定申告は不要」です。

最後に つみたてNISAの口座での注意事項

「リスクを最小限に抑えて投資を始めたい」という人から注目を集めているつみたてNISA。投資で得た利益を年間40万円まで、最長20年間非課税にできるうえ、金融庁が示した基準を満たした投資信託がラインナップされているため、投資初心者のなかには「はじめるならつみたてNISA」と思っている人が多いようです。その一方で、つみたてNISA口座は、一人1口座しか作ることができないので「ついついどの金融機関を選ぶべきか慎重になる」という土屋。
つみたてNISAは頑張って口座開設してしまえば、後は「定期」かつ「継続的」に取引される積立形式のため“ほったらかし”にしておくこともできます。ただし、自分の大切なお金のことなので、少なくとも半年に1度は運用状況を確認しましょう。

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口座を作ってみた人

土屋志織
つちやしおり 1990年生まれ。Hanako読者コミュニティ『ハナコラボ』担当プロデューサー兼ディレクターディレクター。趣味はレコードバー巡りとダンス。最近は料理と投資も少し勉強中。

photo Taro Ohta text Keiko Kodera illustration Mariko Matsumoto model Saori Tsuchiya

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