木のアイテムがある暮らし。 暮らしの中に取り入れたいウッドアイテム5選。抗菌や防虫、リラックス効果も! LEARN 2021.11.23

暮らしの中に植物があると心がやすらぐ。さらに木には調湿作用があったり、日陰を作るなど省エネな室内環境も整えてくれる。木製のものを使うことで環境を意識することもできそうだ。

日本は国土の約3分の2を森林が占める、世界でも有数の森林国。森はCO2を吸収してくれるほか私たちの暮らしを災害から守ってくれる、共存が欠かせない存在。日頃から、植物を育て、豊かな自然に思いを馳せたい。日本の森林は約4割が、人が木を植えた人工林。私たちが木材を使うことで「伐って、使って、植えて、育てる」という人工林のサイクルをまわしていける。

国産の木材が多く使われれば、間伐など山に手入れがされて、CO2の吸収量が増える。また国産の木材を選べば、海外から木材を輸送するよりエネルギー負荷も抑えることができる。だから、家具やインテリア、キッチンで使う道具を選ぶときに、プラスチック製でなく国産の木製のものを選んでみるのがおすすめだ。木製のものは、使っているうちに手になじんだり、風合いが変わって愛着がわくもの。修理しながら使うことができるものも多く、長く使えるところもいい。

(Hanako1202号掲載/photo : Shinnosuke Yoshimori styling : Yui Otani hair & make : Yuka Takamatsu model : Bebe illustration : Shoko Kawai text : Kana Umehara, Motoko Sasaki edit : Kana Umehara)

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