エコと福祉とアートをつなぐ。デイリー使いにもぴったり!沖縄で手に入る「牛乳パックバッグ」とは?
2018.08.26

エコとお洒落の共存。 エコと福祉とアートをつなぐ。デイリー使いにもぴったり!沖縄で手に入る「牛乳パックバッグ」とは?

一見すると、なめし革にしわ加工をほどこしたような風合い。実際に手に取ってみるとその軽さに思わず驚く。この無垢で味のあるバッグが、牛乳パックでできていて、それも沖縄で手に入るって、知ってました?

編集部 / Hanako編集部

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〝継続的〟な手仕事で、しあわせの輪を広げる。

東京でジュエリーデザイナーとして働いていた桃原章子さんは、ひとりでのものづくりに息詰まることがたびたびあったという。一度、その生活を離れて、生まれ故郷の沖縄に戻り、福祉関連の仕事へ。そこでさまざまな障害のある人と接するうちに、みんなが生き生きと楽しんでできる仕事を模索し始め、いつかネットで見た牛乳パックを再利用したバッグを思いつく。

手探り状態からのスタートだったが、みなで試行錯誤しながら作業をするうちに確かな手ごたえを感じるようになったという。作業は飲料パックの個別回収に始まり、解体したものを手もみして形を整える。ひとつのバッグを作るために、10〜15個のパックを必要とするため〝素材〞を成型するのはもっとも大切な仕事。その工程を経て、ミシンで縫製。こうして完成するのが〈Le cocon〉の牛乳パックバッグだ。

「消費していくだけのものづくりではなく、大切にものを使い続ける楽しさを伝えていきたい。牛乳パックは紙質がよく、防水性にも優れている。多少パックの擦れがあっても、お直しをするほど、どんどん丈夫になっていくんです」。写真は、トート(横長)参考商品。持ち手には米軍基地のフリーマーケットで見つけた端切れを使用。現在は47都道府県のご当地飲料パックを使ったプロジェクトも始動。エコと福祉をつなぐ〝持続可能〞なものづくりが一層注目を集めている。

桃原さんの作品をあつかう糸満市の〈カフェ&ギャラリー うみと〉。沖縄の作家による雑貨や器、ジュエリーなどを集めたギャラリーにカフェを併設。沖縄風石焼ビビンバ(1,500円)などの提供も。

〈カフェ&ギャラリー うみと〉
■沖縄県糸満市喜屋武1307
■080-6480-1310
■11:00~日没/月~金休(祝の場合は営業) 
■15席/禁煙

桃原章子/とうばる・しょうこ
ジュエリーデザイナーや障害のある子どもたちのアート教室講師を経て、2014年に〈Le cocon〉を立ち上げる。現在は県外のショップでの取り扱いも。

(Hanako1160号掲載:photo : Yoichi Nagano text : Keiko Kodera)

編集部

見た目は完全に、お洒落な革バッグ!デイリー使いに欲しいです!!

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