地元ならではの食材や調味料を巧みにアレンジ。 旅に出たら、チョコレート。わざわざ訪れたいローカルショコラトリー3選【岡山・広島・尾道】

FOOD 2021.02.07

今、地方のショコラトリーが熱い。都心とはまた違った個性を打ち出し、豊かな感性で作るチョコレートはハートフル。今回はそんな彼らのチョコレートの魅力にフォーカスしてみよう。今回は岡山・広島・尾道のローカルショコラトリーをご紹介します。

【岡山】〈石挽カカオissai〉

左・粗挽きカカオキューブ各520円(各税込)。右・コロンビア、マダガスカル、ガーナの3種入りテイストセット1,950円。
左・粗挽きカカオキューブ各520円(各税込)。右・コロンビア、マダガスカル、ガーナの3種入りテイストセット1,950円。

石の街・矢掛町に誕生した店が作るのは、昔ながらの石臼で仕上げる薫り高い本格クラフトチョコレート。原材料はカカオ豆と和三盆のみ。地元産白花崗岩の石臼を使い、カカオ産地ごとの味わいを大胆に表現したチョコは、石臼形のフォルムも特徴。

〈石挽カカオissai(イシビキカカオ イッサイ)〉

■岡山県小田郡矢掛町矢掛3074-1
■0866-63-4245
■12:00~17:00 火水木休
■4席/禁煙

【広島】〈rit. craft chocolate and coffee〉

左上・カセットチョコレート700円。左下・レコードチョコレート1,600円。右・ピアノタブレット各1,200円。
左上・カセットチョコレート700円。左下・レコードチョコレート1,600円。右・ピアノタブレット各1,200円。

「ヌードがもっとも美しい」という発想から、作るのはカカオ豆とキビ砂糖だけが材料のビーントゥバーチョコのみ。店主の住居尚さんが店の工房で作るチョコレートは、7インチレコード型やカセット、鍵盤型などフォルムにも遊び心満点。

〈rit. craft chocolate and coffee(リタルダンド クラフトチョコレートアンドコーヒー)〉

■広島県広島市中区江波沖町3-5
■082-557-4413
■12:00~17:00(土日11:00~17:30)水木休
■30席(屋外ウッドデッキ)

【尾道】〈USHIO CHOCOLATL〉

左・柑橘ブレンド1,200円。右・倉敷薄荷ブレンド900円。中・生姜チョコレート1,000円。
左・柑橘ブレンド1,200円。右・倉敷薄荷ブレンド900円。中・生姜チョコレート1,000円。

合言葉は「食べるチョコレートから感じるチョコレートへ」。良質なカカオを求めて世界中の農園を巡り、その個性を引き立てることに邁進する。使用する食材とカカオの魅力を存分に表現したフォルムやパッケージも圧巻。その独創的な世界観に惹かれるファンも多い。

〈USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)〉

■広島県尾道市向島町立花2200 立花自然活用村 2F
■0848-36-6408
■9:00~17:00 火水休
■20席/禁煙

“スイーツエキスパート”な20人の審査員。

審査員
(Hanako1193号掲載/photo : MEGUMI styling : Mari Nagasaka text & edit : Kimiko Yamada)

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