ウイスキーを徹底解説!【バーボン連載第1回】 バーボン女子が解説!ウイスキー、基本のキ。 LEARN 2019.06.06

こんにちは!ハナコラボの高橋まりなです。普段からお酒をよく飲む私ですが、中でもとりわけ大好きなのが「バーボン・ウイスキー」。「度数が強く、お酒が苦手な人にはキツそう」「大人の男性が飲むもの」と思われがちなバーボン。実は、女性にこそオススメしたいお酒なのです!記念すべき第1回目は、ウイスキーを徹底解説。推しポイントや、銘柄までご紹介します。

そもそも「バーボン・ウイスキー」って?

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「バーボン・ウイスキー」は、世界5大ウイスキーのひとつとされる「アメリカン・ウイスキー」の1種。主にアメリカ合衆国・ケンタッキー州でつくられており、「バーボン法」の基準を満たしたウイスキーのみが名乗れる名称です。

原材料にはトウモロコシなどの穀物を使用。醸造、蒸溜を経て、内側を焦がしたホワイトオークの新樽で2年以上熟成させます。樽由来の、バニラフレーバーやカラメルのような香りが特徴。まろやかでコクのある味わいが女性にもぴったり!
ちなみに、「スコッチ・ウイスキー」はスコットランドで製造されるウイスキー。材料・製法も「バーボン・ウイスキー」とは異なります。

バーボン女子・高橋のオススメウイスキー3選

バーボンについて理解したところで、実際どんなバーボンにチャレンジしたら良いかわからないあなたのために、オススメウイスキーを徹底解説します。バーボンの平均度数は高いものだと50%以上になりますが、今回は比較的低めな40%台のものを厳選3選ご紹介!

1.「フォアローゼズ」

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私がバーボンにハマるきっかけとなったウイスキーです。飲む前にぜひ知っていただきたいのが、フォアローゼズの生みの親「ポール・ジョーンズ」の逸話。

『ポールは、舞踏会で一目惚れした美女にプロポーズ。それに対して「どうか次の舞踏会までお待ちください。プロポーズをお受けするなら、薔薇のコサージュを着けてまいります」と言い残して去った女性。約束の舞踏会の夜。彼女は、4輪の真紅の薔薇を胸に彼の前に現れたそうです。』

何ともロマンチックなエピソードではありませんか?!ラベルには、二人を結んだ真紅の薔薇が描かれていると言われています。私はこのエピソードを知ってから、フォアローゼズを飲むと何だか幸せな気持ちが増すようになりました。
フローラルな香りとフルーティーな口当たりが特徴。1杯目にソーダ割で飲むのがオススメです!アルコール度数もバーボンとしては低めな40%なので、ビギナーにぴったり。

2.「ウッドフォードリザーブ」

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バーボンが好きな知人に勧められて飲み、「こんなに美味しいウイスキーがあるのか...!」と衝撃を受けたウイスキーです。
1812年創業のケンタッキー州最古の蒸溜所「ウッドフォードリザーブ蒸溜所」でつくられるスモールバッチ(少量生産)バーボン。伝統製法を貫き、時間と手間をかけて丁寧に仕込まれています。毎年5月に開催されるアメリカ競馬界最大規模のレース「ケンタッキーダービー」のオフィシャルバーボンにも認定済。
ほんのりスパイシーながらも、フルーツやバニラのような、甘くなめらかな味。癖がなく、余韻がじんわりと続きます。ぜひ、ストレートかロックで飲んでいただきたいです。

3.ベイゼルヘイデン

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恵比寿の〈BAR Trench〉でバーテンダーさんにオススメしてもらい、好きになったウイスキーです。バーボンの先駆者「ベイゼル・ヘイデン」氏の名を冠したウイスキーは、8年の長期熟成ながらアルコール度数は40%まで抑えられています。
ライ麦比率は何とジムビームの2倍以上。先に紹介した2種類のバーボンよりもスパイシーながらも、飲み口はとてもスムーズ。ソーダ割はもちろんのこと、トワイスアップ(ウイスキーと常温の水を1対1で混ぜ合わせて飲む方法)でハーブティーや柑橘類のフレッシュな香りを感じながら楽しむのがオススメです!

☆連載『バーボン大好き!バーボン女子がお手伝い!おいしいバーボン、事始め』のまとめページはこちらから

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