日本の美味しさ簡単レシピ 【ふくのオイル漬 コンフ(プレーン)】のアレンジレシピ 「ふくのオイル漬コンフの茶碗むし」
旅行先で買ったり、おみやげでもらったストックフード、キッチンに埋もれてませんか?料理家さんたちが提案する、日本各地のストックフードを使った簡単レシピの連載をコツやポイントとともに紹介します。今回は、料理研究家の麻生要一郎さんが「ふくのオイル漬 コンフ(プレーン)」をアレンジしました。
本日のストックフードは…
博多のふぐ料亭が作る、ふぐの身を贅沢に使ったオイル漬け。ふぐの旨味が溶け出したオイルはもちろん、ほぐした身は料理の具材にも使えて、しかもお値段はお手頃。
【from 福岡県(福岡県福岡市博多区)】
良質な漁場が近く、九州中のいい魚が集まる。福岡市の人口あたりの魚料理店の数は全国1位。
作り方はこちら
■材料(2本分)
卵 ...............................................2個
だし汁 .................................. 300㏄
ふくのオイル漬「コンフ」
..........................................大さじ2
しいたけ ...................................2個
あおさのり .......................大さじ1
だし汁 .....................................90㏄
葛粉 ......................................... 少々
1.ボウルで卵をほぐし、だし汁を加えて混ぜ、ざるで濾す。
【point】
なめらかな茶碗蒸しにするためには、だし汁と卵を混ぜ合わせて、一度ざるで濾すのがポイント。
2.深めの器にふくのオイル漬「コンフ」としいたけを入れ、1の卵液を注ぎ入れる。
3.沸騰させた蒸し器に、アルミホイルで蓋をした2を入れ、弱火で25分ほど蒸す。
4.だし汁を火にかけ、あおさを加えて伸ばし、葛粉でとろみをつける。
5.蒸しあがったら、仕上げに4と「コンフ」をのせる。
「ふくのオイル漬コンフの茶碗むし」の完成です。
いつもの茶碗むしにふぐを加えるだけでリッチな味わいに。
今回レシピを教えてくれた先生は…
麻生要一郎(あそう・よういちろう)/建築、飲食、宿業を経て、料理研究家に。「毎日食べても飽きない家庭の味」がモットー。
■Instagram@yoichiro_aso
(Hanako1172号掲載/photo : Chihiro Oshima text & edit : Kayo Yabushita)
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