東京の「宝島」を訪ねて! インスタフォトグラファーが国内外の旅の景色をお届け!【#HanakoTravel】東京宝島スペシャル~大島編~

LEARN 2019.03.03

人気女性インスタグラファーが旅で体験したグルメ、アクティビティ、絶景などをお届けしている本誌連載企画「#HanakoTravel」。今回はそのスペシャルバージョンとして3月28日発売号に掲載予定の東京の「島」旅の模様を一足早く一部ご紹介します。今回は大島編です!
八丈島編はこちらから

今回旅をしたインスタグラファーは…?

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フォロワー数9万人を超える人気インスタフォトグラファー。人や景色はもちろん物撮りなど幅広い写真を撮り、光を最大限に掛け合わせた写真が得意。

1.週末だけのお楽しみ。森の中のカフェ〈きらく小屋〉へ。

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島を一周する大きな道路沿いにある小さな看板を見逃さないで。細い脇道を通り抜けると、森の中に突如カフェが見えてきます。〈きらく小屋〉は金曜〜日曜日の週三日営業。お料理やドリンクが出てくるまで、奥にあるお庭を散策してみましょう。季節の花々が咲き、果物や明日葉など食べられるものも。イチオシは「岩のりあしたば(しょうゆ味)」のピザ(800円)。パリパリの生地がとっても香ばしい。

2.風情ある街並みにある〈港鮨〉で、島の魚をいただきます。

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大島の南に位置する波浮(はぶ)集落は、川端康成の小説『伊豆の踊り子』ゆかりの地。港町らしく、漁船が浮かぶ青い海と古い家が並ぶ街並みは風情たっぷり。車を止めて、ぜひ散策を。このエリアには〈鵜飼商店〉のコロッケや、〈カフェ 島京梵天〉のたい焼きなど、食べ歩きにぴったりなお店から、島の魚を使った地魚にぎり(1950円)がいただける〈港鮨〉にもぜひ立ち寄って。金目鯛や赤いか、ほうぼうなど、どれも新鮮で美味! ボリューム満点の伊勢海老天丼(3300円)も見逃せません。

3.島の中央にそびえる三原山へは、優しくて力持ちの馬と一緒に。

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大島のシンボルともいえるのが三原山。島の中央にそびえ、今なお噴火を繰り返している活火山です。三原山山頂口から山頂まで舗装されており、スニーカーでも登れる気軽な山ですが、ぜひ馬に乗って一緒に登山してみるのもオススメです。日本の在来馬である与那国馬を飼育しているブルーヘイズ農場の平山秀茂さんによれば、その昔、馬に乗って三原山に登っていたとのこと。現在は観光乗馬として、馬の歩みに合わせてゆっくりと山頂を目指します。時には道草を食う馬と一緒に歩く時間になんとも癒されます。

4.大島の冬のお楽しみといえば、島を赤く染める可憐な椿。

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大島には300万本もの椿が咲き乱れ、冬の大島を赤く染めています。島内の至るところで見ることができる椿ですが、一番のスポットは大島公園。園内には海を見ながら真っ赤に咲き誇る椿を見ることができます。3月下旬にはオオシマザクラと椿が一緒に見られるのもお得な気分に。今年は3月24日(日)まで開催されている「椿まつり」では、着物に前垂れ、手ぬぐいをつけた「あんこさん」が出迎えてくれますよ。

5.〈藤井工房〉には、島の歴史を感じる貴重な資料がたくさん!

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島の市街地、元町地区にある〈藤井工房〉には、昔の大島の写真や資料、あんこさんの木彫りの人形などが所狭しと並んでいます。が今回、_hikari_____さんが見つけたのは、ラクダに乗ったあんこさんと水桶を頭に乗せたあんこさん。とても小さくて可愛いらしい! 今回は特別にケースから出して撮影させていただきました。

6.島のお母さん手作りのごはんがいただける〈浜のかあちゃんめし〉。

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大島にある2つの港のうちの一つ、岡田(おかた)港にある食堂で、漁協のお母さんたちによる手作りランチをぜひ味わって。白身魚を島唐辛子醤油に漬けた「べっこう丼」(1000円)や「あしたば天ぷら定食」(900円)など、島の味がいただけます。東京の島々に自生する明日葉は少しクセのある葉野菜ですが、とても栄養価が高く、島民に愛されています。天ぷらやおひたしのほか、ピザやパスタ、アイスクリームやケーキなど様々な料理に使われています。春先の新芽は柔らかくて苦味も少なく、一番の旬なんですよ。

7.島随一の夕日スポット〈サンセットパームライン〉からの夕焼け。

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島に来たなら、水平線に沈む夕日は必見です! 島の西側に位置する〈サンセットパームライン〉は絶好の夕日スポット。ドライブするだけでも気持ちいいので、好きな場所で車を停めて、沈みゆく夕日をゆっくり眺めて。中ほどにある「赤禿(あかっぱげ)」と呼ばれる突端から見る夕日はもちろん、波が打ち付けるダイナミックな海岸線はまるでハワイのよう!

8.荒涼とした大地が広がる裏砂漠は、東京とは思えない絶景ポイント!

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三原山の裏側には、真っ黒な火山岩に覆われた「裏砂漠」がどこまでも広がっています。「大島大砂漠」のバス停に車を停めて、歩くこと15分ほど。そこは何もない、月面のような世界にたどり着きます。360度遮るもののない景色の中でぽつんと立ち尽くす時、自分のちっぽけさを感じるはず。「こんな景色、見たことない!」と驚きながら、カメラを向けるのですが、目の前の景色がカメラの中に収まるはずもなく、また立ち尽くしてしまうのです。

いかがでしたか?
都心からすぐの島々には、自然、景色、食、そして人と、たくさんの宝物がありました。この続きは3月28日号のHanako誌面で詳しくご紹介しますのでお楽しみに!!

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『東京宝島』プロジェクトは3月22日~24日に〈東京ミッドタウン〉でイベントも開催!

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東京都では、東京の島々が持つ素晴らしい景観や特産品、文化などの地域資源を磨き上げ、
高付加価値化を図ることで、東京の島しょ地域のブランド化を目指す『東京宝島』事業に取り組んでいます。詳細は、公式ホームページHP(https://tokyo-treasureislands.jp/)

■イベント名:「東京宝島ミュージアム~あなたの知らない東京が見つかる~」
■日程:平成31年3月22日(金)から24日(日)まで 
■場所:東京ミッドタウン アトリウム(東京都港区赤坂9-7-1)
■問い合わせ先:東京宝島事業運営事務局(株式会社コミュニケーション科学研究所内)
メール tokyo-treasureislands@csi-net.co.jp
電話 03-6709-8434(平日10:00~17:00)

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