帽子やバッグ、アクセサリーなど。 【ハワイ島】伝統工芸「ラウハラ編み」を受け継ぐ、おしゃれなセレクトショップ〈Hana Hou〉とは?
ハラの葉を使って帽子やバッグ、アクセサリーなどを編む「ラウハラ編み」。そんなハワイの伝統工芸を受け継ぐ、ハワイ島・ヒロのおしゃれなセレクトショップ〈Hana Hou〉をご紹介します。
ラウハラを現代のライフスタイルに。
ラウハラ編みとはハラの葉を割いて糸状にして、帽子やバッグ、アクセサリーなどを編むハワイの伝統工芸。
ハラの繊維。ここまで細くして編みこむ。
ラウハラのバングル1個68ドル。
沖縄にもアダンの葉を使った同様な工芸があるが、ハワイではフラの道具入れなどに使われているそうだ。編み手が少なくフィリピン産のものにとってかわられ希少な存在。
ハワイ島のセレクトショップ〈Hana Hou〉でバイヤーを担当するシャディ・ファルディさんはオーナーである母ミッシェル・ゼーン・ファルディさんの影響を受けてラウハラ編みを始めた。
右がシャディさん。ラウハラの影響を受けたというお母様と一緒に。
〈ハナ・ホウ〉は26年前にアンティークショップとして開業し、15年前からセレクトショップの形に。
左上からバッグ70ドル、ハット(共にサンプル)、キルト160ドル、コースター1 セット20ドル、T シャツ42ドル、BAGUのバッグ各10ドル。
「人気の帽子は頭の先から編んでいき、帽子の形へと仕上げます。1週間で完成しますがすぐ買い手が決まってしまう」。ほかにも二人が集めたアンティークの布を使ったコースターやキルト、シャディさんが使って納得したハワイアンコスメも販売。
様々なプロダクトが品よくディスプレイされている。シャディさんが着ているのは応援しているデザイナーの服。日本でも便利そうなシックな色合い。ハワイ島のおしゃれスポットだ。
〈Hana Hou〉
コナのおしゃれショップ〈ハナ・ホウ〉。母がオーナー、娘が品物をセレクト。センスに定評がある。
■164 Kamehameha Ave., Hilo
■808-935-4555
■10:00~18:00、土9:00~16:00 日休
(Hanako1132号掲載/photo:Norio Kidera coordination:Kaori Mitani assistant coordination:Yumiko Maruyama)