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ワインをインポーターで選んでみない?
徹底的な品質管理で味わいを守る〈ラシーヌ〉とは
LEARN 2023.11.17
表面同様、ボトルの裏面に書いてあるのは造り手からのメッセージ。加えて注目すべきは、インポーターと呼ばれる輸入業者のシール。最高の状態でワインを運ぶプロとして、ワインの目利きとして、4人の「飲み手」のプロが頼りにする業者を教えてもらった。
徹底的な品質管理とともに次なるトレンドを創造する〈ラシーヌ〉

酸と繊細なテクスチャーを感じるバランスの良いワインを幅広く扱う〈ラシーヌ〉。彼らの個性は徹底的な品質管理にある。リーファー輸送はもちろん、現地での倉庫においても温度管理を行うほか、未開封で返品された商品の転売を避けたり、照明や温度の管理が難しいイベントや催事に参加しなかったり。こうした厳格な姿勢は、造り手の個性を“そのまま”飲み手に届けたいとの思いからだ。また世界のワインの情勢を見極め、新しい産地のワインを積極的に取り入れるのも特徴。ナチュラルワインやジョージアワインをいち早く取り扱った彼らは最近、ポルトガルワインに注力中。〈ラシーヌ〉を追えば、次なる定番が見えてくる。
ラシーヌ
合田泰子さん、塚原正章さんによって2003年に設立。“選び抜かれたワインを、良いコンディションでお客様のもとにお届けし、消費者にお楽しみいただくこと”を使命に、フランスを中心に、ジョージア、ポルトガルなどを含む現在13カ国のワインを取り扱う。http://racines.co.jp/