言いたいコト、書きたいコトバ…混じり気ナシ! 弘中綾香の「純度100%」~番外編 「韓国語を学びたい」その4~
ひろなかあやか…勤務地、六本木。職業、アナウンサー。テレビという華やかな世界に身を置き、日々働きながら感じる喜怒哀楽の数々を、自分自身の言葉で書き綴る連載の番外編。不定期更新です。
(photo : Yasutomo Sampei styling : Chie Hosonuma hair&make : Aya Murakami)
「TOPIK」
10月に受けたとお伝えしたTOPIKテスト、いよいよ結果が分かりました!(興奮して、先に結果をSNSに載せてしまいました。すみません!)200点満点中、152点で見事合格しましたー! ありがたやー!
このテストのシステムを説明し忘れていたのですが、TOPIKは難度別にⅠとⅡの2つの試験があります。Ⅰの方が易しく、もちろん私は今回そのTOPIKⅠの方を受けました。TOPIKⅠの中で4割方点数が取れると1級合格、7割方点数が取れると2級合格といわれています。上の級を目指す場合はTOPIKⅡを受けて、得点によって3級から6級まで分けられるという仕組みになっています。私は今回テストを受けるのが初めてということもあって、TOPIKⅠの1級合格狙いで臨んだのですが、幸運にも2級にごっつあん合格をしたということになります! 試験後、たぶん1級は受かってるんじゃないか?という自信はあったのですが、まさか2級まで行けるとは思わず! 点数的にギリギリではありますが、うれしい誤算とはこのこと!という感じであります~!
自分でも予想以上に出来が良かったから言えることなのですが、テストの点数を稼ぐということは苦手ではないみたいです。傾向と対策で、要領よく勉強すべきところだけを押さえて効率よく頭に詰め込むということは、良くも悪くも、日本の詰め込み教育の産物ということを改めて実感しました(笑)。
少し話は逸れますが、私はテストが出来るということと頭が良いということは別物だと思っていて、決められた範囲でだいたい何が聞かれるか分かっているようなテストの中でしっかり要点を押さえられることと、0から何かを産み出せることはまったく違っていて、私のやっているテスト勉強は少しゲームを攻略するのに似ているかと思います。この単語が聞こえたらコレを答えれば大丈夫とか、この単語が直後に来ているから答えはコレとか。そのテストにある法則を見つけて(これくらい大きなテストだと自分で見つけなくとも、参考書やテキストに沢山書いてあります)、覚えて、それを応用して答えて、といったように。しかもテストのためだけの短期記憶だから、すぐ忘れちゃうし。だから結局テストに受かってはいるけれども、語学力としての実態が伴っているかといわれると(私の場合は)正直自信はありません!ということで、この合格は良い意味でも悪い意味でも、私に「お前の頭はこういう脳みそだよ」と伝えてくれているようでした。
とはいえ、この先待ち受けているTOPIKⅡは小手先の対策では立ち向かえないと思いますし、とりあえず2級合格は合格としてありがたく受け取ります! 手取り足取り教えてくれる先生と、いつも一緒に頑張っているクラスメイトにも感謝! これからちゃんと2級に見合った実力、そして実際に使える韓国語を自分の中に蓄えなくてはと思っています。最近のレッスンではテキスト(『できる韓国語』)も初級Ⅰから初級Ⅱに変わり、文法もどんどん複雑に、そして発音もリエゾンしまくりになってきて中々ついていくのが大変です。テストが終わったことでダラダラとしている自分もいるし…。2023年もこんな風に皆さんに報告させてもらいながら、勉強頑張るぞー!