木村ミサと本日のティータイム 京都の老舗日本茶専門店〈一保堂茶舗 東京丸の内店〉へ。喫茶室でこだわりの一杯をいただく
LEARN 2022.07.26
みなさまこんにちは。木村ミサです。今回は、ずっと行ってみたかった〈一保堂茶舗 東京丸の内店〉へ行ってきました。以前、茶葉を購入して飲んだことはありましたが、店舗を訪れるのは初めて。京都に行かずとも東京でいただけるなんてうれしい気持ちです。それでは、本日もいってみましょう!
【本日の甘味と1杯目】1煎・2煎 のみくらべメニュー「玉露 甘露」
まずは「煎を重ねる」というお茶の楽しさを堪能できる玉露の飲み比べをいただきます。茶葉を摘み取る20日前に日差しを遮った状態で育て、葉っぱの旨味をぎゅっと詰め込まれているのが玉露の好きなところ。どちらも60度の低温で、じっくりと淹れていきます。
一煎目は、お抹茶のような香り。玉露と抹茶は作り過程が似ている兄弟のような関係なので、きっと抹茶のような香りがが印象的なのでしょう。お出汁のような旨味が口いっぱいに広がり、ぐっと心を洗われるような感覚になる。この余韻を楽しめるのが玉露の面白い所。
二煎目は、からっとした爽やかさを魅せてきます。この爽やかさは夏にいただきたくなるような一杯。同じ茶葉なのに、こんなにも印象が違うなんて…!と、お茶のおもしろさが感じられました。