水のご縁でつながった〈上賀茂神社〉と〈味の素AGF〉のSDGsへの取り組みを紹介します 京都最古の神社が守る水と出会い、完成した究極のジャパニーズコーヒー「神山湧水珈琲」の魅力
〈味の素AGF〉が世界文化遺産〈上賀茂神社〉の境内を流れる神山湧水と出会い、作り上げたジャパニーズコーヒー「神山湧水珈琲」。そもそも、両者の“水のご縁”はどのようにして始まったのか。コーヒーの開発秘話から、現在まで続く文化事業までの歩みをお届けします。水、そして自然を守るための取り組みを通して、いま私たちにできることとは?(PR/味の素AGF)
上賀茂神社・乾 光孝さんに話を伺いました!
「京都には古くから豊富な地下水源があり、賀茂川上流に鎮座する上賀茂神社の境内には複数の井戸があります。そのうちの1つが神山湧水です。水質検査を行ったところ、飲料に適用している水の中でも、まろやかな口当たりが特徴の超軟水。参拝者の多くは2リットルほどの空ボトルを持参して神山湧水を持ち帰るのですが、活用方法を伺ったところ、コーヒーやお茶に使用するそうです。
水を守る理由には、神社創建の根本的なところに密接な関わりがあります。上賀茂神社には古くから水徳神が祀られており、生きていく上でなくてはならない恵を与えてくださる信仰。神社の水が枯れてしまうと、京都全体が困ってしまいます。そのため、古くから私たちは水を守っているんです。
味の素AGFの方々は、私たち神社が知る文化的、歴史的な面ではなく、多くの生活者の視点から水を考えることができます。コーヒーを開発する際には、具体的に活用方法も示してくれました。初めて神山湧水珈琲を飲んだときは、京都の方言でいう“水くささ”(味が薄い、水っぽいなど)がなかった。まろやかさもありつつ、飲み干すまでコーヒーがしっかり残っていたんです。両立させるなんてすごいなと率直に感じましたね。式年遷宮でのお披露目は大変でしたが、目をいきいきとさせながらコーヒーを飲むみなさんの姿が見られて、とてもうれしかったです。
近年はなかなか外出するのがむずかしい状況ですが、参拝に来られる方からは『気持ちよかったので、また明日から頑張りたい』と言っていただけます。それは、上賀茂神社のサステナブルな営みがある証。日本では、過去に何度もパンデミックが起きていますが、2600年もの歴史がある上賀茂神社は克服し、境内は現在まで地図と変わらず同じ寸法で残っていて、祭りも続いています。色々な制約があり、気持ちが晴れない日々が続いているかと思いますが、ぜひお参りに来た際は、コーヒーを飲んで、明日の活力にしていただきたいです」(乾さん)。
2つの想いを書籍でも楽しんでみて
上賀茂神社を象徴する紋で、京都三大祭「賀茂祭(葵祭)」で使用されるフタバアオイを保護・育成する団体「葵プロジェクト」。そんな葵の歴史、環境問題など様々な角度から紹介し、「葵」を通して古からの上賀茂神社とSDGsとの関係性を紐解いていく書籍『京都 上賀茂神社と水のご縁 葵』が発売しました。味の素AGFも「式年遷宮記念文化事業」の一環として協賛し、上賀茂神社との水のご縁について紹介。歴史深い上賀茂神社をさらに深堀りし、サステナブルな活動の記録を知ることで、日本の自然の豊かさと守っていくことの大切さを実感することができます。
味の素AGFのサステナブルな水の取り組みにも注目!
コーヒーにとって、欠かせないのが“水”。味の素AGFでは三重県鈴鹿山麓、群馬県赤城山南麓の森の一部を「ブレンディの森」と名づけ、自治体と協力して森林整備による水資源の保護に取り組んでいます。森を整備することで水資源の保全になり、水の大切さと文化を伝えることができるとか。詳しい活動内容は、公式サイトをチェックしてみて。