DSC0122

もっと!日本のおいしさ簡単レシピ 日本が誇るスーパーフード!【長野県開田高原】の「そばの実」をつぶつぶサラダに。 Learn 2017.12.24

旅行先で買ったり、おみやげでもらったストックフード、キッチンに埋もれてませんか?その1品、ぱぱっとひと手間加えるだけで、きちんとしたひと皿になるんです。料理家さんたちが提案する、日本各地のストックフードを使った簡単レシピの連載を、より詳しく、コツやポイントとともに紹介します。今回は口尾麻美さんが「そばの実」をアレンジしました。

九皿目 口尾麻美さん×そばの実 ぷちぷち食感が楽しい、そばの実のサラダ。

今年、和のスーパーフードとして熱い視線を浴びた、そばの実。そのぷちぷちした食感が大好きという口尾さんが、フランスの国民的な料理ともいえるタブレ風にアレンジ。そばの実は、日本では雑炊にしたり、ごはんに加えて炊くといった使い方が多いけど。「サラダはもちろんですが、スープに入れてもおいしい。リトアニアでは、そばの実をオートミールのようにしてバターを落として食べたりもするんですよ」とのこと。

▶まずは、材料の下準備をします。

今回もすごくカンタン!まずはそばの実をゆでたら、あとは好みの葉野菜と赤玉ねぎを刻んで。

MOVIE_1002_06

▶赤玉ねぎはぜひ!あとは好きな野菜やハーブを加えて。

そばの実とみじん切りにした野菜、あとは塩、レモン汁、オリーブオイルとをよく混ぜ合わせる。本当にこれだけ。「今回はサラダ用の春菊とルッコラを合わせたけど、パセリだけでも。苦みのある野菜がおすすめです」と、口尾さん。

DSC0139

▶野菜を刻んで合わせるだけで、食感楽しいサラダに。

ほかに、トマトやサラダ菜、サラダ用ほうれん草もよいし、シソやミントを加えてもおいしいとのこと。けれど、赤玉ねぎは忘れずに。普通の玉ねぎよりも合うので、できたらこちらで。みじん切りが面倒なら、スライスでもよいのだそう。

DSC0119
DSC0133

▶ぷちぷち食感が楽しい、タブレ風のチョップドサラダ完成!

好みの葉野菜とハーブを細かく刻むだけで、そばの実ともよくなじんで、いくらでもぱくぱく食べられてしまう不思議なサラダ。塩とレモン汁、オリーブオイル、と調味料もごくごくシンプルなのに、香りや食感が楽しくてリピートしたくなる。「サラダとしてももちろんですが、グリルした肉や魚の付け合わせにしてもよいですよ」と、口尾さん。これからのシーズン、年末年始のパーティシーンにもぴったり。

今回使用したのはこちら

unnamed-1

【そばの実】

玄蕎麦の黒い外皮を加熱せず取り除き、香りを損なわず風味よく仕上げた。そば米ともいう。長野県でも有数の産地として知られる開田高原にある「霧しな」のそばの実 250g 600円。■お問い合わせ:銀座NAGANOtel03-6274-6018

今回のレシピはこちら

【そばの実のタブレ】

材料(2〜3人分)
そばの実……………1/2 カップ
春菊(サラダ用、葉の部分)
……………………………1/2束
ルッコラ……………………1袋
赤玉ねぎ…………………1/4個

A
塩……………………小さじ1
 レモン汁……………大さじ1
 オリーブオイル……大さじ3

作り方
1.鍋に湯をわかしてそばの実を入れ、やわらかくなるまで10〜15分煮たら、水気を切っておく。
2.赤玉ねぎはみじん切り、春菊、ルッコラは刻む。
3.ボウルに1.と2.とAを入れ、よく混ぜ合わせる。

レシピを教えてくれたのは……

【口尾麻美】

くちお・あさみ/料理研究家、フォトエッセイストとして旅先で出合った料理や食文化を紹介。著書に『旅するリトアニア』『トルコのパンと粉ものとスープ』など。台湾の「大同電鍋」を使ったレシピ本『はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話』を刊行したばかり。

(photo:Jun Katoz)

Videos

Pick Up

記事4_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅④ | カヌーで巡るマングローブ原生林、海が青すぎる展望台…世界自然遺産を体感!絶滅危惧種を含むユニークな動植物が数多く生息する鹿児島県の奄美大島。奄美群島のひとつである徳之島、沖縄島北部、西表島とともに2021年に世界自然遺産に登録され、海外からも熱い視線が集まっています。 サンゴを育む奄美ブルーの海と白砂がまぶしいビーチ、アマミノクロウサギをはじめとする天然記念物も暮らす亜熱帯の森やマングローブの原生林。地球の宝ともいえる、奄美ならではの美しい自然を味わってみませんか? 奄美大島は「アクセスが良くない」というイメージもありますが、LCCのPeachが運航する直行便なら、成田空港から約3時間、関西空港から約2時間。そして時期によっては片道4,990円からとリーズナブル! “遠い楽園”が身近になるPeachの直行便で奄美大島2泊3日の旅に出たのは、ハナコラボパートナーである藤井茉莉花さん。今回は美しい海岸と展望台、マングローブの森でのカヌーツアーを体験した絶景&アクティビティ編をお届けします。 ※奄美群島のアクティビティの情報は、「あまみシマ博覧会」のサイトでも探せます。 https://www.amami-shimahaku.com/ 公式サイトはこちらTravel 2023.03.22 PR
お散歩がてら“おいしい”を満喫!東京・町田のレトロなグルメスポット5選お散歩がてら“おいしい”を満喫!東京・町田のレトロなグルメスポット5選いま最も注目を集めるスポット・町田。活気あふれる商店街を始め、地元の人に愛される洋食店、100年以上続く名店など、気になるお店が盛りだくさんなんです。そこで、今回は“レトロ”をキーワードに、いま行くべきグルメスポットを厳選。次の休日、きっと町田に行きたくなる!(PR/町田市)Food 2023.03.22 PR
SPpeachPeachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅。2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で豊かな森も美しい海も楽しめ、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高くなるのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です! 日本のLCCを代表するPeachなら、奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損!Travel 2023.02.28 PR
記事2_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅② | とれたての海鮮丼から、島唄居酒屋で歌って踊って!?2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で、豊かな森も美しい海も楽しめ、「沖縄より混雑していない」ことでも注目されて、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高いのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です!日本のLCCを代表するPeachなら奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4,990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損! そこで、ハナコラボ パートナーである藤井茉莉花さんが奄美大島2泊3日の旅へ。 奄美に魅せられて移住し、現在は多拠点でライターや通訳士として活動する藤原志帆さん(https://enjoy-amami.com/)に教わったおすすめスポットをまわります。 今回は海鮮丼、島唄割烹、お土産のセレクトショップなど、グルメ&お買い物編をお届けします。 公式サイトはこちらTravel 2023.03.07 PR