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3月特集「新生活」。 通販で購入可!“東北の手しごと”を感じられる名刺入れ8選。 Learn 2021.03.24

3〜4月は、年度の変わり目を迎える時期。新社会人や部署異動などで、名刺入れを新しくしたいと考える人もいるのではないでしょうか。せっかくなら、愛着を持って使えるものを。東北6県の伝統工芸やクラフトなどを扱う通販サイト『#tohokuru / トホクル』で見つけた、“手しごとを感じられる”アイテムを集めました。

『#tohokuru / トホクル』とは?

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『#tohokuru / トホクル』は、青森県八戸市に拠点を構える企業〈金入〉が運営するオンラインショップ。青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島の東北6県で生まれた伝統工芸やクラフト、地域食品などを扱っています。

今回は、同サイト内で購入できる名刺入れをご紹介します。

『#tohokuru / トホクル』
『#tohokuru / トホクル』の名刺入れ特集はこちら

【青森県】〈南部裂織kofu〉の名刺入れ3,190円。

名刺入れ 東北 南部裂織kofu
名刺入れ 東北 南部裂織kofu
名刺入れ 東北 南部裂織kofu

青森県の南部地方(県東部)に伝わる「南部裂織」は、布が希少だった江戸時代ころから続く伝統工芸です。寒冷な気候により木綿が入手しにくかっため、使い古した古布(こふ)を細く裂いて横系に、木綿糸を経糸にして、再び織物にしていました。織物だったものを織り直すため、厚手で丈夫なのが特長で、使い続けるとやわらかな風合いになります。

古布を手作業で織っていくため、同じ柄のものはふたつとありません。

名刺入れ(赤) 販売ページ
名刺入れ(紺) 販売ページ

【福島県】〈QUE〉のカードケース1,980円。

名刺入れ 東北 会津木綿 QUE
名刺入れ 東北 会津木綿 QUE
名刺入れ 東北 会津木綿 QUE

「会津木綿」は、福島県の会津地方(県西部)に伝わる木綿平織り。丈夫で機能性が高く、さらに夏は涼しく冬は暖かく着られるため、農耕作業をするときの“野良着”としても重宝されてきました。
この「会津木綿」で作ったカードケースは、表は単色ですが、内側の仕切りに縞柄を使用しており、開いたときにアクセントとなります。

ブランド名は、会津を世に出すための「合図を出す=CUE」に由来。障害のある人に雇用の機会を生むため、福島県の福祉施設で作られています。

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【秋田県】〈冨岡商店〉のエイジング11,000円。

名刺入れ 東北 冨岡商店
名刺入れ 東北 冨岡商店

国指定伝統的工芸品である樺細工(桜皮細工)の製造元で、秋田県仙北市に本店を置く〈冨岡商店〉は、茶筒やトレイをはじめとする工芸品を製作しています。

樺細工の原料となるのは山桜の樹皮。山桜は定期的に伐採することで萌芽し、健康な樹に更新され、森を守ります。伐採された木材は、内側は紙の原料である「パルプ」に、樹皮は樺細工として利用されます。

古くは縄文時代から行われてきたとされる、樹の循環と樹皮の再利用を活かした樺細工の名刺入れです。使い込むほどにエイジングし、趣深い表情に。山桜の樹皮を磨いて光沢を出した「無地皮」と、より自然なままの「チラシ皮」の2種があります。

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【宮城県】〈不忘印刷所〉の白石紙子名刺入れ こけし 3,080円。

名刺入れ 東北 白石紙子
名刺入れ 東北 白石紙子
名刺入れ 東北 白石紙子

宮城県白石市の印刷会社〈不忘印刷所〉と、白石市の工芸品「白石和紙」づくりを行う〈佐藤紙子工房〉とのコラボレーション商品。

濡らした和紙に墨をつけて凹凸をうつし取る“拓本採り”という技法に、染めの工程を加えた“拓本染め”を編み出し、「こけし」柄の版木に着色しました。藍色、黄色、茶色の3色展開です。

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【山形県】〈佐藤工芸〉のmokuhen カードケース 7,700円。

名刺入れ 東北 mokuhen 佐藤工芸
名刺入れ 東北 mokuhen 佐藤工芸
名刺入れ 東北 mokuhen 佐藤工芸

将棋駒の国内生産シェア90%を誇る山形県天童市にある〈佐藤工芸〉は、伝統工芸品である「将棋の飾り駒」をはじめ、木製品を製造しています。これまでは捨てられてしまっていた端材を活用し、ペンスタンドやトレイなどに生まれ変わらせたのが「mokuhen」シリーズ。

カードケースは、これまでに培ってきた加工技術を駆使し、精密なスライドと薄さを実現。木目の美しさが際立つデザインです。

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【青森県】〈東北スタンダードマーケット×弘前こぎん研究所〉名刺入れ 2,420円。

名刺入れ 東北 こぎん刺し
名刺入れ 東北 こぎん刺し
名刺入れ 東北 こぎん刺し

青森県弘前市に伝わる伝統工芸「こぎん刺し」。綿は高級品で、多くの人は麻の服しか着ることができなかった時代に、厳しい冬を乗り越えるため、“こぎん(小布)”に“刺し子”を施したことから「こぎん刺し」と呼ばれるようになりました。

麻布の織り目の奇数のところに針を刺してつくる幾何学模様は600パターンにものぼり、複雑な模様であるほど裏面の糸が絡まって防寒性が増すといいます。

〈弘前こぎん研究所〉では、独自の図鑑を作るなどして美しい模様の保存に取り組んでおり、こちらの名刺入れは、東北の伝統工芸品を扱うセレクトショップ〈東北スタンダードマーケット〉が、図鑑の中から模様と生地色を選んだオリジナル商品です。

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【秋田県】〈藤木伝四郎商店〉の重皮 名刺入れ 11,000円。

名刺入れ 東北 藤木伝四郎商店
名刺入れ 東北 藤木伝四郎商店

嘉永4(1851 )年の創業以来、七代にわたり高品質な樺細工を作り続けている〈藤木伝四郎商店〉の名刺入れ。

高温に熱した金ゴテを使って成形する樺細工の技法を用いて、山桜の樹皮と牛本革を重ねました。牛本革は、白い「あわゆき」、ピンクの「しだれ」、黒い「ぶけやしき」、天然皮革の「こうよう」の4色展開。丁寧に磨かれた表面の桜皮は、しっとりとした光沢と手触りを楽しめます。

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【山形県】〈COOHEM〉CARD CASE 8,250円。

名刺入れ 東北 COOHEM
名刺入れ 東北 COOHEM
名刺入れ 東北 COOHEM

古くから繊維・紡績メーカーや染色業で栄えてきた山形県のなかでも、特にニット生産が盛んな山辺町にある〈米富繊維〉。1952年創業以来、自社ファクトリーで企画から生産までを一貫して行っています。2010年、形状の異なる素材を掛け合わせる“交編(こうへん)”の技術を用いたニットウェアブランド〈COOHEM(コーヘン)〉をスタートしました。

そのアーカイブ生地を使用した『#tohokuru / トホクル』別注の名刺入れです。内側は牛革で仕上げられ、マグネットで開閉するため、見た目の美しさだけではなく機能性も兼ね備えています。

販売ページ

photo:Natsume

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