ズボラ女子でも簡単に作れるレシピが満載! ミキサーなし!簡単にできる「じゃがいものポタージュ」。~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~
ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第19回は、潰したじゃがいもで作る「食べるポタージュ」をご紹介します。
今回のテーマ:「ミキサーなしでできる、じゃがいものポタージュ。」
たまにしか使わないキッチン家電は持ち合わせていないことが多い。だけど時々、便利家電が必要な料理を食べたくなってしまうときもある。そんなB面さんのための、ミキサーなしでできるじゃがいものポタージュの作り方をお届けします。
■材料(1人分)
じゃがいも…2個
水…適量
玉ねぎ…3/4個
長ねぎ…1/3本
サラダ油…適量
拍子切りベーコン…60g
ローリエ…1枚
イタリアンパセリ…2本
牛乳…150mL
チェダーチーズ…30g
塩…少々
胡椒…少々
しいたけ…2個
オリーブオイル…少々
ミキサーなしでも、切り方に条件あり。
【1】じゃがいもは皮をむき、乱切りにしたら水にさらす。玉ねぎは皮付きのまま使わない1/3を取り除き、残りは皮をむいて、繊維を断ち切るように薄切りに。味をしっかりのせたいときのスープはこの切り方!長ねぎは玉ねぎと見た目が同じになるよう、斜めに薄切りにする。
じっくりが甘みを引き出す。
【2】鍋にじゃがいもを入れ、じゃがいもがひたるくらい水を加えたら、中火と弱火の間くらいでじっくり加熱する。フライパンにサラダ油を引き、ベーコンを入れたら弱火で加熱。油がなじんできたら玉ねぎと長ねぎを加え、焦げないように注意しながら、しんなりするまでよく炒める。
おいしいスープは、弱火でコトコト。
【3】フライパンに水200mLを加えたら、底などに残っている旨味やコゲをしっかり混ぜながらこそぐ。ローリエ、パセリの軸を入れて弱火で煮込む。
じゃがいもは、やわらかくなるまで我慢強く茹でて。
【4】じゃがいもにヒビが入り、やわらかくなったら湯を切り、再び鍋にもどしてフォークで潰す。暖かいところで潰すと余分な水分がとぶので、より芋芋しいスープに。また、しっかり潰しておくと、スープにするときに混ざりやすい。
ポタージュベースがあると…。
【5】3のフライパンに潰した芋を加えて混ぜ合わせる。これがポタージュのベースに。たくさん作ったので、この時点でタッパーなどに保存しておくとよき(牛乳を入れる前の方が保存が効くため)。牛乳、チェダーチーズを入れてよく混ぜる。より濃厚な味、深さや風味を出すために、チェダーチーズは欠かせない。相性◎!味を見て、塩・胡椒で味を整えて。
ちょっとここで、見栄え用の具を。
【6】今日のポタージュをもっとおいしく、見栄えをよくするために、仕上げにのせるしいたけを準備。軸を取って2分割にしたら、フライパンにサラダ油を引き、断面がこんがりするまで両面焼く。
温まる準備、整いました!
【7】皿にスープを盛り付けたら、しいたけ、イタリアンパセリ、胡椒、オリーブオイルをトッピング。もしあればパンも一緒に。 ※スープの濃度は、牛乳でお好みに調整を!
休日の朝ごはんは、時間を気にせずにまったりと。まるで、北アルプスの少女の気分!クララは立てたようだけど、私は立てずにこのままゴロゴロして1日を過ごす。
ストックしてある幸せ。明日のおかわりも楽しみだ。
A面、B面女子とは…?
料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!