季節の変わり目に整理しよう。 クローゼットをすっきりおしゃれに!インナー&小物をきれいに見せる収納テクニック6選
パーソナルな空間ゆえ、気づけば「誰にも見せられない場所」になっているクローゼット。扉を開けるたびに惚れ惚れする収納になれば、暮らしはもっと快適に、豊かに変わるはず。そこで今回はナビゲーターを3人お迎えして、インナーや小物収納テクニックをご紹介します。
1.トーンを統一してすっきりインナー収納
「衣類の断捨離をするならタンクトップなどのインナー類から。ベーシックな形と色、季節を問わず使える素材を選ぶと着回ししやすく、数はぐっと抑えられるはず。トーンが揃っていると、引き出しを開けたときに気持ちがいいですよ」(柳沢)。
2.多機能S字フックはクローゼットの救世主!
「ショルダーバッグや小物を入れたトートバッグなど、なんでも引っ掛けておけるS字フックはクローゼット収納の必需品。長さ違いで使うとモノ同士がぶつからず快適ですし、収納力もアップ」(柳沢)。
3.季節外れのアイテムは大型プラスチックカゴへ。
「季節外れの衣類や小物は大きめのバスケットに入れてクローゼットの最上段の収納へ。木製のかごよりプラスチック製のほうがニットや巻物に引っかかりづらくて◎。同じサイズとカラーのもので統一するとクローゼット全体が整った印象に」(柳沢)。
4.中が見える網トートは巻物類の定位置。
「コーディネートの仕上げに選ぶストール類は、くるくる巻いてネットバッグに。S字フックにかけておくと取り出しやすく、外から色味も確認できるので、あれこれ選ぶ時間も楽しくなります。衣類小物は種類別に定位置を与えておくと行方不明になる心配もナシ」(柳沢)。
5.ランジェリー収納には香りのいい石鹸を。
「下着を収納する棚には好きな香りの石鹸を。ほんのり香りが移って身につけるたびに華やかな気持ちになりますし、下着への愛着が増して大切に扱うように」(柳沢)。
6.毎日使いたくなるかわいいスチーマー。
「アイロンやアイロン台が収納を圧迫しているなら、小さなスチーマーに変えてみては?繊細なブラウスのシワもさっとのばせて、脱臭・除菌もOK。アイロンに比べて軽く、ストレスフリーなので、毎朝パリッとした服で出かけられます」(市川)。
Navigator
大谷優依(おおたに・ゆい)/インテリアスタイリスト。女性誌などで雑貨やインテリアの紹介、空間イメージのスタイリングを手がける。広告やCMなどのインテリア装飾なども行う。
柳沢小実(やなぎさわ・このみ)/エッセイスト。著書などを通して、豊かな暮らしづくりのアイデアを発信。手間をかけず、すっきり見せられる収納術を研究中。整理収納アドバイザー1級。
市川渚(いちかわ・なぎさ)/クリエイティブ・コンサルタント。ファッション・IT関連のコンサルティングを行う傍ら、デジタルアイテムを使ったスタイリッシュな暮らしをメディアで発信中。
(Hanako1184号掲載/photo:Kazumasa Harada styling:Yui Otani text&edit:Yuriko Kobayashi)
※外出自粛要請に伴い、各問い合わせ先において電話対応が難しい場合もあります。ご了承ください。