なっとう娘の「ねばログ」第38回 長年愛され続ける「納豆チャーハン」を求めて!南青山〈ふーみん〉へ。
鈴木真由子24歳。納豆が好きでライブ配信を趣味で始めたところから始まり、今の「なっとう娘」という活動を仕事にすることを決める。納豆のより幅広い楽しみ方を一人でも多くの方に届けたいという想いで始めたコラム、ぜひ覗いてみてください♪ 今回は長年愛され続ける納豆チャーハンを求めて、南青山〈ふーみん〉を訪れました。
都心の地下に潜む人気店・南青山〈ふーみん〉
今回は「表参道駅」が舞台!納豆好きの方に教えていただいた納豆チャーハン、イチオシのお店〈ふーみん〉。表参道駅から歩いて徒歩約8分、〈小原流会館〉の看板にお目当てのお店の名前を発見。
看板すぐ横に位置する、どことなく昭和感が残った地下へと繋がる階段を降りていく。
目の前に飛び込んできたのは、平日のランチの時間を少しずらしたにもかかわらずお店の外に伸びる長蛇の列。地下に位置しているのにこの人気ぶりはすごい。
全納豆好きのどストライクな味「納豆チャーハン」、いただきます!
回転率がよく、すぐに店内へと通された。メニューにある「納豆チャーハン」を見つけ空腹感もMAXに。
すぐに「挽肉と納豆炒め」とともに注文し、卓上においてあるおかわり自由の「ザーサイ」に手を伸ばす。これがまた美味。ここの中華のレベルの高さをここにて見せつけられる。
10分たっただろうか、ザーサイに夢中になっていると「挽肉と納豆炒め」が運ばれてきた。
この野菜に巻いて食べるらしい。到着した際も納豆の香りはそこまで強くなく、美味しそうな中華の炒めものが届いた〜!!という印象である。
一口いただくと、挽肉の甘みやしいたけの旨味、すべての食材と手を取り合いながら味覚にゴールイン決めてくるこのお料理。お酒片手にずっと食べていたくなるような味の濃さで、くるむ野菜ともよく合う。
そしてついに来る、本命の「納豆チャーハン」。目の前に置かれるやいなや、品よく納豆が香り、私を包み込む。
人生最後の食事を外食でするなら?と聞かれたら「ふーみんの納豆チャーハン」と答えるかも知れない。そう脳裏をよぎるほど、私の好みどストライクだった。いや、全納豆好きのどストライクな味だろう。
チャーハン全体も決して油っこくなく、納豆一粒一粒がふっくらとしていて噛み進めていくごとに、幸せのボルテージが上がっていくような逸品だ。
納豆料理はもちろん中華も絶品。〈ふーみん〉
納豆チャーハンが終わってしまうことを、惜しみつつもすべて完食。厨房はオープンになっており、次々と美味しそうな中華料理が出来上がってくる。
納豆料理ももちろんだが、他の料理もとても美味しそうだったので(相席した人がお勧めを教えてくれた)また来たとき、納豆チャーハン片手に他の料理も楽しもうと思う。
〈ふーみん〉
■03-3498-4466
■東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B1F
■ランチ・11:30~16:00L.O.、ディナー・18:00~21:00L.O. 日休
【今週の納豆】「納豆チーズディップ」/〈だるま食品〉
●ねばり 0.1/5.0
●納豆のかおり 0.3/5.0
●豆のかたさ 0/5.0
納豆がほのかに香るか...?といったチーズディップ。ディップというより、ソースに近いような柔らかさである。正直、納豆好きとしては納豆を足して食べたいと思ったが、納豆が苦手な方もここからはじめたら、食べられるのかも!と思った。気になる方は、ご賞味あれ!
■前回の「創業50年老舗のカツ屋さん・浅草〈カツ吉〉へ!〜ねばっと、ゆるり「納豆旅」〜」はこちら